日根野弁治
日根野 弁治︵ひねの べんじ、文化12年︵1815年︶ - 慶応3年8月23日︵1867年9月20日︶︶は、幕末の土佐藩士、剣客。名は吉善。
土佐藩郷士・市川信好の四男︵一説に次男︶として生まれる。後に小栗流和術師匠役・日根野恵吉の養嗣子となる。
姓組2人扶持5石を賜り、剣術導役・屋敷弘敷役を歴任する。一方で高知城下築屋敷で道場を経営した。日根野家は武術師匠役を務める高級武家であるが、弁治自身が郷士の出身であったために、下士身分の門弟が多く集まった。坂本龍馬もその内の一人である。
墓所は高知県高知市奥福井。
なお、龍馬と関連する作品を演じた役者は、テレビドラマ﹃竜馬がゆく (1965年のテレビドラマ)﹄は芦田伸介、NHK総合テレビアニメ﹃お〜い!竜馬﹄は玄田哲章、NHK大河ドラマ﹃龍馬伝﹄では若松武史。