「美濃歌舞伎博物館 相生座」の版間の差分
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|名称 = 美濃歌舞伎博物館 相生座 |
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{{Otheruses|岐阜県の芝居小屋|[[長野県]][[長野市]]の[[映画館]]|長野松竹相生座|}} |
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|旧名称 = |
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'''相生座'''(あいおいざ)とは、[[岐阜県]][[瑞浪市]]にある[[芝居小屋]]、[[博物館]]である。正式には'''美濃歌舞伎博物館 相生座'''という。 |
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|画像 =[[File:Aioiza.jpg|300px]] |
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|画像説明 = |
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|用途 = [[博物館]] |
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|旧用途 = [[芝居小屋]] |
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|竣工 = 1887年~1897年頃 |
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|解体 = |
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|所在地郵便番号 = 509-6251 |
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|緯度度 = 35|緯度分 = 27|緯度秒 = 21.4 |
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|経度度 = 137|経度分 = 13|経度秒 = 05.8 |
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|座標右上表示 = yes |
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|位置図種類 = Japan Gifu |
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'''美濃歌舞伎博物館 相生座'''(みのかぶきはくぶつかん あいおいざ)とは、[[岐阜県]][[瑞浪市]]日吉町8004-25にある[[博物館]]。[[明治時代]]に建てられた[[地芝居]]の芝居小屋を移築復元したものである。 |
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[[江戸時代]]から[[明治|明治時代]] |
[[江戸時代]]から[[明治|明治時代]]の[[美濃国]]および[[飛騨国]]では、地元の人々による[[地芝居]]︵[[歌舞伎]]︶が盛んに行なわれていた。明治時代には数多くの芝居小屋が建てられており、美濃歌舞伎博物館 相生座の基となった2棟の芝居小屋もこの頃の建築である。[[太平洋戦争]]により多くは消滅したが、美濃歌舞伎を保存するために博物館化が構想され、1976年︵昭和51年︶に美濃歌舞伎博物館 相生座が開館した。
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日吉ハイランド倶楽部[[ゴルフ場]]の敷地内にある。現在は夏の納涼歌舞伎(8月最終土曜)と、秋の敬老歌舞伎(10月第1金曜)の歌舞伎公演が開催されている。日吉山日本刀鍛錬所、郷土資料館、宿泊施設の日吉宿本陣が隣接している。 |
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*「日吉山日本刀鍛錬所」「郷土資料館」の他、宿泊施設「日吉宿本陣」が隣接する。 |
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[[岐阜県まちかど美術館・博物館]]に登録されている。 |
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:日吉ハイランド倶楽部の営業日により変更あり。 |
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*8月最終土曜と10月第1金曜に定期公演をしている。 |
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*料金:無料 |
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== 建築 == |
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⚫ | 1887年(明治20年)から1897年(明治30年)頃に建築された2棟の芝居小屋の一部を移築した施設であり、舞台部分は岐阜県[[恵那郡]][[明智町]](現・[[恵那市]])にあった常盤座のものを、客席部分は岐阜県[[益田郡]][[下呂町]](現・[[下呂市]])にあった相生座」のものを移築復元している。 |
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⚫ | 展示物としては[[江戸時代]]からの歌舞伎衣装4500点、鬘など350点、小道具など300点を保管する。これらの展示物は1971年(昭和46年)に日吉ハイランド倶楽部に寄贈された物である。この寄贈を契機に従業員による歌舞伎が行われるようになり、1972年(昭和47年)に美濃歌舞伎保存会が結成された。美濃歌舞伎保存会は[[松本団升]]の演技指導を受け、相生座の開設を構想するきっかけとなったという。 |
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== 利用案内 == |
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* 入場料 |
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* 交通アクセス |
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== 岐阜県の芝居小屋 == |
== 岐阜県の芝居小屋 == |
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岐阜県は地芝居が盛んな地域であり、江戸時代から昭和時代に建設された木造芝居小屋が残っている。主な芝居小屋は以下のとおりである。 |
岐阜県は地芝居が盛んな地域であり、江戸時代から昭和時代に建設された木造芝居小屋が残っている。主な芝居小屋は以下のとおりである。 |
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*[[鳳凰座 (岐阜県)|鳳凰座]] |
* [[鳳凰座 (岐阜県)|鳳凰座]]([[下呂市]]) |
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*[[白雲座]] |
* [[白雲座]](下呂市) |
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*[[東座]] |
