「CHIHARU (メイクアップアーティスト)」の版間の差分
リンク先を Cocktail から Cocktail -カクテル- へと変更。Cocktail を カクテル へのリダイレクトとしたため。同時に、出典不明の記述の一部除去など。 |
|||
1行目: | 1行目: | ||
'''CHIHARU'''(ちはる |
'''CHIHARU'''︵ちはる、[[4月26日]] - ︶は、[[ヘアメイクアーティスト]]。元[[宝塚歌劇団]][[花組 (宝塚歌劇)|花組]]の[[男役]]。在団中の芸名は、'''矢吹 翔'''︵やぶき しょう︶。
|
||
⚫ | |||
在団中の芸名は、'''矢吹 翔'''(やぶき しょう)。 |
|||
⚫ | [[愛知県]][[西春日井郡]][[西春町]]( |
||
身長169cm、[[血液型]]B型。 |
|||
== 略歴 == |
== 略歴 == |
||
小学校の時に「[[ベルサイユのばら]]」を見て、[[タカラジェンヌ]]を志す。 |
小学校の時に「[[ベルサイユのばら]]」を見て、[[タカラジェンヌ]]を志す。 |
||
[[1986年]]、[[宝塚歌劇団72期生|72期生]]として[[宝塚歌劇団]]に入団。入団時の成績は45人中21番<ref name='thundred'>監修‥[[小林公一]]﹃宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて︵人物編︶﹄、[[阪急コミュニケーションズ]]、[[2014年]][[4月1日]]、98頁。ISBN 9784484146010</ref> |
[[1986年]]、[[宝塚歌劇団72期生|72期生]]として[[宝塚歌劇団]]に入団。入団時の成績は45人中21番<ref name='thundred'>監修:[[小林公一]]『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』、[[阪急コミュニケーションズ]]、[[2014年]][[4月1日]]、98頁。ISBN 9784484146010</ref>。『レビュー交響楽』で初舞台。同年[[雪組 (宝塚歌劇)|雪組]]に配属される。同期生には[[香寿たつき]](元[[星組 (宝塚歌劇)|星組]]トップスター)、[[紫吹淳]](元[[月組 (宝塚歌劇)|月組]]トップスター)、[[真織由季]]、[[五峰亜季]]がいる。 |
||
:同期生には[[香寿たつき]](元[[星組 (宝塚歌劇)|星組]]トップスター)、[[紫吹淳]](元[[月組 (宝塚歌劇)|月組]]トップスター)、[[真織由季]]、[[五峰亜季]]がいる。 |
|||
[[1997年]]11月、[[花組 (宝塚歌劇)|花組]]へ組替え。 |
[[1997年]]11月、[[花組 (宝塚歌劇)|花組]]へ組替え。 |
||
[[2004年]][[11月21日]]<ref name='thundred'/>、『[[La Esperanza]]/[[TAKARAZUKA舞夢!]]』の千秋楽を |
[[2004年]][[11月21日]]<ref name='thundred'/>、『[[La Esperanza]]/[[TAKARAZUKA舞夢!]]』の千秋楽をもって宝塚歌劇団を退団。 |
||
退団後は、[[ヘアメイクアーティスト]]「CHIHARU」として活動。宝塚歌劇団のポスターや写真集の |
退団後は、[[ヘアメイクアーティスト]]「CHIHARU」として活動。宝塚歌劇団のポスターや写真集のほか、タレントのヘアメイクも手掛ける。 |
||
== その他 == |
== その他 == |
||
芸名の「矢吹 翔」は矢吹本人が、はばたく意味を持つ“翔”の字をつけたかったことが先にあり、その名に合う名字を実母が考えたものだという。 |
芸名の「矢吹 翔」は矢吹本人が、はばたく意味を持つ“翔”の字をつけたかったことが先にあり、その名に合う名字を実母が考えたものだという。 |
||
|
|||
[[2014年]]5月19日、[[日本放送協会|NHK]]の情報番組 |
