出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社三新軒︵さんしんけん︶は、新潟県新潟市秋葉区に本社を置き、新津駅等で販売する駅弁調製・店舗運営・不動産経営などを業務とする企業。途中で﹁三新軒﹂﹁新発田三新軒﹂﹁新潟三新軒﹂に分社しているが、本項では前二社について説明する。
●1928年 - 新津駅の構内営業業者として発足し営業を開始。
●1946年 - 新発田に支店をひらき、新発田駅での構内営業を開始。
●1948年 - 新潟に支店をひらき、新潟駅での構内営業を開始。同年、株式会社化し﹁株式会社三新軒﹂設立。
●1956年 - 新発田支店を﹁株式会社新発田三新軒﹂、新潟支店を﹁株式会社新潟三新軒﹂としてそれぞれ独立させ3社体制へ。
●1968年 - ︵新発田三新軒︶新潟営業所を設置。
●1979年 - ︵三新軒︶三新軒ビルを建設して不動産事業に進出。
●1982年 - ︵三新軒︶新潟営業所を開設し、新潟駅・燕三条駅に売店をオープン。
●1984年 - ︵新発田三新軒︶新発田駅構内に店舗開設︵飲食店および書店︶。
●1993年 - ︵新発田三新軒︶新発田駅前再開発のため店舗閉店。
●1997年 - ︵新発田三新軒︶本社機能を三新軒本社と同じ場所に移転。
●1999年 - 新津に三新軒・新発田三新軒共同の調理場を設置。
主な商品[編集]
三新軒[編集]
●雪だるま弁当
雪だるま型の容器が特徴で、この容器は食べ終わったあとは貯金箱として使うことができる。ごはんの上に鶏肉そぼろ・コンニャクや椎茸の煮物・うずら卵などのおかずを盛り付けたもの。
●鮭の焼漬弁当
焼いた鮭をタレにつけこんだおかずをメインとした幕の内弁当。この﹁焼漬﹂は新潟の郷土料理・保存食。発売も古く、三新軒の顔となっている。
●焼漬ぶりいくら弁当
焼いたぶりの切り身といくらをのせた弁当。
●幕の内弁当
幕の内系は﹁デラックス弁当﹂﹁おなじみの幕の内﹂﹁幕の内弁当﹂と複数のグレードのものが用意されている。
●SLキップ弁当
磐越西線方面の郷土色とされるかしわめし︵鶏出汁で炊いたしょうゆ味の炊き込みご飯︶におかずをつけたもの。
新発田三新軒[編集]
●愛の朱鷺 I know Toki.
ごはんの上にイクラ・帆立煮物などを盛り付けたもの。
●佐渡・朱鷺めき弁当
佐渡産の食材という切り口でまとめた懐石弁当。
●まさかいくらなんでも寿司
寿司飯の上に鱒・鮭・蟹・イクラなど海産物を盛ったちらし寿司。
外部リンク[編集]
●三新軒Webサイト