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交響曲第1番 (バーバー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

1 (: Symphony in One Movement) 9調

概要

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193581936224121319371213241937

194219431944218

楽器編成

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編成表
木管 金管
Fl. 2、ピッコロ1 Hr. 4 Timp. 1 Vn.1
Ob. 2、イングリッシュホルン1 Trp. 3 シンバルバスドラム Vn.2
Cl. 2(A管)、バスクラリネット1 Trb. 3 Va.
Fg. 2、コントラファゴット1 Tub. 1 Vc.
Cb.
その他ハープ

楽曲構成

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20184

(一)Allegro ma non troppo -

(二)Allegro molto -

(三)Andante tranquillo -

(四)Con moto.



4323121

474 4 3 4調調 4

便1

第1部

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調124調23212調1

第2部

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調調調調

第3部

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「アンダンテ・トランクィッロ」。嬰ヘ長調の調号が付いているが、嬰ハ長調夜想曲風の緩徐楽章である。情緒面において間違いなく楽曲全体の白眉をなす。オーボエによって呈示される非常に息の長い、美しい旋律主題が、さまざまな楽器や部門に受け渡され、調性を変えながら高らかに盛り上がっていく。後半部で、優美な雰囲気から、荘重で厳粛な雰囲気へと性格の変化を伴いながらクライマックスを築き上げる。と同時に、その熱気が冷め遣らぬままに突如としてホ短調の主和音が響いて次の楽章に突入する。

第4部

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「コン・モート」。ホ短調に戻る。コントラバスとチェロが、第1部の第1主題に基づく6小節の不変バス主題を11回反復する。12回目はトランペットに、13回目はトロンボーンに音域を移して反復される。そのまま重々しい性格を保持したままコーダに至り、最後に輝かしいホ長調の主和音が鳴り響く中で終局を迎える。

外部リンク

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