スティーヴン・フリアーズ
スティーヴン・フリアーズ Stephen Frears | |||||||||||||||||||||||||||||||
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スティーヴン・フリアーズ(2014年) | |||||||||||||||||||||||||||||||
本名 | Stephen Arthur Frears | ||||||||||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1941年6月20日(82歳) | ||||||||||||||||||||||||||||||
出生地 | イングランド レスターシャー州レスター | ||||||||||||||||||||||||||||||
国籍 | イギリス | ||||||||||||||||||||||||||||||
職業 | 映画監督 | ||||||||||||||||||||||||||||||
配偶者 |
Mary-Kay Wilmers Anne Rothenstein (1992-) | ||||||||||||||||||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||||||||||||||||||
『マイ・ビューティフル・ランドレット』 『プリック・アップ』 『危険な関係』 『グリフターズ/詐欺師たち』 『ハイロー・カントリー』 『クィーン』 『あなたを抱きしめる日まで』 | |||||||||||||||||||||||||||||||
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備考 | |||||||||||||||||||||||||||||||
第60回カンヌ国際映画祭 審査委員長(2007年) |
スティーヴン・フリアーズ︵Stephen Frears, 1941年6月20日 - ︶はイギリス出身の映画監督である。
略歴[編集]
1941年6月20日にレスターで生まれた[1][2]。ケンブリッジ大学のトリニティ・カレッジで学ぶ。 BBCで多くの作品を制作した後、1972年に映画監督としてデビューした。 1985年に公開された自身の監督作﹃マイ・ビューティフル・ランドレット﹄は、当初はチャンネル4用に制作した作品だが、エディンバラ国際映画祭での反響をきっかけに劇場公開され、高い評価を獲得。1988年には﹃危険な関係﹄を発表し、フランス最大の映画賞であるセザール賞で外国映画賞を受賞し、アメリカのアカデミー賞でも作品賞を含む7部門にノミネートされ、3部門を受賞した︵しかし、自身の監督賞ノミネートは逃した︶。 1990年、アンジェリカ・ヒューストン主演、マーティン・スコセッシプロダクションで製作した﹃グリフターズ/詐欺師たち﹄で初となるアカデミー監督賞候補となる。1999年には再びスコセッシ製作による﹃ハイロー・カントリー﹄で第49回ベルリン国際映画祭銀熊賞︵監督賞︶を受賞した。 2006年、ダイアナ元皇太子妃の突然の交通事故死の最中にある当時のイギリス王室の舞台裏を描いた﹃クィーン﹄がヴェネツィア国際映画祭で初上映されると大絶賛され、2度目のアカデミー監督賞候補となる︵しかし、この時の受賞者は、これまで自身の作品に製作として協力してきたスコセッシであった︶。 2016年には、メリル・ストリープとヒュー・グラントが共演した映画﹃マダム・フローレンス!夢見るふたり﹄を監督した[3]。 2017年、第74回ヴェネツィア国際映画祭で監督・ばんざい!賞を授与されることとなった[4]。 2018年には﹃英国スキャンダル〜セックスと陰謀のソープ事件﹄というイギリスのテレビ・ミニシリーズを監督し、脚本家のラッセル・T・デイヴィスとタッグを組んだ[5]。主な監督作品[編集]
- if もしも.... If.... (1968) 助監督
- Gumshoe(1972)長編監督デビュー作
- 黄昏に咲いて December Flower (1984) テレビ映画
- 殺し屋たちの挽歌 The Hit (1984)
- マイ・ビューティフル・ランドレット My Beautiful Laundrette (1985)
- プリック・アップ Prick Up Your Ears (1987)
- サミー&ロージィ/それぞれの不倫 Sammy and Rosie Get Laid (1987)
- 危険な関係 Dangerous Liaisons (1988)
- グリフターズ/詐欺師たち The Grifters (1990)
- 靴をなくした天使 Hero (1992)
- スナッパー The Snapper (1993)
- ジキル&ハイド Mary Reilly (1996)
- スティーヴン・フリアーズのザ・ヴァン The Van (1996)
- ハイロー・カントリー The Hi-Lo Country (1998)
- ハイ・フィデリティ High Fidelity (2000)
- がんばれ、リアム Liam (2000)
- FAIL SAFE 未知への飛行 Fail Safe (2000) テレビ映画
- 堕天使のパスポート Dirty Pretty Things (2002)
- ヘンダーソン夫人の贈り物 Mrs. Henderson Presents (2005)
- クィーン The Queen (2006)
- わたしの可愛い人 シェリ Cheri (2009) 兼ナレーション
- タマラ・ドゥルー 〜恋のさや当て〜 Tamara Drewe (2010)
- 噂のギャンブラー Lay the Favorite (2012)
- あなたを抱きしめる日まで Philomena (2013)
- 疑惑のチャンピオン The Program (2015)
- マダム・フローレンス! 夢見るふたり Florence Foster Jenkins(2016)[6]
- ヴィクトリア女王 最期の秘密 Victoria & Abdul (2017)
- 英国スキャンダル〜セックスと陰謀のソープ事件 A Very English Scandal(2018) ソープ事件を題材としたBBC Oneのテレビ・ミニシリーズ[7][8][9]
- ロスト・キング 500年越しの運命 The Lost King (2022)
出演作品[編集]
- ヒストリー・オブ・ゲイシネマ Schau mir in die Augen, Kleiner (2007)
脚注[編集]
(一)^ “Real-life hero”. The Guardian (2002年12月8日). 2020年5月28日閲覧。
(二)^ “Stephen Frears Biography”. Filmreference.com. 2017年5月15日閲覧。
(三)^ “メリル・ストリープ来日、﹁マダム・フローレンス!﹂会見で﹁私だけ暇だった﹂”. 映画ナタリー (2016年10月24日). 2022年6月28日閲覧。
(四)^ “Stephen Frears To Be Honored At Venice Film Festival”. 2017年8月19日閲覧。
(五)^ “ドラマ﹃英国スキャンダル セックスと陰謀のソープ事件﹄感想︵ネタバレ︶”. シネマンドレイク (2022年6月1日). 2022年6月28日閲覧。
(六)^ “メリル・ストリープとヒュー・グラント来日決定、東京国際映画祭オープニングで”. 映画ナタリー. (2016年8月23日) 2016年8月23日閲覧。
(七)^ Mitchell, Robert (2017年8月25日). “Ben Whishaw Joins Hugh Grant in BBC’s ‘A Very English Scandal’”. バラエティ. 2017年10月17日閲覧。
(八)^ Sommers, Kat (2017年8月). “Ben Whishaw Joins Hugh Grant for ‘A Very English Scandal’”. Anglophenia. BBC America. 2017年10月17日閲覧。
(九)^ “Ben Whishaw Cast in A Very English Scandal”. Den of Geek! (2017年8月25日). 2017年10月17日閲覧。
外部リンク[編集]
- スティーヴン・フリアーズ - allcinema
- スティーヴン・フリアーズ - KINENOTE
- Stephen Frears - IMDb(英語)