堀商店
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種類 | 合資会社 |
---|---|
本社所在地 |
日本 〒278-0001 千葉県野田市目吹2010 |
本店所在地 |
〒105-0004 東京都港区[[[新橋 (東京都港区)|新橋]]2-5-2 |
設立 |
1941年9月2日 (創業1890年2月) |
業種 | 金属製品 |
法人番号 | 4010403000815 |
事業内容 |
各種錠前、電気錠システム 建具金物、気密・重量扉用金物 インテリア小物の製造販売 |
代表者 | 代表社員 堀英一郎 |
資本金 | 900万円 |
従業員数 | 30名 |
主要子会社 | 堀ロック工業株式会社 |
外部リンク | http://www.hori-locks.co.jp/ |
合資会社堀商店︵ほりしょうてん、英: HORI LOCKS & BUILDERS' HARDWARE︶は、東京都港区新橋にある錠前・建具金物メーカー。
概要[編集]
堀商店は、錠前と建具金物を中心に、独自性のある製品を開発し製造販売する西洋金物店である。 1890年︵明治23年︶の創業当時は、欧米の錠前・建具金物・暖炉金物などの輸入販売を行っており、大正初めより、自社の錠前・建具金物・船舶金物などを製造販売するようになった。 堀商店は、﹁安全性が高く堅牢なこと﹂﹁質感のある重厚なデザイン﹂であることを、製品開発における理念として一貫して守り続けている。また、伝統的建築物における錠前・金物の修理復元なども手掛け、伝統を守り続けている。沿革[編集]
●1890年︵明治23年︶ - 現在地に、錠・建築金物等を製作する堀商店を創業 ●1932年︵昭和7年︶ - 現存の鉄筋コンクリート造に再建[1]事業所[編集]
●本社 - 千葉県野田市 ●登記上の本店 - 東京都港区新橋 ●札幌営業所 - 北海道札幌市中央区関連会社[編集]
●堀ロック工業株式会社 - 千葉県野田市 ●株式会社保利 - 大阪府大阪市東成区深江南[2]建築概要[編集]
●建築面積 - 173m2 ●設計監理 - 公保敏雄・小林正紹の共同設計 ●建築施工 - 安藤組文化財[編集]
登録有形文化財︵建造物︶ 堀商店 1932年︵昭和7年︶建築、鉄筋コンクリート造4階建塔屋付、建築面積‥173m2[3]。 登録年月日:1998年︵平成10年︶4月21日、種別‥産業3次、登録基準‥造形の規範となっているもの。利用情報[編集]
ショールーム ●営業時間 - 月曜日~金曜日、午前8時45分~午後5時30分 ●休業日 - 土・日・祝日・夏季休暇・年末年始 錠コレクション展示室 ●創業時より製作された製品を展示、閲覧には事前の予約が必要製品[編集]
●錠前 - ドアハンドル、シリンダー錠、電気錠・信号錠・非常錠、可変錠、室内錠、AT錠、引戸錠、引違戸錠、南京錠、シリンダーカムロック、シリンダー、サムターン、メンテナンス用品 ●建具金物 - 開扉用金物、引戸用金物、窓用金物、家具用金物、室内用金物、ラバトリー金物 ●AT&HD - 丁番、可変信芯軸吊、グラビティヒンジ、締りハンドル、錠前、戸当り、アームストッパー、DEXラバー ●小物・ギフト - 置物、灰皿、壁掛け、くるみ割り、キーケース、パスケース、オイルランプ ●カスタムオーダー - 修復・復元、錠・建具金物、受注生産品[4] 明治40年の堀商店 都下に於ける金物業者は頗る多いが、西洋式家具及び洋式建築用材の金物を専売業とするのは甚だ少ないせいか、品質が充実せず、需要者の用を満たさない。それに反し、独り堀商店においては、家具建築用材は言わずもがな、装飾用材に至るまで完備している。︵中略︶本店に於いて製造販売する塗り込み暖炉と置暖炉は、実に天下の逸品にして、品質は堅牢で、体裁も優美で、高尚な舶来品に比しても遜色ない。︵中略︶本店調製の暖炉の舶来品に対する此の如くなるを以って、諸官省はもとより正金銀行、住友銀行の如き、大倉組、清水組の如き、その他諸華族、学校、会社、病院等、殆ど本店調製の暖炉を使用せざるはなし。 本店営業品目の概要を記せば次の如し 塗込暖炉、置暖炉、石油暖炉、瓦斯暖炉、コッキング暖炉類各種並に附属品一式 欧風建築用金具類一式 同室内装飾用金具類並に家具金物類一式 装飾用並に実用電燈ランプ、瓦斯ランプ一式 店頭陳列装飾金具一式 西洋大小便器、洗面器並に敷瓦類各種 大理石前飾一式 — 中山安太編﹃東京模範商工品目﹄東京模範商工品目編纂書、﹁堀商店・欧風建築金物及暖炉発売元﹂、1907年︵明治40年︶6月、国立国会図書館蔵書交通アクセス[編集]
ギャラリー[編集]
脚注[編集]
参考文献[編集]
- 中山安太編『東京模範商工品録』 - 国立国会図書館デジタルコレクション東京模範商工品録編纂所、「堀商店・欧風建築金物及暖炉発売元」、P.126 - 127、1907年(明治40年)6月
- 川本明生著『東京&横浜の長寿建築』東京・深夜叢書社、「堀商店(堀ビル)1932年(昭和7年)」P.144、2004年(平成16年)4月
- 米山勇監修『東京遺産 第2巻』東京・FM出版、「堀商店 - 録音映像」(映像資料)、2006年(平成18年)1月
- 都市美協会編、橋爪紳也監修『建築の東京』東京・不二出版、「堀商店」P.378、2007年(平成19年)
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
座標: 北緯35度40分4.46秒 東経139度45分22.23秒 / 北緯35.6679056度 東経139.7561750度