[[2014年]]5月19日、[[日本放送協会|NHK]]の情報番組﹃[[あさイチ]]﹄において、宝塚100周年に伴う宝塚OGの現在を特集した。そのなかで﹁矢吹翔﹂の芸名の由来を﹃[[あしたのジョー]]﹄の主人公・[[あしたのジョーの登場人物|矢吹丈]]にあやかったものと紹介された。同日、矢吹本人がTwitterで﹁事実と違う﹂と反論した。しかし、一部のファンから﹁以前、トークショーで﹃冗談だけど﹄としながらも“あしたのジョー由来説”を語ったことがあるのでそれを誇張されたのではないか﹂と指摘され、一部認めた<ref>[http://www.j-cast.com/2014/05/19205053.html 元タカラジェンヌ﹁芸名の由来が違う!﹂NHKあさイチに﹁ちょっと失礼だと思う﹂J-CASTビジネス&メディアウォッチ 2014年5月19日]</ref>。
|
||
== 宝塚時代の主な舞台 == |
== 宝塚時代の主な舞台 == |
||
51行目: | 46行目: | ||
*2000年4月、「[[源氏物語]][[あさきゆめみし]]/ザ・ビューティーズ」左大臣 |
*2000年4月、「[[源氏物語]][[あさきゆめみし]]/ザ・ビューティーズ」左大臣 |
||
*2000年9月、「トム・ジョーンズの冒険」(バウ・東京特別)フィッツ・パトリック |
*2000年9月、「トム・ジョーンズの冒険」(バウ・東京特別)フィッツ・パトリック |
||
*2000年11月、「ルードヴィヒ |
*2000年11月、「ルードヴィヒII世/[[Asian Sunrise]]」ホルシュタイン伯爵 |
||
*2001年4月、「[[マノン]]」(バウ・東京特別)フェルナンド |
*2001年4月、「[[マノン]]」(バウ・東京特別)フェルナンド |
||
*2001年7月、「ミケランジェロ/[[VIVA! (宝塚歌劇)|VIVA!]]」[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]] |
*2001年7月、「ミケランジェロ/[[VIVA! (宝塚歌劇)|VIVA!]]」[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]] |
||
*2002年3月、「[[琥珀色の雨にぬれて]]/[[Cocktail]]」シャルル・ド・ボーモン伯爵 |
*2002年3月、「[[琥珀色の雨にぬれて]]/[[Cocktail -カクテル-|Cocktail]]」シャルル・ド・ボーモン伯爵 |
||
*2002年8月、「[[あかねさす紫の花]]/Cocktail」[[藤原鎌足|中臣鎌足]] |
*2002年8月、「[[あかねさす紫の花]]/Cocktail」[[藤原鎌足|中臣鎌足]] |
||
*2002年10月、「[[エリザベート (ミュージカル)|エリザベート]] -愛と死の輪舞(ロンド)-」ツェップス |
*2002年10月、「[[エリザベート (ミュージカル)|エリザベート]] -愛と死の輪舞(ロンド)-」ツェップス |
||
65行目: | 60行目: | ||
== 書籍 == |
== 書籍 == |
||
*[[GINGER]]特別編集 CHIHARU式美顔造形メイク |
*[[GINGER]]特別編集 CHIHARU式美顔造形メイク(2014年2月20日、[[幻冬舎]])ISBN 978-4344025417 |
||
== 関連項目 == |
|||
*[[愛知県出身の人物一覧]] |
|||
*[[平みち]](矢吹入団時の雪組トップスター。在団年:[[1973年]] - [[1988年]]) |
|||
== 外部リンク == |
== 外部リンク == |
2015年8月27日 (木) 10:52時点における版
略歴
小学校の時に﹁ベルサイユのばら﹂を見て、タカラジェンヌを志す。 1986年、72期生として宝塚歌劇団に入団。入団時の成績は45人中21番[1]。﹃レビュー交響楽﹄で初舞台。同年雪組に配属される。同期生には香寿たつき︵元星組トップスター︶、紫吹淳︵元月組トップスター︶、真織由季、五峰亜季がいる。 1997年11月、花組へ組替え。 2004年11月21日[1]、﹃La Esperanza/TAKARAZUKA舞夢!﹄の千秋楽をもって宝塚歌劇団を退団。 退団後は、ヘアメイクアーティスト﹁CHIHARU﹂として活動。宝塚歌劇団のポスターや写真集のほか、タレントのヘアメイクも手掛ける。その他
芸名の﹁矢吹 翔﹂は矢吹本人が、はばたく意味を持つ“翔”の字をつけたかったことが先にあり、その名に合う名字を実母が考えたものだという。 2014年5月19日、NHKの情報番組﹃あさイチ﹄において、宝塚100周年に伴う宝塚OGの現在を特集した。そのなかで﹁矢吹翔﹂の芸名の由来を﹃あしたのジョー﹄の主人公・矢吹丈にあやかったものと紹介された。同日、矢吹本人がTwitterで﹁事実と違う﹂と反論した。しかし、一部のファンから﹁以前、トークショーで﹃冗談だけど﹄としながらも“あしたのジョー由来説”を語ったことがあるのでそれを誇張されたのではないか﹂と指摘され、一部認めた[2]。宝塚時代の主な舞台
