「蠍座 (札幌市)」の版間の差分
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2014年(平成26年)12月2日、12月30日をもって閉館することが明らかにされた<ref>{{Cite news|和書|title=札幌・蠍座30日に閉館 名画上映、18年で幕|newspaper=北海道新聞|date=2014-12-02|publisher=北海道新聞社|language=日本語|accessdate=2019-06-03}}</ref>。娯楽の多様化や[[インターネット]]の普及などで若い客層が蠍座から徐々に離れていったことなどが理由である<ref name="Doshin1231"/>。最終日の12月30日に上映された作品は、同年8月1日より[[新宿武蔵野館]]他でロードショー上映されていた[[フランス映画]]『[[友よ、さらばと言おう]]』と、1999年製作の[[ベルギー]]・[[フランス]]合作『[[ロゼッタ (映画)|ロゼッタ]]』、2005年製作の日本の[[ドキュメンタリー映画]]『[[ヨコハマメリー]]』の3本で、21時45分([[日本標準時間|JST]])の『ヨコハマメリー』終映をもって営業終了した。 |
2014年(平成26年)12月2日、12月30日をもって閉館することが明らかにされた<ref>{{Cite news|和書|title=札幌・蠍座30日に閉館 名画上映、18年で幕|newspaper=北海道新聞|date=2014-12-02|publisher=北海道新聞社|language=日本語|accessdate=2019-06-03}}</ref>。娯楽の多様化や[[インターネット]]の普及などで若い客層が蠍座から徐々に離れていったことなどが理由である<ref name="Doshin1231"/>。最終日の12月30日に上映された作品は、同年8月1日より[[新宿武蔵野館]]他でロードショー上映されていた[[フランス映画]]『[[友よ、さらばと言おう]]』と、1999年製作の[[ベルギー]]・[[フランス]]合作『[[ロゼッタ (映画)|ロゼッタ]]』、2005年製作の日本の[[ドキュメンタリー映画]]『[[ヨコハマメリー]]』の3本で、21時45分([[日本標準時間|JST]])の『ヨコハマメリー』終映をもって営業終了した。 |
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18年半で上映した作品は1,550本に及んだ<ref name="Doshin2016-07"/>。当館退去後の跡地には、2015年(平成27年)4月15日に和食居酒屋「和顔別館 OKARU」(わがおべっかん おかる)<ref>[https://okaru.owst.jp/ 和顔別館 OKARU]</ref>がオープンした<ref name="Hotpepper">{{Cite web|url=http://www.hotpepper.jp/strJ001118699/|title=和顔別館 OKARU 和食居酒屋|work=[[ホットペッパー (フリーペーパー)|ホットペッパーグルメ]]|publisher=[[リクルートホールディングス|リクルート]]|language=日本語|date=2015-04-22|accessdate=2015-04-29}}</ref>。また蠍座の閉館により、札幌市内で[[中央区 (札幌市)|中央区]]外に残る映画館は[[東区 (札幌市)|東区]]の[[成人映画館]]である[[札東映画劇場]]のみとなった。 |
18年半で上映した作品は1,550本に及んだ<ref name="Doshin2016-07"/>。当館退去後の跡地には、2015年(平成27年)4月15日に和食居酒屋「和顔別館 OKARU」(わがおべっかん おかる)<ref>[https://okaru.owst.jp/ 和顔別館 OKARU]</ref>がオープンした<ref name="Hotpepper">{{Cite web|url=http://www.hotpepper.jp/strJ001118699/|title=和顔別館 OKARU 和食居酒屋|work=[[ホットペッパー (フリーペーパー)|ホットペッパーグルメ]]|publisher=[[リクルートホールディングス|リクルート]]|language=日本語|date=2015-04-22|accessdate=2015-04-29}}</ref>。また蠍座の閉館により、札幌市内で[[中央区 (札幌市)|中央区]]外に残る映画館は[[東区 (札幌市)|東区]]の[[成人映画館]]である[[札東映画劇場]]のみとなった(2023年に閉館)。 |
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== データ == |
== データ == |
2023年8月13日 (日) 07:32時点における版
蠍座 Sasoriza | |
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蠍座が入居していたタカノビル (現:POWER BLD 札幌駅前)の入口 | |
情報 | |
正式名称 | 蠍座 |
完成 | 1996年 |
開館 | 1996年6月11日 |
開館公演 | スモーク / ブロードウェイと銃弾 |
閉館 | 2014年12月30日 |
最終公演 |
友よ、さらばと言おう ロゼッタ ヨコハマメリー |
収容人員 | 55人 |
設備 | DOLBY SR |
用途 | 映画上映 |
所在地 |
〒060-0809 北海道札幌市北区北9条西3丁目1番地 タカノビル地下1階 |
最寄駅 | JR札幌駅・地下鉄さっぽろ駅北口から徒歩3分 |
最寄バス停 | 札幌駅バスターミナル参照 |
最寄IC | 道央自動車道札幌北IC |
特徴
上映される作品は、主に1年から2年前に公開されたアート系や中規模系作品が多いが、不定期に往年の日本映画や外国映画の特集上映も行っていた。1日につき2~3本の映画が上映されており、毎週火曜日を上映初日としていた[1]。おおむね1週間から2週間程度で上映作品が変わっていた。田中曰く﹁ヒット作よりも、見せる価値のある映画﹂を選んでいたという[2]。また、大晦日と元日は休業となっていた。 開業当時はインターネットが全国的に普及し始めた時期だったが、蠍座は当初から映画館自体の公式ウェブサイトを制作せず[注 1]、毎月発行されていた﹁蠍座通信﹂において1ヵ月間の上映予定作品のスケジュールを掲載していた[3]。歴史
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/6/6a/Dinos_Sapporo_Chuo_Building.jpg/180px-Dinos_Sapporo_Chuo_Building.jpg)