古舘春一
ふるだて はるいち 古舘 春一 | |
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生誕 |
1983年3月7日(41歳) 日本・岩手県九戸郡軽米町 |
職業 | 漫画家 |
ジャンル | 少年漫画 |
受賞 |
第14回:トレジャー新人漫画賞佳作 (『王様キッド』) 第61回:小学館漫画賞 (『ハイキュー!!』) |
古舘 春一︵ふるだて はるいち、1983年3月7日 - ︶は、日本の漫画家。岩手県九戸郡軽米町出身[1][2]。仙台デザイン専門学校卒[3]。
来歴[編集]
高校を卒業するまでは岩手県に住み、中学、高校時代にはミドルブロッカーとしてバレーボール部に所属していた[4]。高校卒業後は仙台デザイン専門学校に進学する。以後8~9年間は宮城県に住んでいた[4]。 週刊少年ジャンプ編集部に漫画を持ち込んだのは、初持込みとしては﹁かなり遅く﹂25歳の時だった[5]。第14回︵2008年8月期︶JUMPトレジャー新人漫画賞︵審査員‥星野桂︶にて、﹃王様キッド﹄で佳作受賞。﹃週刊少年ジャンプ﹄︵集英社︶公式ウェブサイト上にて作品が掲載される。その後、﹃赤マルジャンプ﹄︵集英社︶2009 WINTERに掲載された﹃アソビバ。﹄でデビューする。 ﹃週刊少年ジャンプ﹄2009年28号に、﹃詭弁学派、四ッ谷先生の怪談﹄を読切として掲載。﹃週刊少年ジャンプ﹄2010年13号から31号まで、初連載﹃詭弁学派、四ッ谷先輩の怪談。﹄を発表し連載デビューを果たす。なお、JUMPトレジャー新人漫画賞出身の漫画家の中では初の連載獲得者である。 ﹃詭弁学派、四ッ谷先輩の怪談。﹄の連載終了後、長年目標であったバレーボールを題材とした漫画の連載を目指す。﹃少年ジャンプNEXT!﹄︵集英社︶2011 WINTER、﹃週刊少年ジャンプ﹄2011年20・21合併号に﹃ハイキュー!!﹄︵読切版︶を掲載。読み切り発表から1年にわたる推敲を経て、﹃週刊少年ジャンプ﹄2012年12号から2020年33・34合併号まで﹃ハイキュー!!﹄を連載する[6]。人物[編集]
趣味・特技は﹁食べたり飲んだり、飲んだり食べたり﹂[1]。好きな漫画として﹃ONE PIECE﹄︵尾田栄一郎︶・﹃鉄コン筋クリート﹄︵松本大洋︶を挙げている[1]。好きなバレーボール選手は青山繁︵元全日本代表︶や、米山裕太︵東レ・アローズ︶[4]。 中学・高校時代はバレーボールに熱中していたが、良い成績を残せず未練が残っていた。そのため、漫画家を目指すと同時にバレーボール漫画を描くことを目標としていた[7]。 前述のように古舘は岩手県の出身ではあるが、地元の町は電車が通っておらず町の外に出る事もあまり無かった。そのため、﹃ハイキュー!!﹄を連載するときに岩手をあまり知らないことに気づき、高校卒業後8~9年過ごした宮城県を同作の主な舞台とした。ただし、烏野高校とその周辺は古舘の故郷でもある岩手県をイメージして描いている[7]。 ﹁ハイキュー!!﹂第24話のカラー扉絵にて、主人公の日向が着用しているTシャツに書かれた四字熟語に誤字があり︵﹁大器晩成﹂の﹁成﹂の5画目が不足している︶、単行本3巻の﹁おまけ漫画﹂にて誤字に﹁本気間違いしました。印刷されてから気づきました。以後気を付けます。﹂と、古舘の詫びのコメントが掲載された。以後、作中で日向のTシャツは誤字を訂正されることなく描かれている[8]。作品[編集]
漫画作品[編集]
●凡例 ●太字は連載作品 ●︿掲載誌﹀WJ‥週刊少年ジャンプ / 赤マル ‥赤マルジャンプ / NEXT‥少年ジャンプNEXT!︵いずれも集英社︶ ●︿収録﹀四 - 〇:詭弁学派、四ッ谷先輩の怪談。〇巻 / ハ:ハイキュー!!連載作品 | 読切作品 |
