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仄暗い水の底から

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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映画『仄暗い水の底から』(2002)[編集]

仄暗い水の底から
監督 中田秀夫
脚本 中村義洋
鈴木謙一
原作 鈴木光司
『浮遊する水』
製作 一瀬隆重
出演者 黒木瞳
小日向文世
菅野莉央
水川あさみ
音楽 川井憲次
主題歌 スガシカオ青空
撮影 林淳一郎
編集 高橋信之
配給 東宝
公開 日本の旗 2002年1月19日
上映時間 101分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 5.9億円[2]
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2002年に中田秀夫監督で映画化され、2003年のジェラルメ国際ファンタスティカ映画祭でグランプリを受賞した。原作は、短編集の1編「浮遊する水」。2005年にはハリウッド版のリメイクダーク・ウォーター』も制作された。

あらすじ[編集]

離婚調停中であり、娘・郁子の親権を夫・邦夫と争っている淑美は生活を立て直そうと、郁子と一緒に新しいマンションに引っ越す。しかし、そこは雨漏りが酷い、水道水が不味い、上階の子供の足音がよく響くなど不具合が多く、また彼女は何か不穏なものを感じていた。

ある日、淑美は屋上で赤い子供用バッグ(mimikoバッグ)を見つけ、それがきっかけで郁子と同じ幼稚園に通っていた少女・河合美津子が2年前から行方不明になっていることを知る。美津子は父と共に淑美たちの真上の部屋に住んでいて、行方不明になった時には似たバッグをかけていた。

バッグは落とし物としてマンション管理人に届け、捨てられたことを確認するが、後日また屋上で同じものが見つかった。郁子はバッグが気になるようで、また、見えない女の子と会話する奇行が見られるようになった。淑美は、美津子の霊が郁子を連れ去ろうとしているのではないかとパニックに陥り、一度はマンションを出る決意する。

しかし、淑美が離婚調停を依頼していた弁護士の活躍により、事件はひとまずの決着を見た。実は、美津子と父が住んでいた上の部屋の鍵が閉まっておらず、更には、水道が出しっぱなしだった。水漏れは直り、その他の怪現象のいくつかにも説明が付いた。

ところが、ついに美津子の霊が姿を現した。淑美は自分が連れ去られることで、郁子が連れ去られることを阻止した。10年後、郁子は廃墟となったマンションを訪れ、そこに自身の身代わりに命を失った母・淑美の霊を見るのだった。

スタッフ[編集]

キャスト[編集]


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TV(1997)[]


19971





LA FINCA









(2005)[]



映画『ドリーム・クルーズ』(2007)[編集]

短編集の1編「夢の島クルーズ」を原作とした『ドリーム・クルーズ』が、2007年に鶴田法男監督で制作された。

「孤島」の映画化予定[編集]

短編集の1編「孤島」がジョージ・A・ロメロ監督により映画化される予定である[いつ?]

関連商品[編集]

書籍(原作含む)
  • 仄暗い水の底から(著:鈴木光司)<角川書店単行本> ISBN 4048729373
  • 仄暗い水の底から(著:鈴木光司)<角川ホラー文庫> ISBN 4041880025
  • 漫画 仄暗い水の底から(漫画:MEIMU) 映画原作の「浮遊する水」の他、「漂流船」「夢の島クルーズ」「海に沈む森」を収録。
  • 都市伝説研究読本 仄暗い水の底から 角川書店刊行。
オーディオブック
  • Audibleにてデータ配信として2016年6月にオーディオブック化(ナレーター:安國愛菜)されている。

脚注[編集]



(一)^ 106  YEAR BOOK 2003Vol.1062003520035114001843-05 

(二)^ 2002   ///20031522003140 

(三)^ DVD使3 film track

外部リンク[編集]