ショーン・アームストロング

ショーン・アームストロング
*Shawn Armstrong*
タンパベイ・レイズ #64
	ボルチモア・オリオールズ時代; (2019年6月30日)
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	ノースカロライナ州ニューバーン
生年月日	1990年9月11日（33歳）
身長; 体重	6' 2" ＝約188 cm; 225 lb ＝約102.1 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	投手
プロ入り	2011年 MLBドラフト18巡目
初出場	2015年8月8日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	ウェストクレイブン高等学校（英語版）; イーストカロライナ大学（英語版）; クリーブランド・インディアンス (2015 - 2017); シアトル・マリナーズ (2018 - 2019); ボルチモア・オリオールズ (2019 - 2021); タンパベイ・レイズ (2021); マイアミ・マーリンズ (2022); タンパベイ・レイズ (2022 - );
	この表について

ショーン・マイケル・アームストロング︵Shawn Michael Armstrong, 1990年 9月11日 - ︶は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州ニューバーン出身のプロ野球選手︵投手︶。右投右打。MLBのタンパベイ・レイズ所属。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

ウェストクレイブン高等学校︵英語版︶時代はクロスカントリーの選手としても活躍していた^[1]。 2008年のMLBドラフト33巡目︵全体992位︶でヒューストン・アストロズから指名されたが、この時は契約せずにイーストカロライナ大学︵英語版︶へ進学した。

プロ入りとインディアンス時代[編集]

クリーブランド・インディアンス時代 (2017年6月20日)

2011年のMLBドラフト18巡目︵全体548位︶でクリーブランド・インディアンスから指名され、プロ入り。契約後、傘下のA-級マホーニングバレー・スクラッパーズでプロデビュー。1試合に登板した。 2012年はA級レイクカウンティ・キャプテンズ、A+級カロライナ・マドキャッツ、AA級アクロン・エアロズでプレーし、3球団合計で45試合に登板して2勝3敗4セーブ、防御率1.60、78奪三振を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、スコッツデール・スコーピオンズに所属した。 2013年はルーキー級アリゾナリーグ・インディアンスとAA級アクロンでプレーし、2球団合計で33試合に登板して2勝3敗、防御率4.14、48奪三振を記録した。この年のオフもアリゾナ・フォールリーグに参加し、サプライズ・サグアロス︵英語版︶に所属した。 2014年はAA級アクロン・ラバーダックス^[2]とAAA級コロンバス・クリッパーズでプレーし、2球団合計で49試合に登板して6勝2敗15セーブ、防御率2.41、72奪三振を記録した。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした^[3]。 2015年はAAA級コロンバスで開幕を迎えた。AAA級コロンバスでは46試合に登板して1勝2敗16セーブ、防御率2.36、80奪三振を記録しており、7月にはAAA級のオールスターにも選出された。8月8日にメジャー初昇格を果たした^[4]が、その際には携帯電話の音を消していて聞き逃しかけたという^[1]。同日のミネソタ・ツインズ戦でメジャーデビュー^[5]。この年メジャーでは8試合に登板して防御率2.25、11奪三振を記録した。 2016年は10試合に登板して防御率2.53、7奪三振を記録した。 2017年は21試合に登板して1勝0敗、防御率4.38、20奪三振を記録した。

マリナーズ時代[編集]

2017年12月13日にインターナショナル・ボーナス・プール︵海外選手契約金枠︶とのトレードで、シアトル・マリナーズへ移籍した^[6]。 2018年3月7日にDFAとなり、翌8日にマイナー契約で傘下のAAA級タコマ・レイニアーズへ配属された^[7]。シーズンは開幕からAAA級タコマでプレーし、49試合に登板して2勝5敗15セーブ、防御率1.77、82奪三振を記録した。8月28日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした^[8]。この年メジャーでは14試合に登板して0勝1敗1セーブ、防御率1.23、15奪三振を記録した。 2019年4月26日に再びDFAとなった^[9]。

オリオールズ時代[編集]

2019年4月28日にウェイバー公示を経てボルチモア・オリオールズへ移籍した^[10]。 2020年は14試合の登板で2勝0敗3ホールド、防御率1.80だった。守備では初めてエラーを喫した。 2021年6月4日にDFAとなり^[11]、11日にマイナー契約で傘下のAAA級ノーフォーク・タイズへ配属された^[7]。

レイズ時代[編集]

2021年7月30日に金銭トレードで、タンパベイ・レイズへ移籍し^[^12]、傘下のAAA級ダーラム・ブルズへ配属された。8月17日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした^[13]。9月12日にDFAとなり^[14]、14日にマイナー契約でAAA級ダーラムへ配属された^[7]。レギュラーシーズン終了後の10月8日にFAとなった^[15]。

マーリンズ時代[編集]

2022年3月13日にマイアミ・マーリンズとマイナー契約を結んだと報じられ^[16]、15日に正式公示された。4月7日にメジャー契約を結んで開幕ロースター入りした^[17]。しかし、開幕から7試合の登板で防御率10.80と振るわず、5月2日にDFA^[18]、4日にFAとなった^[7]。

