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シリカゲル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
粒状のシリカゲル
ガラス製デシケーターでの使用例。左は真空デシケーター・右は小型のデシケーター。乾燥剤には塩化コバルトを添加して、水が吸着されたかどうかが判るようにしたシリカゲルを使用している。

: silica gelNa2SiO3SiO2nH2OCAS7631-86-9

[]


使

[]


使(II) REACHSVHC

湿ABA湿B湿湿

[]


 Si=O  Si(OH)2 
A型(乾燥用) B型(調湿用) 中低圧クロマトグラフィー用 HPLC用
吸湿率(相対湿度20%) 8以上(JIS規格値) 3以上(JIS規格値)
吸湿率(相対湿度50%) 20以上(JIS規格値) 10以上(JIS規格値)
吸湿率(相対湿度90%) 30以上(JIS規格値) 50以上(JIS規格値)
製品によっては70
pH 4〜8(JIS規格値)
通常は弱酸性
4〜8(JIS規格値)
通常は弱酸性
処理による 処理による
粒子径 数百μm - 数mm 数百μm - 数mm 40 - 200 μm 数μm
細孔径
(ポアーサイズ)
約24 Å(2.4 nm) 約60 Å(6 nm) 40 - 100 Å(4〜10 nm) 40 - 300 Å(4〜30 nm)
細孔容積 0.46 ml/g 0.75 ml/g 0.6 - 1.2 ml/g
修飾・処理 なし なし なし(順相用)
中性など
なし(順相用)
ODS(逆相用)など
吸湿率(%)
, =吸湿した試料の質量(g),=試料の乾燥重量(g)
包装用シリカゲル乾燥剤の品質(JIS-Z-0701)

毒性[編集]

シリカゲルを経口摂取したとしても吸収されないため、全身毒性は無いとされる[1]

出典[編集]

  1. ^ シリカゲル” (PDF). 中毒情報データベース. 財団法人日本中毒情報センター (2010年7月15日). 2011年8月3日閲覧。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]