山鹿温泉
山鹿温泉 | |
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温泉情報 | |
所在地 |
熊本県山鹿市
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座標 | 北緯33度0分53.1秒 東経130度41分20.3秒 / 北緯33.014750度 東経130.688972度座標: 北緯33度0分53.1秒 東経130度41分20.3秒 / 北緯33.014750度 東経130.688972度 |
交通 | 詳しくはアクセスの項を参照のこと |
泉質 | 単純温泉 |
液性の分類 | アルカリ性 |
外部リンク | 山鹿市の山鹿温泉の公式サイト |
山鹿温泉︵やまがおんせん︶は、熊本県山鹿市︵旧国肥後国︶にある温泉。毎年8月に催される﹁山鹿灯籠まつり﹂が有名。
共同湯﹁さくら湯﹂︵再開発後︶と飲泉設備︵画像左下︶ ﹁あし湯﹂ 再建中の﹁さくら湯﹂
旅館、ホテルは約20軒で、規模は熊本県内有数。また、歴史の古い温泉街として風情を強調しており、明治時代には道後温泉を倣って温泉街を作ったといわれる。市街地の中にありながら、露天風呂や浴室に工夫が凝らされており、情緒豊かである。湯量も多く、﹁あし湯﹂、共同浴場のほか温泉プール︵現存しない︶などが設けられた。
また、旧豊前街道にある八千代座は1910年に建てられた国指定の重要文化財の芝居小屋で、観光名所の一つ。2001︵平成13︶年に保存修復工事が終わった。
共同湯
●さくら湯
元々は道後温泉本館を建てた棟梁を招いて建築したものである。1973︵昭和48︶年の再開発により﹁プラザファイブ﹂というビルの一部となり、再開発前の建屋で保存されたのは入口の破風のみであった。内部は近代的で一見プール状になっていたが、ライオンの注ぎ口から流れ出る湯は山鹿温泉の特徴であるなめらかさを十分に保っていた。
プラザファイブビルの再々開発に伴い、2011︵平成23︶年7月から往時の趣をもった建物の再建︵新設︶工事が行われており、2012︵平成24︶年10月頃に完成、再開湯される。
主として近隣住民が利用している。また、以前の入口前に飲泉設備があり、24時間飲用可能な湯が出ている。
泉質[編集]
●アルカリ性単純温泉 非常に滑らかで美肌効果があるといわれる。温泉街[編集]
歴史[編集]
古くは、平安時代の辞書﹃倭名類聚抄﹄に引く﹁山鹿郡﹂に﹁温泉︵ユ︶﹂の地名記載がある。 山鹿の温泉は熊本県内で最も歴史のある温泉地の一つと言われ、その起源についてはいくつかの伝説が残されている。一説に、保元の乱で京都から敗走した宇野親治が山狩りをしていたところ、渓谷に鹿が群れ臥しているのを見て、この温泉を発見したとされる。﹁山鹿﹂の名もこの開湯伝説に因むという。また、菊池則隆の次男政隆の末裔にして山鹿素行の祖先・豪族山鹿太郎重光が治承3年にこの地に民を移住させ、浴槽を設けて入浴の便を図った。以来、移り住む者が増えて山鹿の町が出来たとも伝える。 宿場町としても繁栄した江戸時代には﹁山鹿千軒たらい無し﹂と謳われるほど賑わった。宇野親治が鹿を発見した場所に城主の湯屋が設けられ、御前湯が置かれた。 1923年~1960年まで山鹿温泉鉄道が営業していたが、水害により廃線となった。 2006︵平成18︶年11月には、菊池川流域の玉名温泉、菊池温泉、植木温泉の3温泉地とともに﹁菊池川温泉郷づくり協議会﹂を発足させ、﹁菊池川温泉郷﹂ブランド化を目指して共通商品や広域観光ルートの開発などに取り組んでいくことになった。アクセス[編集]
- 熊本桜町バスターミナルから九州産交バス山鹿温泉ゆきに乗車し「山鹿温泉(八千代座入口)」下車。
- 九州自動車道植木インターチェンジから12㎞、菊水インターチェンジから9.5㎞。