レイズ復帰[編集]

2022年5月10日にレイズとマイナー契約を結んだ^[7]。加入後はAAA級ダーラムでプレーの後、5月31日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした^[19]。このシーズンは43登板で55回を投げ61奪三振、2勝3敗2セーブで防御率3.60を記録した。 2023年4月17日に首の怪我で60日間の故障者リストに入った^[20^]。6月3日に復帰を果たした^[21]。

投球スタイル[編集]

フォーシームとカッターを主体としており、時折スライダーを交える^[^22]。

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]

年度	球団	登板	先発	勝利	敗戦	セ丨ブ	ホ丨ルド	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	敬遠	与死球	奪三振	暴投	ボ丨ク	失点	自責点	防御率	W H I P
2015	CLE	8	0	0	0	0	0	----	30	8.0	5	1	2	0	0	11	0	0	2	2	2.25	0.88
2016		10	0	0	0	0	0	----	44	10.2	9	1	5	2	0	7	1	0	3	3	2.53	1.31
2017		21	0	1	0	0	0	1.000	108	24.2	23	5	10	0	1	20	1	0	12	12	4.38	1.34
2018	SEA	14	0	0	1	1	2	.000	57	14.2	9	1	3	1	0	15	0	0	2	2	1.23	0.82
2019	SEA	4	0	0	1	0	0	.000	23	3.2	8	1	3	1	1	3	0	0	6	6	14.73	3.00
2019	BAL	51	0	1	0	4	9	1.000	248	54.1	58	7	26	0	3	60	4	1	32	31	5.13	1.55
'19計		55	0	1	1	4	9	.500	271	58.0	66	8	29	1	4	63	4	1	38	37	5.74	1.64
2020		14	0	2	0	0	3	1.000	57	15.0	9	1	3	0	1	14	2	0	6	3	1.80	0.80
2021		20	0	0	0	0	1	----	100	20.0	28	5	10	0	1	22	0	0	20	19	8.55	1.90
2021	TB	11	0	1	0	0	1	1.000	65	16.0	11	5	5	0	1	22	0	0	8	8	4.50	1.00
'21計	TB	31	0	1	0	0	2	1.000	165	31.0	39	10	15	0	2	44	0	0	28	27	6.75	1.50
2022	MIA	7	0	0	0	0	0	----	34	6.2	10	1	3	0	0	5	1	0	10	8	10.80	1.95
2022	TB	43	3	2	3	2	2	.400	235	55.0	56	6	14	2	4	61	2	0	22	22	3.60	1.27
'22計		50	3	2	3	2	2	.400	269	61.2	66	7	17	2	4	66	3	0	32	30	4.38	1.35
2023		39	6	1	0	0	6	1.000	207	52.0	36	2	11	0	4	54	0	0	12	8	1.38	0.90
MLB：9年		242	9	8	5	7	24	.615	1208	280.2	262	36	95	6	19	294	11	1	135	124	3.98	1.27

2023年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]

年度	球団	投手（P）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2015	CLE	8	0	0	0	0	----
2016		10	1	1	0	0	1.000
2017		21	1	2	0	0	1.000
2018	SEA	14	0	4	0	0	1.000
2019	SEA	4	0	0	0	0	----
2019	BAL	50	1	2	0	0	1.000
'19計		54	1	2	0	0	1.000
2020		14	0	0	1	0	.000
2021		20	0	3	0	0	1.000
2021	TB	11	0	0	1	0	.000
'21計	TB	31	0	3	1	0	.750
2022	MIA	7	0	0	0	0	----
2022	TB	43	0	5	0	0	1.000
'22計		50	0	5	0	0	1.000
2023		39	2	4	0	0	1.000
MLB		242	5	21	2	0	.929

2023年度シーズン終了時

背番号[編集]

51（2015年 - 2017年）
37（2018年 - 2019年4月25日）
43（2019年5月1日 - 2021年6月3日、2022年 - 同年5月1日）
46（2021年8月18日 - 同年終了）
64（2022年5月31日 - ）

脚注[編集]