タイトル | 種 | 掲載誌 | 収 | 備考 | |
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01 | 王様キッド | 読切 | WJ公式サイト | 四 - 3 | 第14回トレジャー新人漫画賞佳作 |
02 | アソビバ。 | 読切 | 赤マル2009 WINTER | 四 - 2 | デビュー作、49P |
03 | 詭弁学派、四ッ谷先生の怪談 | 読切 | WJ 2009年28号 | 四 - 3 | 連載版のプロトタイプ。センターカラー45P |
04 | 詭弁学派、四ッ谷先輩の怪談。 | 連載 | WJ 2010年13号 - 31号 | 四 | 初連載。ホラー漫画 |
05 | ハイキュー!! | 読切 | NEXT 2011 WINTER | 連載版のプロトタイプ。センターカラー51P | |
06 | ハイキュー!! | 読切 | WJ 2011年20・21合併号 | 連載版のプロトタイプ。センターカラー47P | |
07 | ハイキュー!! | 連載 | WJ 2012年12号 - 2020年33・34合併号 | ハ | バレーボール漫画 |
原作担当[編集]
●星希代子﹃ハイキュー!!ショーセツバン!!﹄ 集英社︿ジャンプ ジェイ ブックス﹀- ﹃ハイキュー!!﹄ノベライズ ●レツ﹃れっつ!ハイキュー!?﹄集英社︿ジャンプ・コミックス﹀ - ﹃ハイキュー!!﹄スピンオフ漫画イラスト[編集]
●[EAT A CLASSIC3﹂ジャケットイラスト - →Pia-no-jaC←その他[編集]
●犬えいご!!︵﹃勉タメジャンプ﹄2023 SPRING[9] - ︶ - 連載絵本[9]。関連人物[編集]
アシスタント ●小泉作十 - ﹃別冊コロコロコミック﹄︵小学館︶2016年12月号より﹃みらくるトリオ!ミニオンズ﹄を連載中[10]。 ●杉江翼 - ﹃少年ジャンプ+﹄︵集英社︶2015年より﹃天神-TENJIN-﹄を連載[11]。 ●波切敦 - ﹃週刊少年サンデー﹄︵小学館︶2018年20号より﹃switch﹄を連載中[12]。脚注[編集]
(一)^ abc﹁JG1︵ジャンプグレードワン︶読切祭・﹃詭弁学派、四ッ谷先生の怪談﹄報告書﹂、﹃週刊少年ジャンプ﹄2009年28号156頁、集英社︶
(二)^ “軽米出身・古舘さん小学館漫画賞 ﹁ハイキュー!!﹂”. 岩手日報. 2016年1月22日閲覧。
(三)^ 卒業生★古舘春一先生の活躍!
(四)^ abc日本文化出版﹃月刊バレーボール﹄2014年3月号
(五)^ 第89回JUMPトレジャー新人漫画賞大募集‼
(六)^ “マンガ質問状 ‥ ﹁ハイキュー!!﹂ 推敲1年、作者渾身のバレーマンガ”. MANTANWEB (2013年3月18日). 2014年4月30日閲覧。
(七)^ abハイキュー!! 古舘春一先生インタビュー
(八)^ ハイキュー!!3巻
(九)^ ab“週刊少年ジャンプが本気で作った学習マンガ雑誌、連載作家にBoichiや古舘春一”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年4月1日) 2023年4月1日閲覧。
(十)^ ハイキュー!!.com公式Twitterでのツイートより
(11)^ ﹃詭弁学派、四ッ谷先輩の怪談。﹄2巻126頁参照
(12)^ “﹃switch﹄作者、波切敦氏インタビュー﹁渡邊君や八村君に負けないぐらい夢のある世界を描きたい﹂”. バスケットボールキング (2018年7月25日). 2021年1月20日閲覧。