「VERSUS (映画)」の版間の差分
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== ストーリー == |
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囚人番号KSC2-303は、警察に護送される最中、とある組織に所属していた囚人仲間とともに脱走を果たす。しかし集合地点に居合わせた組織のヤクザ達は、早る二人に「待て」という。 |
囚人番号KSC2-303は、[[警察]]に[[護送車|護送]]される最中、とある組織に所属していた囚人仲間とともに脱走を果たす。しかし集合地点に居合わせた組織の[[ヤクザ]]達は、早る二人に﹁待て﹂という。
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やがて「ボスがつれて来いといった」女の処遇を巡って、ヤクザ達と険悪になった脱獄囚はヤクザから銃を奪い、一人を射殺する。''しかし、射殺されたはずのヤクザは突如立ち上がり、脱獄囚と仲間のヤクザ達に襲い掛かった……。'' |
やがて「ボスがつれて来いといった」女の処遇を巡って、ヤクザ達と険悪になった脱獄囚はヤクザから銃を奪い、一人を射殺する。''しかし、射殺されたはずのヤクザは突如立ち上がり、[[脱獄]]囚と仲間のヤクザ達に襲い掛かった……。'' |
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背後に広がる、死者を蘇らせる'''「黄泉がえりの森」'''に女を連れて飛び込む脱獄囚と、それを追うヤクザ達。脱獄囚とヤクザとの、ヤクザ達が殺して遺棄してきた死者たち・ヤクザの裏切り者が呼んだ暗殺者たち・囚人を護送していた刑事たちを巻き込んだ血みどろの乱戦が始まった。 |
背後に広がる、死者を蘇らせる'''「黄泉がえりの森」'''に女を連れて飛び込む脱獄囚と、それを追うヤクザ達。脱獄囚とヤクザとの、ヤクザ達が殺して遺棄してきた死者たち・ヤクザの裏切り者が呼んだ暗殺者たち・囚人を護送していた[[刑事]]たちを巻き込んだ血みどろの乱戦が始まった。 |
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次々と地中から蘇る死者達、死んだそばからゾンビとなってふたたび襲い掛かるヤクザや暗殺者達との激闘の末、女とともに生きのびた脱獄囚の目の前に、組織のリーダーを務める謎の男が現れる。二人と女を結ぶ数百年前の因縁に導かれた二人は刀を取り、数百年越しの戦いに決着をつける。 |
次々と地中から蘇る死者達、死んだそばから[[ゾンビ]]となってふたたび襲い掛かるヤクザや暗殺者達との激闘の末、女とともに生きのびた脱獄囚の目の前に、組織のリーダーを務める謎の男が現れる。二人と女を結ぶ数百年前の因縁に導かれた二人は刀を取り、数百年越しの戦いに決着をつける。 |
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== スタッフ == |
== スタッフ == |
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*制作費は3000万円という低予算。 |
*制作費は3000万円という低予算。 |
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*本作で主演の[[坂口拓]]は撮影中に肋骨を折り、銃のスライドを口で引くシーンで歯が欠けるというアクシデントにあった。しかし第2班監督の[[山口雄大]]は「ウソだと思います。彼はそういうトリックがうまいから」と語っている。 |
*本作で主演の[[坂口拓]]は撮影中に肋骨を折り、銃のスライドを口で引くシーンで歯が欠けるというアクシデントにあった。しかし第2班監督の[[山口雄大]]は「ウソだと思います。彼はそういうトリックがうまいから」と語っている。 |
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== 受賞歴 == |
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*東京国際ファンタスティック映画祭2000 |
*東京国際ファンタスティック映画祭2000 |
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*ジェラルメール国際ファンタスティック映画祭2001(フランス) |
*ジェラルメール国際ファンタスティック映画祭2001(フランス) |
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* 坂口拓と榊英雄演ずる二人が、黄泉がえりの森で、最後に闘うシーンにおいて、パンチ、キックやグランドでの攻防や足固め、三角締めなどの総合格闘技が新たに加えられている。
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* 坂口拓と榊英雄演ずる二人が、黄泉がえりの森で、最後に闘うシーンにおいて、パンチ、キックやグランドでの攻防や足固め、三角締めなどの総合格闘技が新たに加えられている。
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* 登場人物達が、大量に現れたゾンビと闘うシーンが、更に追加されている。 |
* 登場人物達が、大量に現れたゾンビと闘うシーンが、更に追加されている。 |
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* 助っ人に現れた吉原歩、片山武宏、浅井星光の三人の登場シーンが、オリジナル版では、単に車で森までやってきただけだったが、追加撮影では森に現れた三人が、ゾンビとの闘いを繰り広げる流れに変更されている。このシーン |