雪組時代
- 1989年2月、「ムッシュ・ド・巴里/ラ・パッション!」新人公演:レニエ(本役:高嶺ふぶき)
- 1989年8月、「ベルサイユのばら-アンドレとオスカル編-」新人公演:オルレアン公爵(本役:沙羅けい)
- 1990年6月、「黄昏色のハーフムーン/パラダイス・トロピカーナ」新人公演:ロイ(本役:古代みず希)
- 1991年2月、「花幻抄/恋さわぎ/スイート・タイフーン」新人公演:海賊(本役:古代みず希)
- 1991年4月、「微笑みの国」(バウ)フー・リー、ナン
- 1991年8月、「華麗なるギャツビー/ラバーズ・コンチェルト」警視総監、新人公演:ウィルソン(本役:古代みず希)
- 1992年4月、「この恋は雲の涯まで」青竜、新人公演:佐藤忠信(本役:海峡ひろき)
- 1992年5月、「微笑みの国」(東京特別・名古屋特別)ナン
- 1992年11月、「忠臣蔵 -花に散り雪に散り-」 新人公演:多門伝八郎/綿屋喜左衛門(本役:立ともみ)
- 1994年1月、「二人だけの戦場」(バウ・東京特別・名古屋特別)ノバロ・ジョクレア
- 1996年2月、「エリザベート -愛と死の輪舞(ロンド)-」シュバルツェンベルグ
- 1996年4月、「アリスの招待状 -チェシャ猫ホテルへようこそ-」ジェイコブ
- 1997年9月、「真夜中のゴースト/レ・シェルバン」オースティン
花組時代
- 1997年12月、「ザッツ・レビュー」伝六 *東宝のみ
- 1998年2月、「ザッツ・レビュー」(中日)伝六
- 1998年5月、「SPEAKEASY -風の街の純情な悪党たち-/スナイパー -恋の狙撃者-」マシュー
- 1998年7月、「真矢みきコンサート・Miki in Budokan」
- 1998年10月、「Endless Love」(バウ・名古屋特別・東京特別)ジェームス
- 1999年1月、「夜明けの序曲」仁田鶴吉
- 1999年8月、「タンゴ・アルゼンチーノ/ザ・レビュー 99」アントニオ
- 2000年2月、「タンゴ・アルゼンチーノ/ザ・レビューⅣ」(中日)アントニオ
- 2000年4月、「源氏物語あさきゆめみし/ザ・ビューティーズ」左大臣
- 2000年9月、「トム・ジョーンズの冒険」(バウ・東京特別)フィッツ・パトリック
- 2000年11月、「ルードヴィヒII世/Asian Sunrise」ホルシュタイン伯爵
- 2001年4月、「マノン」(バウ・東京特別)フェルナンド
- 2001年7月、「ミケランジェロ/VIVA!」レオナルド・ダ・ヴィンチ
- 2002年3月、「琥珀色の雨にぬれて/Cocktail」シャルル・ド・ボーモン伯爵
- 2002年8月、「あかねさす紫の花/Cocktail」中臣鎌足
- 2002年10月、「エリザベート -愛と死の輪舞(ロンド)-」ツェップス
- 2003年3月、「おーい春風さん/恋天狗」(バウワークショップ)親方/竹庵先生
- 2003年5月、「野風の笛/レビュー誕生」本多正信
- 2003年10月、「二都物語」(バウ・東京特別)ドファージュ
- 2004年1月、「天使の季節/アプローズ・タカラヅカ!」ペペロンチ
- 2004年5月、「Naked City」(バウ・東京特別)ウィリアム・ウィルソン
- 2004年8月、「La Esperanza/TAKARAZUKA舞夢!」ギジェルモ *退団公演
書籍
- GINGER特別編集 CHIHARU式美顔造形メイク(2014年2月20日、幻冬舎)ISBN 978-4344025417
外部リンク
- CHIHARU'S DIARY(本人のブログ)
- CHIHARU (@CHIHARUflourish) - X(旧Twitter) - twitter
- 産経ENAK The name of タカラジェンヌ
脚注
- ^ a b 監修:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』、阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日、98頁。ISBN 9784484146010
- ^ 元タカラジェンヌ「芸名の由来が違う!」NHKあさイチに「ちょっと失礼だと思う」J-CASTビジネス&メディアウォッチ 2014年5月19日