境真良
境 真良︵さかい まさよし、1968年︵昭和43年︶8月13日[1] - ︶は、日本の官僚、研究者、芸能評論家。
経済産業省消費者政策研究官[2]、iU︵情報経営イノベーション専門職大学︶准教授︵専任︶、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター (GLOCOM) 客員研究員。
来歴[編集]
東京都生まれ[要出典]。麻布中学校・高等学校を卒業[3]。学生時代よりゲームデザイナー、ライターとして活動[要出典]。1993年︵平成5年︶、東京大学法学部を卒業[要出典]。同年、通商産業省︵現‥経済産業省︶に入省[要出典]。 入省後は、同省資源エネルギー庁公益事業部計画課︵電気事業法改正担当︶、国土庁地方産業振興室、瀋陽総領事館大連事務所に勤務[4]。 2001年︵平成13年︶1月の中央省庁再編後、経済産業省文化情報関連産業課︵メディア・コンテンツ課︶の起ち上げに課長補佐として参画[要出典]。その後、東京国際映画祭事務局長︵官民交流︶、経済産業省商務情報政策局プラットフォーム政策室課長補佐、早稲田大学大学院国際情報通信研究科客員准教授︵専任扱い︶勤務を経て[5]、2009年︵平成21年︶4月に経済産業省情報経済課課長補佐、同7月から同省国際戦略情報分析官︵情報産業︶を長く勤めた︵途中、2012年8月から1年間、ドワンゴ︵ニコニコ動画︶での勤務︵官民交流︶を含む︶後、2018年︵平成30年︶7月に独立行政法人情報処理推進機構︵IPA︶参事[要出典]、2023年︵令和5年︶7月から経済産業省消費者政策研究官。また、同時に、慶應義塾大学メディアコミュニケーション研究所非常勤講師︵2004年 - 2005年︶を務めて以来、大学の非常勤講師を多く経験し、2020年よりiU︵情報経営イノベーション専門職大学︶准教授︵専任︶を兼務する。人物[編集]
●専門分野はIT、コンテンツ、アイドル等に関する産業と制度[2]。私的にもアジアの都市文化融合現象を16歳の頃から追っており、趣味は海賊版収集の他、アイドル研究、読書︵マンガ︶、コンピュータいじり等[5]。 ●Twitterの自己紹介欄では﹁さかい魔。本名は境真良。旅人。あるいは、電波系。GLOCOMの人。﹂﹁エンタメ業界をもりたてたい人。﹂とする[6]。また、ももいろクローバーZの熱心なファンを意味する﹁モノノフ﹂を自称する︵推しメンは佐々木彩夏[7]︶。ブログの自己紹介欄では﹁コンテンツ系官僚﹂とする[8]。著書[編集]
単著 ●﹃テレビ進化論﹄︵講談社現代新書︶講談社、2008年。 ●﹃Kindleショック インタークラウド時代の夜明け﹄︵ソフトバンク新書︶ソフトバンククリエイティブ、2010年。 ●﹃アイドル国富論: 聖子・明菜の時代からAKB・ももクロ時代までを解く﹄東洋経済新報社、2014年。 共著 ●佐野真一、四元正弘、田中秀幸、境真良著﹃出版ルネサンス﹄長崎出版、2003年。 ●出版コンテンツ研究会、岩本敏、小林弘人、佐々木隆一、加茂竜一、境真良、柳与志夫著﹃デジタルコンテンツをめぐる現状報告―出版コンテンツ研究会報告2009﹄ポット出版、2009年。 ●東浩紀著・編集、他著﹃日本2.0 思想地図β vol.3﹄ゲンロン、2012年。 ●東浩紀著・編集、他著﹃震災ニッポンはどこへいく 東浩紀対談集:ニコ生思想地図コンプリート﹄ゲンロン、2013年。論文[編集]
●﹁電気事業法をめぐる規制緩和--平成7年電気事業改正の概要﹂動力 45 (228)、pp.7-15、1995年5月。 ●﹁経済産業省に訊く︵特別企画2映画消滅の危機!?︵第3弾︶︶﹂高橋千秋、境真良、小沢寛倫、キネマ旬報 (1337)、93-96、2001年8月。 ●﹁東京国際映画祭をもっと楽しくする方法︵特集 知的財産立国に向けた歩み︶﹂アウラ (165)、12-16、2004年6月。 ●﹁リンデンドルは現実通貨になれるか︵仮想世界の経済力 セカンドライフの膨張︶﹂エコノミスト 85(38)、88-89、2007年7月24日。 ●﹁境真良氏に聞く コンテンツ産業の今と将来﹂境真良、古矢眞義、CIAJ journal 48 (11)、4-9、2008年11月。 ●﹁IECPレポート コンテンツ産業の再デザイン﹂境真良、福冨忠和、智場 (112)、102-107、2008年12月。 ●﹁IECPレポートAR時代の社会--﹃電脳コィル﹄の世界が来る﹂鈴木健[要曖昧さ回避]、山口浩、境真良、智場 (112)、108-115、2008年12月。 ●﹁仮想世界サービスの今後の展望と課題 (2) 現実を拡張する仮想現実 ︵経営情報フォーラム︶﹂経営情報学会誌 17 (3)、91-94、2008年12月。 ●﹁ユーザージェネレーテッドXXの時代 ︵ネットコミュニティと社会︶﹂ネットコミュニティ白書 2009、80-87、2009年。 ●﹁Media Convergence Its Business and Environment﹂情報通信学会誌 28 (2)、28-31、2010年9月25日。 ●﹁我が国の情報通信ビジネスの国際展開﹂パク・キソン、谷脇康彦、境真良他、平田正之、武市博明、村上輝康、三友仁志、情報通信学会誌 29 (4)、11-30、2012年3月25日。 ●﹁Talk ニコ生思想地図﹃日本2.0﹄から考える (1) 新憲法と政治メディア﹂津田大介、境真良、東浩紀、Genron etc. = ゲンロンエトセトラ‥コンテクチュアズ友の会会報 (4)、4-35、2012年8月。 ●﹁座談会 小林節+ゲンロン憲法委員会 憲法から考える国のかたち‥人権、統治、平和主義﹂小林節、境真良、西田亮介他、ゲンロン通信14、23-51、2014年9月。脚注[編集]
(一)^ sakaimaの2014年8月13日20時23分のツイート- X︵旧Twitter︶
(二)^ abamazon. “著者について”. アイドル国富論: 聖子・明菜の時代からAKB・ももクロ時代までを解く 2015年2月1日閲覧。
(三)^ sakaimaの2010年10月4日11時28分のツイート- X︵旧Twitter︶
(四)^ 日中韓女性経済会議2006実行委員会事務局. “05年開催講演録他‥講師プロフィール一覧<境 真良 氏 Masayoshi SAKAI”. 日中韓女性経済会議 2015年2月1日閲覧。
(五)^ ab有限責任中間法人ブロードバンド推進協議会. “境 真良 氏 プロフィール”. シンポジウム﹃仮想世界の法と経済﹄~仮想空間で生じる、現実的課題の解消に向けて~
(六)^ 境 真良@iU/GLOCOM/IPA︵あーりん推し/芸能人スキャンダルネタ要らない︶ (@sakaima) - X︵旧Twitter︶
(七)^ sakaimaの2013年1月16日8時44分のツイート- X︵旧Twitter︶
(八)^ “プロフィール”. 感量主導 ~ led by passion ~ 2015年2月1日閲覧。
外部リンク[編集]
- 感量主導 ~ led by passion ~
- 境真良 (@sakaima) - X(旧Twitter)
- 境真良 - ハフポスト日本版