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井手口正昭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
井手口 正昭
名前
カタカナ イデグチ マサアキ
ラテン文字 IDEGUCHI Masaaki
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1988-08-10) 1988年8月10日（35歳）
出身地 福岡県福岡市[1]
身長 173cm
体重 68kg
選手情報
ポジション MF
■テンプレート（■ノート ■解説）■サッカー選手pj

井手口 正昭︵いでぐち まさあき、1988年8月10日 - ︶は、福岡県福岡市[1] 出身の元サッカー選手。ポジションはMF。

経歴[編集]


3人兄弟の長男で、末弟もプロサッカー選手の井手口陽介である[2]。10歳の時に地元のサッカー少年団に入る。中学ではアビスパ福岡のセレクションを受けたが不合格で地元の別のクラブに入った[2]。東福岡高校から阪南大学に進学し、チームが優勝した2010年度の関西学生サッカーリーグでは自身も年間最優秀選手賞などを受賞した[3]。

2011年に横浜FCに加入。同年6月4日のJ2リーグ第15節東京ヴェルディ戦でリーグデビュー。本来のポジションであるボランチのほかにサイドバックとしても起用され[4][5][6]、3年間で22試合に出場した。

2014年2月1日より同年12月31日まで香港の横浜FC香港︵在籍中にYFCMDに改名︶に期限付き移籍[7] [8]。

2015年、横浜FCに復帰[9]。2016年、横浜FCとパートナーシップを結ぶベトナム1部リーグのホアンアイン・ザライFCに完全移籍[10]。22試合に出場して3得点をあげ、クラブの残留に貢献した[11]。2017年も同クラブでプレーしていたが、4月に契約解除となった[11]。

2017年8月、FC大阪に完全移籍で加入[12]。

2018年末、FC大阪を退団[13]。

2019年3月、カンボジア・メトフォン・CリーグのビサカFCへの加入が発表された[14]。

2019年12月31日、メトフォン・Cリーグのプノンペン・クラウンFCに移籍[15][16]。

2020年末に入籍[17]。

2021年シーズンはラオスのFCチャンタブリー︵旧名ラオ・トヨタFC︶でプレーすることになったが[17]、COVID-19パンデミックの影響によりラオ・リーグ1は中止が決定した。

2021年10月13日、自身のInstagramアカウントにて引退を発表[18]。

所属クラブ[編集]


ユース経歴

●1995年 - 2000年 板付ウイング︵福岡市立板付小学校︶
●2001年 - 2003年 わかばFC︵福岡市立板付中学校︶
●2004年 - 2006年 東福岡高等学校　
●2007年 - 2010年 阪南大学サッカー部
プロ経歴

個人成績[編集]

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2011 横浜FC 22 J2 7 0 - 0 0 7 0
2012 13 0 - 2 0 15 0
2013 2 0 - 1 0 3 0
香港 リーグ戦 リーグ杯FA杯 期間通算
2013-14 横浜FC香港 /
YFCMD /
夢想駿其		 6 香港1部 10 0 0 0 1 0 11 0
2014-15 29 1 0 1 0 2 1 4 1
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2015 横浜FC 22 J2 0 0 - 1 0 1 0
ベトナム リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
2016 HAGL Vリーグ
2017
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2017 FC大阪 38 JFL 10 1 - - 10 1
2018 21 26 2 - 2 0 23 2
通算 日本 J2 22 0 - 4 0 26 0
日本 JFL 36 3 - 2 0 38 3
香港 香港1部 11 0 1 0 3 1 15 1
ベトナム Vリーグ
総通算 69 3 1 0 9 1 79 4

タイトル[編集]

クラブ[編集]

阪南大学
FC大阪
  • 大阪サッカー選手権大会：2回（2017年、2018年）

脚注[編集]



(一)^ ab“MF 38 井手口正昭”. FC大阪. 2017年10月8日閲覧。

(二)^ ab宇佐美淳 (2018年3月18日). “ベトナムで奮闘する日本人サッカー選手、井手口正昭さんにインタビュー ここで活躍してベトナムに日本人選手がもっと来られるような流れを作りたい。”.  ベトナムフットボールダイジェスト+. 2020年2月25日閲覧。

(三)^ “2010年度 第88回 関西学生サッカーリーグ　表彰一覧(1部)　” (PDF).  関西学生サッカー連盟. 2017年10月15日閲覧。

(四)^ ﹃2011Jリーグ総集編﹄ 日本スポーツ企画出版社、2011年、193頁。

(五)^ ﹃2012Jリーグ総集編﹄ 日本スポーツ企画出版社、2012年、167頁。

(六)^ ﹃2013Jリーグ総集編﹄ 日本スポーツ企画出版社、2013年、179頁。

(七)^ ﹃井手口正昭選手 横浜FC香港へ期限付き移籍のお知らせ﹄︵プレスリリース︶横浜FC香港、2014年1月28日。http://www.yokohamafc-hk.com/ja/news/news20140128_313.php。2017年10月15日閲覧。 

(八)^ ﹃井手口正昭選手期限付き移籍期間延長のお知らせ﹄︵プレスリリース︶横浜FC香港、2014年6月8日。http://www.yokohamafc-hk.com/ja/news/news20140608_346.php。2017年10月15日閲覧。 

(九)^ “横浜FC、MF井手口正昭とFW青木翔大の復帰を発表”. サッカーキング. (2014年12月30日). https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20141230/263513.html 2017年10月15日閲覧。 

(十)^ アジアサッカー研究所／佐藤 (2016年8月26日). “ベトナムでパイオニアとなった日本人サッカー選手、井手口正昭に続く者は現れるか？”. サッカーキング. 2017年10月15日閲覧。

(11)^ ab“Hoàng Anh Gia Lai terminate contract with Ideguchi”. Vietnam News. (2017年4月27日). http://vietnamnews.vn/sports/375437/hoang-anh-gia-lai-terminate-contract-with-ideguchi.html 2017年10月15日閲覧。 

(12)^ “FC大阪、井手口正昭の加入を発表﹁チームの勝利の為に全力で取り組んでいきたい﹂”. サッカーキング. (2017年8月10日). https://www.soccer-king.jp/news/japan/japan_other/20170810/624671.html 2017年10月15日閲覧。 

(13)^ “MF井手口 正昭選手 退団のお知らせ”.  FC大阪 (2018年12月15日). 2019年1月2日閲覧。

(14)^ “MF井手口 正昭選手 移籍先決定のお知らせ”.  FC大阪 (2019年3月20日). 2019年3月24日閲覧。

(15)^ “Masaaki Ideguchi joins Phnom Penh Crown”.  プノンペン・クラウンFC (2019年12月31日). 2020年1月2日閲覧。

(16)^ “チャレンジャスサポート選手の井手口正昭選手がプノンペンクラウン(カンボジア1部)に移籍”.  伊藤壇 (2019年12月31日). 2020年1月2日閲覧。

(17)^ ab井手口正昭 (2021年3月28日). “私事なんですけど、去年の年末に入籍しました。”. 2021年8月13日閲覧。

(18)^ 井手口正昭 (2021年10月13日). “私事ですが、今年でサッカーを引退する事に決めました。”. 2021年10月13日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]


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