(一)^ ^a ^b﹁クリーブランド・インディアンス﹂﹃2016MLB選手名鑑全30球団コンプリートガイド﹄日本スポーツ企画出版社34頁 (二)^ 2014年より球団名変更 (三)^ Anthony Castrovince (2014年11月20日). “Urshela among five protected from Rule 5 Draft” (英語). MLB.com. 2018年12月27日閲覧。 (四)^ “Indians Promote Armstrong & Almonte from AAA” (英語). MLB.com (2015年8月8日). 2018年12月28日閲覧。 (五)^ “Minnesota Twins at Cleveland Indians Box Score, August 8, 2015” (英語). Baseball-Reference.com. 2018年12月26日閲覧。 (六)^ https://twitter.com/Indians/status/941038791829147649 (七)^ ^a ^b ^c ^d ^eMLB公式プロフィール参照。2022年5月12日閲覧。 (八)^ William Kosileski (2018年8月28日). “Armstrong eager to aid playoff push after callup” (英語). MLB.com. 2018年12月27日閲覧。 (九)^ Greg Johns (2019年4月26日). “Mariners call up Sheffield to face Rangers” (英語). MLB.com. 2019年4月27日閲覧。 (十)^ George Miller (2019年4月28日). “Orioles Claim Shawn Armstrong” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年4月29日閲覧。 (11)^ Mark Polishuk (2021年6月4日). “Orioles Make Several Roster Moves” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年6月5日閲覧。 (12)^ Joe Trezza (2021年7月30日). “O's net Minors RHP for Galvis, keep stars” (英語). MLB.com. 2021年8月10日閲覧。 (13)^ Anthony Franco (2021年8月17日). “Rays Select Shawn Armstrong” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年8月21日閲覧。 (14)^ Mark Polishuk (2021年9月12日). “Rays Place Chris Archer On Injured List, Designate Shawn Armstrong, Activate Nick Anderson And Brett Phillips” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年9月13日閲覧。 (15)^ Anthony Franco (2021年10月14日). “Players Recently Electing Free Agency” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年10月17日閲覧。 (16)^ Mark Polishuk (2022年3月13日). “Marlins Sign Shawn Armstrong To Minors Deal” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年5月5日閲覧。 (17)^ Anthony Franco (2022年4月7日). “Marlins Select Shawn Armstrong” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年5月5日閲覧。 (18)^ Anthony Franco (2022年5月2日). “Marlins Designate Shawn Armstrong For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年5月5日閲覧。 (19)^ Steve Adams (2022年5月31日). “Rays Place Wander Franco On Injured List, Designate Ben Bowden For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年6月2日閲覧。 (20)^ “Rays' Shawn Armstrong: Moved to 60-day IL” (英語). cbssports.com. 2023年4月17日閲覧。 (21)^ “Rays’ Shawn Armstrong: Returns from injury” (英語). cbssports.com. 2023年6月3日閲覧。 (22)^ “Shawn Armstrong Pitching Stat Details”. Baseball Cube. 2018年12月27日閲覧。

外部リンク[編集]

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
Shawn Armstrong stats MiLB.com （英語）
shawn armstrong (@SArmstrong90) - X（旧Twitter）

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表話編歴タンパベイ・レイズロースター
投手	47 ジェイソン・アダム 14 タイラー・アレクサンダー 64 ショーン・アームストロング 11 シェーン・バズ 45 タージ・ブラッドリー 34 アーロン・シバーレ 60 ギャレット・クレービンジャー 58 ヨニエル・カレット（英語版） 48 クリス・デベンスキー 24 ザック・エフリン 29 ピート・フェアバンクス 49 ケビン・ケリー 52 ザック・リッテル 74 ジェイコブ・ロペス 55 リチャード・ラブレディ（英語版） 88 フィル・メイトン 18 シェーン・マクラナハン（故障者リスト） 44 ライアン・ペピオ 38 コリン・ポシェ 57 ドリュー・ラスムッセン（故障者リスト） 39 マヌエル・ロドリゲス 59 ジェフリー・スプリングス（故障者リスト） 65 ジャスティン・スターナー（英語版） 63 エドウィン・ウセタ（英語版） 40 ジェイコブ・ワゲスパック（故障者リスト）
捕手	28 アレックス・ジャクソン 50 レネ・ピント 30 ベン・ロートベット
内野手	62 ジョナサン・アランダ（故障者リスト） 37 オズレイビス・バサベ 7 ホセ・カバレーロ 13 ジュニオール・カミネロ 2 ヤンディ・ディアス 5 ワンダー・フランコ（制限リスト） 8 ブランドン・ロウ 25 カーティス・ミード 17 アイザック・パレデス 54 オースティン・シェントン 6 テイラー・ウォールス
外野手	56 ランディ・アロサレーナ 21 ジョニー・デルカ 15 ジョシュ・ロウ 1 リッチー・パラシオス 10 アーメッド・ロザリオ 22 ホセ・シリ
監督・コーチ	16 ケビン・キャッシュ（監督） 27 ロドニー・リナレス（ベンチコーチ） 51 チャド・モトーラ（打撃コーチ） 35 ブレイディ・ノース（英語版）（打撃コーチ補佐） 23 カイル・スナイダー（投手コーチ） 92 リック・ナップ（英語版）（投手コーチ補佐） 9 マイケル・ジョンズ（一塁コーチ） 4 ブレイディ・ウィリアムズ（英語版）（三塁コーチ） 33 ホルヘ・モンカダ（ブルペンコーチ） 97 ジョナサン・アーリックマン（分析） 99 ミーシャ・ドワーケン（ブルペン捕手）
公式サイト（英語）より　40人ロースター　監督・コーチ一覧 2024年6月8日更新