* 助っ人に現れた吉原歩、片山武宏、浅井星光の三人の登場シーンが、オリジナル版では、単に車で森までやってきただけだったが、追加撮影では森に現れた三人が、ゾンビとの闘いを繰り広げる流れに変更されている。このシーンの変更に関してはオリジナル版で坂口拓と増本庄一郎が助監督を勤めていたのだが、北村監督が気に入らなかった為である
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* 坂口拓がハイパーゾンビ達と闘う場面で、オリジナルでは榊英雄に顔面を貫かれ、以後登場していなかった、片山武宏のハイパーゾンビも再び登場し、坂口拓とムエタイ勝負を行なう。
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* 坂口拓がハイパーゾンビ達と闘う場面で、オリジナルでは榊英雄に顔面を貫かれ、以後登場していなかった、片山武宏のハイパーゾンビも再び登場し、坂口拓とムエタイ勝負を行なう。
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* その他全体的な色調を変える等、CG、音楽、効果音、特殊メイクなど、当時は予算の都合で不可能であった事などを含め、細かい変更を行なっている。
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* その他全体的な色調を変える等、CG、音楽、効果音、特殊メイクなど、当時は予算の都合で不可能であった事などを含め、細かい変更を行なっている。
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=== その他 === |
=== その他 === |
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* [[ジャン=リュック・ゴダール]]監督もお気に入りの映画で、「アワー・ミュジック」の「地獄編」で映像を引用している。 |
* [[ジャン=リュック・ゴダール]]監督もお気に入りの映画で、「アワー・ミュージック」の「地獄編」で映像を引用している。 |
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* 都合により、撮影に参加できなかった下村勇二に代わり、坂口拓がアクション監督をつとめている。 |
* 都合により、撮影に参加できなかった下村勇二に代わり、坂口拓がアクション監督をつとめている。 |
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* DVDのみに収録されている山口雄大によるサイドストーリー『ナーバス』も新しく「予算一万円の超大作」と銘打ち『ナーバス2』が新たに撮影され、北村龍平により、そのメイキングも撮影された。 |
* DVDのみに収録されている山口雄大によるサイドストーリー『ナーバス』も新しく「予算一万円の超大作」と銘打ち『ナーバス2』が新たに撮影され、北村龍平により、そのメイキングも撮影された。 |
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== 外部リンク == |
== 外部リンク == |
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* [https://web.archive.org/web/20010707163306/http://www.kss-movie.com/versus/ 公式ホームページ] |
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2022年5月8日 (日) 04:59時点における最新版
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VERSUS | |
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監督 | 北村龍平 |
脚本 |
北村龍平 山口雄大 |
製作 | 進啓士郎 |
製作総指揮 | 西村秀雄 |
音楽 | 森野宣彦 |
撮影 | 古谷巧 |
編集 | 掛須秀一 |
配給 | ケイエスエス |
公開 |
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上映時間 | 119分 |
製作国 |
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言語 | 日本語 |
ストーリー
[編集]スタッフ
[編集]- 監督:北村龍平
- 脚本:北村龍平 山口雄大
- プロデューサー:進啓士郎
- アソシエイト・プロデューサー:高橋信之
- 撮影:古谷巧
- 編集:掛須秀一
- 特殊メイク:仲谷進
- アクション監督:下村勇二
- 音楽:森野宣彦
- 津軽三味線:吉田健一
- 総合プロデューサー&プロデュース:西村秀雄& WEVCO Produce Company
キャスト
[編集]その他
[編集]受賞歴
[編集]THE ULTIMATE VERSUS-アルティメット・ヴァーサス-
[編集]2004年には「ただ、未使用映像を再び使うだけでは物足りない」という監督北村龍平の意思から、本作の追加バージョンが撮影された『THE ULTIMATE VERSUS』が発売された。尚、『VERSUS』と『THE ULTIMATE VERSUS』は別々で発売中である。
オリジナルとの相違点
[編集]その他
[編集]- ジャン=リュック・ゴダール監督もお気に入りの映画で、「アワー・ミュージック」の「地獄編」で映像を引用している。
- 都合により、撮影に参加できなかった下村勇二に代わり、坂口拓がアクション監督をつとめている。
- DVDのみに収録されている山口雄大によるサイドストーリー『ナーバス』も新しく「予算一万円の超大作」と銘打ち『ナーバス2』が新たに撮影され、北村龍平により、そのメイキングも撮影された。
- 坂口拓のみぞおちに榊英雄の蹴りがまともに入り、坂口拓が気絶した様子がDVDの特典映像に収録され、それに触れられた坂口拓が「そのまま引き込んでグランドに引き込めば勝てる」という主旨の発言をしている。