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旧篠原家住宅

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旧篠原家住宅

旧篠原家住宅(きゅうしのはらけじゅうたく)は、栃木県宇都宮市今泉一丁目にある歴史的建造物。土蔵造の主屋(店舗兼住宅)と新蔵は江戸時代以来の豪商であった宇都宮市の代表的旧家・篠原家が1895年明治28年)に建てたもので、「旧篠原家住宅」の名称で建造物部門の重要文化財に指定されている。

概要

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宿宿43[1]192413111110 ha150[1]

194520712[2][1]

建築物

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主屋(重要文化財)

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1使[3][3]

新蔵(重要文化財)

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外壁を黒漆喰塗り、1階外部を大谷石貼りとする。

  • 建築面積:19.9m2
  • 建築形式:土蔵造2階建、切妻造、桟瓦葺
  • 建築時期:1895年(明治28年)建立(部材墨書による)

文庫蔵

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生活用具、衣類、書画・骨董などの美術品、古書などを保管していたという。

  • 建築形式:土蔵造2階建
  • 建築時期:1851年嘉永4年)建立。2002年から翌年(平成14~15年)にかけて解体修理が行われた。

石蔵

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醤油醸造に使用した道具等を保管していたという。

  • 建築形式:土蔵造2階建
  • 建築時期:文庫蔵と同時期と推定される。

沿革

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1851411 - 

189528- 

199571127 - 4

19968226 - 

1997931 - 

200012525 - 2

2003152 - [4]

200719- 10

アクセス

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徒歩
  • JR宇都宮駅西口から徒歩5分(約300m[1]
  • 東武宇都宮駅東口から徒歩20分

脚注

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  1. ^ a b c d e 塙 2008, p. 38.
  2. ^ 小板橋 2014, p. 80.
  3. ^ a b c 塙 2008, p. 39.
  4. ^ 宇都宮市都市開発部都市計画課『うつのみや百景』宇都宮市、2003年2月、1-2頁。 

参考文献

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  • 小板橋武『これだけは見ておきたい 栃木の宝物50選 スケッチの旅』随想舎、2014年4月14日、135頁。ISBN 978-4-88748-292-0 
  • 塙静夫『うつのみや歴史探訪 史跡案内九十九景』随想舎、2008年9月27日、287頁。ISBN 978-4-88748-179-4 

関連項目

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外部リンク

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座標: 北緯36度33分42.5秒 東経139度53分48.8秒 / 北緯36.561806度 東経139.896889度 / 36.561806; 139.896889