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絶句

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
五言絶句から転送)

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57

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五言絶句仄起式
●●○○●
承  ○○●●○
○○○●●
結  ●●●○○
五言絶句平起式
○○○●●
承  ●●●○○
●●○○●
結  ○○●●○
七言絶句平起式
○○●●●○○
●●○○●●○
●●○○○●●
○○●●●○○
七言絶句仄起式
●●○○●●○
○○●●●○○
○○●●○○●
●●○○●●○

杜甫の詩題としての「絶句」[編集]

「詩聖」杜甫が詠んだ無題の詩も「絶句」と呼ばれる。

絶句
原文 書き下し文 通釈
江碧鳥逾白 江は碧にして 鳥は逾(いよい)よ白く 川の水は深緑で鳥はますます白く見え
山青花欲燃 山は青くして 花は燃えんと欲す 山は新緑で花は燃えさからんばかりに赤く見える
今春看又過 今春 看(みすみ)す又過ぐ 今年の春も見ているうちにまたもや過ぎ去ろうとしている
何日是歸年 何れの日か 是れ帰る年ぞ 一体いつになれば故郷に帰れる年がくるというのか

関連項目[編集]