サーグ
サーグ︵ヒンディー語‥साग、ウルドゥー語: ساگ、英語‥Saag︶とは、ホウレンソウやカラシナの葉など青菜、およびそのような葉菜を用いたカレー料理のことである。インドとパキスタンでは、ローティーやナンといったパンと共に食される。ホウレンソウやカラシナ以外の葉菜類を用いることもあり、また味・香り付けのための香辛料などが加えられる。サーグワーラー︵Sāgwālā‥﹁青菜の︵料理︶﹂︶とも呼ばれる。
概要[編集]
インド料理レストランなどでは、チーズの一種パニール︵硬めの豆腐で代用可︶をさいの目に切って揚げたものが具材として加えられた﹁サーグ・パニール﹂︵Sāg panīr︶である。この料理は、特にインド北部のパンジャーブ地方で多く食されており、トウモロコシを挽いた粉から作られる黄色いマッキー・ディ・ローティー︵makki di rōtī︶と共に食べられることが多い。 ホウレンソウとパニールでできたカレーは﹁パーラク・パニール﹂︵pālak panīr、ヒンディー語: पालक पनीर、ウルドゥー語: پالک پنیر︶と呼ばれる。羊肉が入れば﹁サーグ・ゴーシュト﹂︵Sāg gōsht、ウルドゥー語: ساگ گوشت︶または﹁パーラク・ゴーシュト﹂︵pālak gōsht、ウルドゥー語: پالک گوشت︶となる。通常この羊肉は他の材料と混ぜる前にタンドールで焼いてある。パニールや羊肉の代わりに角切りのジャガイモが入ればサーグ・アールー︵sāg ālū︶またはパーラク・アールー︵pālak ālū︶と呼ばれる。外部リンク[編集]
- サグ インド人シェフのブログ
- ウィキメディア・コモンズには、サーグに関するカテゴリがあります。