コンテンツにスキップ

宮体詩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2[1]

[]


姿[2]

[3]

代表的な詩人[編集]

代表的な作品[編集]

梁簡文帝「詠内人晝眠(内人の昼眠を詠ず)」
原文 書き下し文 通釈
北窗聊就枕 北窓 聊(いささ)か枕に就(つ)き 北の窓でしばし枕について眠る
南檐日未斜 南檐 日 未だ斜めならず 南の檐(のき)では日はまだ傾いていない
攀鉤落綺障 鉤を攀(ひ)きて 綺障を落とし 鉤をひいて 緞子のとばりを落とし
插捩舉琵琶 捩(ばち)を插して 琵琶を挙ぐ 撥を挿して 琵琶をかたづける
夢笑開嬌靨 夢笑 嬌靨 開き 夢での笑いで可愛いえくぼが開き
眠鬟壓落花 眠鬟 落花を圧す 眠りの髻が散り落ちた花をおさえている
簟文生玉腕 簟文 玉腕に生じ 敷物の編み目(の跡)は玉のような腕につき
香汗浸紅紗 香汗 紅紗を浸す 香しい汗は紅いうすぎぬをぬらして透き通らせる
夫婿恒相伴 夫婿 恒(つね)に相ひ伴はば (こんな格好をしていても)愛しい夫はいつも彼女のそばにいるのだから
莫誤是倡家 誤る莫し 是れ倡家と 彼女を倡女とは間違えない

脚注[編集]



(一)^ 

(二)^ 

(三)^ 

関連項目[編集]