日隈ジュリアス
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てるクリニック硬式野球部 #48 | |
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2019年5月23日 横須賀スタジアムにて | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 沖縄県中頭郡北谷町 |
生年月日 | 1997年5月25日(27歳) |
身長 体重 |
183 cm 75 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投左打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2015年 ドラフト4位 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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日隈 ジュリアス︵ひぐま ジュリアス、1997年5月25日 - ︶は、沖縄県中頭郡北谷町出身の元プロ野球選手︵投手︶。左投左打。NPB時代の登録名は﹁ジュリアス﹂。
実弟も野球選手の日隈モンテルで[1]、2022年度NPBドラフトで埼玉西武ライオンズから育成指名された。
経歴[編集]
プロ入り前[編集]
小学校から﹁浜川ジャイアンツ﹂で野球を始める[2]。桑江中学校では與那原大剛と同級生だった[3]。高知中央高等学校では県大会優勝、四国大会ベスト4が最高で、甲子園出場はなかった。 2015年ドラフト会議で、東京ヤクルトスワローズから4位指名を受け、11月27日に契約金3200万円、年俸500万円で合意した[4]。背番号は48。プロ入り後[編集]
2016年は、5月15日にイースタン・リーグの対千葉ロッテマリーンズ︵ヤクルト戸田球場︶で二軍公式戦初登板を果たすが、故障のためこの1試合のみの出場に終わる。8月31日に左肘関節のクリーニング手術を受け、以降はリハビリに励んだ[5]。 2017年も左肘の故障に苦しみ、5月10日に左肘靱帯のトミー・ジョン手術を受けた[6]。全治1年との診断で、二軍公式戦の出場はなく、10月3日に球団から戦力外通告を受けた[7]。11月24日に育成選手として再契約。背番号は119[8]。 2018年中に復帰し、二軍公式戦12試合に登板して防御率5.11の成績を残す。10月31日、自由契約公示[9]されたのち、育成選手として再度契約。 2019年はチームメイトの近藤一樹にトレーニングの助言を仰ぐなどして体力面で成長を見せ、故障に悩まされず1年を通じて二軍戦でコンスタントに登板。23試合に登板して2勝1敗、防御率5.49の成績[10]。シーズン終了後はみやざきフェニックス・リーグや[11]台湾のアジア・ウィンター・リーグに派遣され[12]、ウィンターリーグ戦では防御率0.80で2勝をあげる活躍を見せた[13]。なお、ウィンターリーグ前の10月31日に自由契約公示[14]されたのち、育成選手として再度契約している[10]。 2020年は育成契約後では最少の二軍公式戦10試合の登板に終わり、防御率は4.38。11月2日、戦力外通告を受けた[15]。12月7日、明治神宮野球場で行われた12球団合同トライアウトに参加するも、3人の打者に対して与四球2、被安打1の結果に終わる。この被安打は、14年ぶりの現役復帰を目指す48歳の新庄剛志による適時打であった[16]。 2021年2月17日、弟のモンテルが所属する独立球団・琉球ブルーオーシャンズの春季キャンプに招待選手として参加することが発表された[17]。3月10日、同球団への入団が発表された[2][18]。8月16日、同14日付で任意引退すると発表された[19]。なお、弟のモンテルも、9月14日に同球団を自主退団している[20]。なお、ジュリアスの退団発表直後に、琉球球団では複数の新型コロナウイルス感染者が確認され、活動が休止する事態に陥ったが、ジュリアスに一切の関係がないことが琉球の球団社長・北川智哉によって明かされている[21]。琉球での成績は、16試合に登板して防御率3.14だった[22]。プロ退団後[編集]
2023年4月開催のJABA東京都クラブ春季大会の出場チームメンバー表で、東京都の社会人野球クラブチーム・REVENGE99に新人として所属していることが確認できる[23]。 2024年からは地元・沖縄県に戻って、エイトベースボールアカデミー沖縄校のコーチに就任し、小中学生への野球指導に携わる[24]。また、同県のクラブチーム・てるクリニック野球部に所属し、野手として現役も続行している[25]。人物[編集]
アメリカ人の海兵隊員である父と日本人の母を持つハーフ[26]。父はイラク戦争の影響でジュリアスが4歳の頃から会えておらず消息不明となっていたが、2015年ドラフト会議直前に生存が確認された[27]。 ヤクルト同期入団の廣岡大志とは仲が良い[28]。 2022年3月31日に結婚している[29]。詳細情報[編集]
年度別投手成績[編集]
- 一軍公式戦出場なし
背番号[編集]
- 48 (2016年 - 2017年)
- 119 (2018年 - 2020年)
- 12 (2021年 - 同年8月13日)
登録名[編集]
- ジュリアス (2016年 - 2020年)
脚注[編集]
(一)^ “沖縄初プロ野球球団 琉球ブルーオーシャンズ トライアウト合格者発表” (PDF). 琉球ブルーオーシャンズ (2019年11月20日). 2019年11月21日閲覧。
