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二角帽子

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Bicorne21819使



 Cocked hat 



192020

ナポレオンの二角帽子[編集]

ナポレオンの肖像画に描かれた二角帽子

ナポレオンが愛用していた二角帽子は、ビーバー毛皮フエルト)から作られたもので、権力の座に就いていた約15年の間に120個ほどが作られた。21世紀に現存しているものはわずかであるが、時折、競売に出品されることもある[1]。ナポレオンはこれを常々横向きに被っており、戦場において友軍が彼を識別する目印となっていたとされる。

日本における二角帽子[編集]

海軍正装用の二角帽子(正帽)

日本では海軍正装用の帽子(正帽)として使用されたほか、上述のように文官等の大礼服にも用いた。

日本では「山形帽」と呼ばれることが多く、二角帽子という用語は一般的でない。また、「コックドハット」の訳語としてその側面形から「三角帽」という言葉が使われることがあるが、海軍士官の帽子など、三角帽子でなく二角帽子を指している場合が多い。

現代における使用例[編集]

フランスのエコール・ポリテクニークの正装の二角帽子(コックドハット)
宮内庁車馬課員の二角帽子(右の2人、馭者は三角帽子)

prorogation speech

habit vert

Grand Uniforme

Spanische Hofreitschule

使使使

姿

脚注[編集]

関連項目[編集]