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ロベルト・ムージル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ロベルト・ムージル
Robert Musil
誕生 1880年11月6日
オーストリア=ハンガリー帝国の旗 オーストリア=ハンガリー帝国 クラーゲンフルト
死没 (1942-04-15) 1942年4月15日(61歳没)
スイスの旗 スイス ジュネーヴ
墓地 ロワ墓地
職業 小説家随筆家劇作家
言語 ドイツ語
国籍  オーストリア
教育 哲学博士
最終学歴 ベルリン大学
活動期間 1906年 - 1942年
ジャンル 小説随筆戯曲
主題 新しい人間、合一、可能性感覚、エッセイスムス
文学活動 モダニズム
代表作特性のない男
主な受賞歴 Gerhart Hauptmann prize (1929年)
クライスト賞 (1923年)
デビュー作 『士官候補生テルレスの惑い』
配偶者 マルタ・マルコヴァルディ
(1911年 - 1942年、死別)
署名
ウィキポータル 文学
テンプレートを表示

 Robert Musil1880116 - 1942415

20[ 1][1]
[1]191030[2]

[]



生涯[編集]

出自[編集]


1846 Hermine Bergauer 

18901917

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1900

1880116[ 2]1891[4]

[ 3][3]

[3][4][5][6]

(1908)(1906)1905

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19111924稿19351919

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1930

1931193319381942

評価[編集]


[1][7]
1949101952-57[1][8]



 [9]

略年譜[編集]


1880年000000
11月6日午前9時、クラーゲンフルト市近郊ザンクト・ループレヒトに父アルフレートと母ヘルミーネの子として生まれる。
1900年 4月19日、『新ブリュン新聞』に「ヴァリエテ」掲載される。
1906年 10月末、『テルレス』刊行。
1908年 11月・12月、隔月誌『ヒュペーリオン』第六号に『魅せられた家』が掲載される。
1911年 4月15日、ウィーンにてマルタと結婚。5月末、『合一』および『テルレス』新版がミュンヘンのゲオルク・ミュラー出版社から刊行される。
1920年 5月1日、『メルケル』に「メロドラマ《黄道十二宮》の序幕」を発表。
1921年 8月22日、ジビュレン出版社が戯曲『熱狂家たち』刊行。12月、『新メルクーア』に「グリージャ」を発表。
1923年 2月末もしくは3月初め、『新小説』に「トンカ」を発表。11月17日、「ポルトガルの女」がローヴォルト出版社から刊行される。手刷りで200部。
1924年 1月5日、三幕からなる茶番劇『ヴィンツェンツとお偉方の女友達』がローヴォルト出版社から刊行される。1月24日、「グリージャ」がポツダムのミュラー商会から刊行される。2月28日、短編集『三人の女』がローヴォルト出版社から刊行される。
1928年 1月、『新展望』に「黒つぐみ」が掲載される。4月8日、正式に『特性のない男』と名づけた長編小説を部分的に発表しはじめる。第八章にあたる「カカーニエン――断章」を『ターク』に発表。
1930年 11月、『特性のない男』第一巻刊行。12月22日、ローヴォルト出版社から『テルレス』新版が刊行される。
1932年 12月19日、ローヴォルト出版社から『特性のない男』第二巻刊行。
1935年 12月半ば、チューリヒのフマーニタス出版社から小品集『生前の遺稿』刊行。実売数、数百部。
1942年 4月15日午後1時、ジュネーブ脳卒中に襲われ死去。

[]


Die Verwirrungen des Zöglings Törleß,1906

Vereinigungen,1911)

Die Schwärmer,1921

Drei Frauen,1924

稿Nachlaßzu Lebzeiten,1935 

(Der Mann ohne Eigenschaften)
1 (12)(1930)

2 (3(1932)

[]


 1964-66 

, 1965-66  

1966 

1968

稿  1969 

,1970 

  1971

  1973

9 1992-97 
1-6 1992-95

7 , 1997 

8/稿 , 1997

9// ,, 1997

 1987 

 1991 

 2001 

 2002 

   2003 ISBN 4805751509

宿 2008 

   2011

[]


,  1974 ()

13 ,,,,  200915 (

,,,  2019 ISBN 978-4901022101

[]


   1994

 1995

 2008

  2010

=Musil und der Baum des Lebens  2012

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注釈[編集]



(一)^ 

(二)^ [3]

(三)^ [3]

出典[編集]

  1. ^ a b c d 圓子修平「序――ローベルト・ムージル」エッセンス 2003, pp. Ⅶ-Ⅷ
  2. ^ 岡田素之「エッセイストとしてのムージル」エッセンス 2003, pp. 439–464
  3. ^ a b c d 「1:「まるで子供のうちに全部決まってしまったかのようだ」」コリーノ 2009, pp. 1–44
  4. ^ a b 「2.「現実からそれてゆくラインの始まり」」プフォールマン 2019, pp. 11–29
  5. ^ 「3:悪魔の尻の穴で――寄宿生時代」コリーノ 2009, pp. 89–121
  6. ^ F・ブライ『同時代人の肖像』法政大学出版局、1981年、147頁。 
  7. ^ アードルフ・フリゼー「序文」フリゼー 1994, pp. 1–3
  8. ^ 加藤二郎・早坂七緒・赤司英一郎「訳者あとがき」フリゼー 1994, pp. 303–318
  9. ^ 「5 多様性」アメリカ講義 2011, pp. 194–195

参考資料[編集]


  1994ISBN 4588490133 

  ︿2011ISBN 978-4-00-327095-0 

 2019ISBN 978-4-901022-10-1 

 12009ISBN 978-4-588-00914-3 

   2003ISBN 4805751509 

[]


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