(二)^ ab“琉球入団の前ヤクルト・日隈ジュリアス、新天地で再出発﹁野球ができる喜びが大きい﹂”. SANSPO.COM. (2021年3月12日) 2021年3月12日閲覧。
(三)^ 日隈、ヤクルトと仮契約 背番号48﹁早く1軍に﹂ 沖縄タイムス 2015年11月28日
(四)^ “ヤクルト、4位指名の高知中央高・日隈と合意”. スポニチアネックス (スポーツニッポン新聞社). (2015年11月27日) 2016年3月21日閲覧。
(五)^ “ヤクルトD4・ジュリアス、8月に左肘手術していた 11月にもブルペン”. SANSPO.COM (産業経済新聞社). (2016年10月15日) 2017年10月4日閲覧。
(六)^ “燕・ジュリアス、10日にトミー・ジョン手術へ”. SANSPO.COM (産業経済新聞社). (2017年5月9日) 2017年10月4日閲覧。
(七)^ “戦力外通告について”. 東京ヤクルトスワローズ公式サイト (2017年10月3日). 2017年10月3日閲覧。
(八)^ “︻ヤクルト︼ジュリアスと新たに育成契約﹁しっかり体を作って頑張りたい﹂”. スポーツ報知 (2017年11月24日). 2017年11月24日閲覧。
(九)^ “自由契約選手︵育成選手︶|2018年度公示”. NPB.jp 日本野球機構 (2018年10月31日). 2018年11月4日閲覧。
(十)^ ab“ヤクルト育成のジュリアスは現状維持でサイン、支配下復帰へ意欲﹁来年戦える準備を﹂”. デイリースポーツ online. (2019年11月19日) 2020年11月2日閲覧。
(11)^ “ヤクルト フェニックスL参加選手を発表 村上ら26人”. Sponichi Annex. (2019年10月4日) 2020年11月2日閲覧。
(12)^ “ヤクルト、金久保、ジュリアスがウインターリーグ参加へ 球団メンバー変更発表”. Full-Count. (2019年11月8日) 2020年11月2日閲覧。
(13)^ 横尾弘一 (2019年12月13日). “NPB REDが首位でNPB WHITEは準決勝進出ならず︻アジア・ウインター・ベースボール︼”. Yahoo!ニュース 個人 2020年11月2日閲覧。
(14)^ “自由契約選手︵育成選手︶|2019年度公示”. NPB.jp 日本野球機構. 2020年11月2日閲覧。
(15)^ "来季の契約について". 公式サイト. 東京ヤクルトスワローズ. 2 November 2020. 2020年11月2日閲覧。
(16)^ “新庄氏は3打数1安打1打点/合同トライアウト詳細 - プロ野球ライブ速報”. 日刊スポーツ (2020年12月7日). 2020年12月7日閲覧。
(17)^ “元ヤクルトの日隈ジュリアスが琉球のキャンプに参加”. スポーティングニュース・ジャパン. (2021年2月17日) 2021年2月20日閲覧。
(18)^ “日隈ジュリアス選手入団のお知らせ”. 琉球ブルーオーシャンズ (2021年3月10日). 2021年3月10日閲覧。
(19)^ “任意引退選手のお知らせ”. 琉球ブルーオーシャンズ (2021年8月16日). 2021年8月16日閲覧。
(20)^ “契約解除のお知らせ”. 琉球ブルーオーシャンズ (2021年9月14日). 2021年9月16日閲覧。
(21)^ “コロナ騒動は他球団に波及…琉球球団社長に聞いた﹁選手給料カット﹂﹁コーチ契約解除﹂”. 日刊ゲンダイ: p. 3. (2021年9月2日) 2021年10月1日閲覧。
(22)^ 琉球ブルーオーシャンズ [@RYUKYUBLUEOCEAN] (2021年10月5日). "2021年度 通算成績". X︵旧Twitter︶より2021年10月6日閲覧。
(23)^ “2023年JABA東京都クラブ春季大会 兼 第47回全日本クラブ野球選手権東京都予選 出場チームメンバー表” (PDF). 日本野球連盟. 2023年4月6日閲覧。
(24)^ 日隈ジュリアス [@julius_h1997] (2024年1月31日). "この度eight沖縄校でコーチをさせていただくことになりました⚾️". Instagramより2024年5月10日閲覧。
(25)^ 日隈ジュリアス [@julius_h1997] (2024年3月23日). "ご報告です⚾️". Instagramより2024年5月10日閲覧。
(26)^ “ヤクドラ4日隈 登録名﹁ジュリアス﹂熱望 父は米国人”. スポニチアネックス (スポーツニッポン新聞社). (2015年11月19日) 2016年3月21日閲覧。
(27)^ “ヤクルト4位の日隈、米国人父に神宮の勇姿見せる”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2015年12月12日) 2017年10月4日閲覧。
(28)^ “ヤクルト 新人広岡&ジュリアス﹁僕たちラブラブ…﹂関係を暴露”. スポニチアネックス (スポーツニッポン新聞社). (2016年1月23日) 2017年10月4日閲覧。
(29)^ 日隈ジュリアス [@julius_h1997] (2022年4月10日). "報告です". Instagramより2022年9月17日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)
- 日隈ジュリアス Julius Higuma (@julius_h1997) - Instagram
- 日隈ジュリアス Julius Higuma (@julius1997H) - X(旧Twitter)