* [[東座 (岐阜県)|黒川の東座]]([[加茂郡]][[白川町]]) |
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*[[蛭子座]] |
* [[蛭子座]]([[中津川市]]) |
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*[[ |
* [[かしも明治座]](中津川市) |
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*[[常盤座 (岐阜県)|常盤座]] |
* [[常盤座 (岐阜県)|常盤座]](中津川市)<ref>相生座の舞台の移築元である常盤座とは異なる。</ref> |
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*[[五毛座]] |
* [[五毛座]]([[恵那市]]) |
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*[[熊野座]] |
* [[熊野座]](恵那市) |
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*'''相生座''' |
* '''美濃歌舞伎博物館 相生座'''(瑞浪市) |
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*[[村国座]] |
* [[村国座]]([[各務原市]]) |
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*[[皆楽座]] |
* [[皆楽座]](各務原市) |
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== 外部リンク == |
== 外部リンク == |
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*[http://nakasendou.jp/aioiza/ 美濃歌舞伎保存会 |
* [http://nakasendou.jp/aioiza/ 美濃歌舞伎保存会&相生座] |
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{{coord|35|27|21.4|N|137|13|5.8|E|region:JP-21|display=title}} |
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[[Category:歌舞伎の劇場]] |
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[[Category:岐阜県の劇場]] |
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[[Category:瑞浪市の教育]] |
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[[Category:明治時代の建築]] |
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[[Category:日本の建築物 (19世紀竣工)]] |
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[[Category:移築された建築物]] |
[[Category:移築された建築物]] |
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[[Category:1976年開 |
[[Category:1976年開設の博物館]] |
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[[Category:日本の木造建築物]] |
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[[Category:瑞浪市の建築物]] |
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[[Category: |
[[Category:演劇博物館]] |
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[[Category:素人歌舞伎]] |
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2024年2月29日 (木) 04:41時点における最新版
美濃歌舞伎博物館 相生座 | |
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情報 | |
用途 | 博物館 |
旧用途 | 芝居小屋 |
竣工 | 1887年~1897年頃 |
所在地 |
〒509-6251 岐阜県瑞浪市日吉町8004-25 |
座標 | 北緯35度27分21.4秒 東経137度13分05.8秒 / 北緯35.455944度 東経137.218278度座標: 北緯35度27分21.4秒 東経137度13分05.8秒 / 北緯35.455944度 東経137.218278度 |
概要[編集]
江戸時代から明治時代の美濃国および飛騨国では、地元の人々による地芝居︵歌舞伎︶が盛んに行なわれていた。明治時代には数多くの芝居小屋が建てられており、美濃歌舞伎博物館 相生座の基となった2棟の芝居小屋もこの頃の建築である。太平洋戦争により多くは消滅したが、美濃歌舞伎を保存するために博物館化が構想され、1976年︵昭和51年︶に美濃歌舞伎博物館 相生座が開館した。 日吉ハイランド倶楽部ゴルフ場の敷地内にある。現在は夏の納涼歌舞伎︵8月最終土曜︶と、秋の敬老歌舞伎︵10月第1金曜︶の歌舞伎公演が開催されている。日吉山日本刀鍛錬所、郷土資料館、宿泊施設の日吉宿本陣が隣接している。 岐阜県まちかど美術館・博物館に登録されている。建築[編集]
1887年︵明治20年︶から1897年︵明治30年︶頃に建築された2棟の芝居小屋の一部を移築した施設であり、舞台部分は岐阜県恵那郡明智町︵現・恵那市︶にあった常盤座のものを、客席部分は岐阜県益田郡下呂町︵現・下呂市︶にあった相生座﹂のものを移築復元している。 板敷きの桟敷席、2本の花道、廻り舞台を有する。また、舞台下には水槽が備えられているが、これは相生座の杮落としであり、市川猿之助による﹁鯉つかみ﹂が行われたために設置されたものである。 展示物としては江戸時代からの歌舞伎衣装4500点、鬘など350点、小道具など300点を保管する。これらの展示物は1971年︵昭和46年︶に日吉ハイランド倶楽部に寄贈された物である。この寄贈を契機に従業員による歌舞伎が行われるようになり、1972年︵昭和47年︶に美濃歌舞伎保存会が結成された。美濃歌舞伎保存会は松本団升の演技指導を受け、相生座の開設を構想するきっかけとなったという。利用案内[編集]
●開館時間 ●9:00~17:00 ●休館日 ●金曜日、年末年始 ●入場料 ●無料 ●交通アクセス ●瑞浪市コミュニティバス日吉線﹁田高戸﹂バス停下車。 ●中央自動車道 瑞浪ICより車で約15分。 ●JR中央本線 瑞浪駅より車で約20分。岐阜県の芝居小屋[編集]
岐阜県は地芝居が盛んな地域であり、江戸時代から昭和時代に建設された木造芝居小屋が残っている。主な芝居小屋は以下のとおりである。- 鳳凰座(下呂市)
- 白雲座(下呂市)
- 黒川の東座(加茂郡白川町)
- 蛭子座(中津川市)
- かしも明治座(中津川市)
- 常盤座(中津川市)[1]
- 五毛座(恵那市)
- 熊野座(恵那市)
- 美濃歌舞伎博物館 相生座(瑞浪市)
- 村国座(各務原市)
- 皆楽座(各務原市)
脚注[編集]
- ^ 相生座の舞台の移築元である常盤座とは異なる。