東てるひこ
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東 てるひこ︵あずま てるひこ、1944年10月2日 - 2019年2月18日︶は、日本の実業家。株式会社東京音楽センター︵TMC︶創業者。音楽プロデューサー、シンガーソングライター。本名は東 暉久︵あずま てるひさ︶。
来歴[編集]
鹿児島県生まれ。駒澤大学商学部経済学科を卒業した。大学卒業後、トヨタ系列カーディーラーに入社した。入社1年目よりトップセールスマンとなる。1973年、東京音楽センターの前身となる﹁コトブキミュージック﹂を設立し、代表取締役社長に就任した[1]。1974年、結婚式や披露宴の音楽演出に着目し、披露宴専用の﹁8トラックテープ﹂を開発した。 1978年、﹁レディバード音楽学院﹂を設立し、プロ演奏者養成を始める。1980年、電子オルガンとシンセサイザーを組み合わせた﹁ウェディングセンサー﹂を開発した。1981年、株式会社東京音楽センターを法人設立︵資本金1,000万、所在地‥練馬区上石神井︶した。1985年、結婚披露宴専用のシンセサイザーシステム﹁ウェディングトーン﹂を商品化した︵特許申請し、三井物産と販売提携を結び、取引先を全国に拡大︶。 1995年、﹁教会式ウェディング﹂を商品化した。1997年、チャペルウェディングをハード・ソフトの両面から提案する﹁チャペルコーディネートシステム﹂を展開した。1998年、大阪事業所を開設した。1999年、ベル自動演奏システム﹁ベルシンフォニー﹂を発売した。東京本部を移転拡大︵所在地:小金井市︶した。2016年、取締役会長に就任した。 ブライダル業界初の音楽プロデューサーとして、結婚の音楽演出を手掛ける。34年間にわたり、結婚式や披露宴の演出を行い、約50万組を見届けた。幸せプロデューサーとして、幸せの種を勉強会などを通じて伝え続けた。 2019年2月18日に死去した。74歳没[2]。音楽活動[編集]
シンガーソングライターとしてCMソング・楽器メーカーのセールスマン応援歌の作曲、代議士の応援歌を作詞・作曲した。全国のホテルのディナーショーにも多く出演した。ラジオパーソナリティも務めた。 1994年、オリジナル曲﹃三年坂二年坂﹄は、京都遷都1200年祭のイメージソングとして採用される。 2000年、﹃戦国エレジー﹄のCDをリリースした。 2002年、芸能生活35年を記念してCDミニアルバムを一挙に5枚(全17曲)同時リリースした。 2003年、﹃東てるひこのセピアウエーヴ﹄(KBCラジオ︵九州朝日放送︶毎週日曜21:30 - 55放送)、﹃東てるひこのセピアンストーリー﹄︵エフエム西東京 毎週土曜21:00 - 30放送︶でパーソナリティを務めた[3]。 2004年、中国の吉林大学および吉林省芸術学院で﹃日中親善友好コンサート﹄を開催した。著書[編集]
●﹁いいことが起こる法則﹂かんき出版 2008年2月[4]ディスコグラフィ[編集]
●﹃戦国エレジー﹄ 2000年 以下、ミニアルバム5枚︵全17曲︶を同時リリース 2002年11月30日 規格品番 ORSO-20182、レーベル VMC︵ダイキサウンド︶[5]- 「いつかきた道」、SKU 4948722110316
- 1.いつかきた道 2.今はもう思い出 3.絆 4.いつかきた道(オリジナルカラオケ)
- 「感謝」
- 1.草原の輝き 2.二人のメモリー 3.ミッドナイトブルー 4.長い冬 5.草原の輝き(オリジナルカラオケ)
- 「旅そして男」
- 1.旅そして男 2.夜明けの富士 3.水平線の彼方へ 4.旅そして男(オリジナルカラオケ)
- 「旅の途中 ~アルプスを眺むれば~」2002年11月30日
- 1.安曇野 2.訪れる冬を聴きながら 3.甲州一人旅 4.訪れる冬を聴きながら(オリジナルカラオケ)
- 「海辺にて」
- 1.上海今は夏 2.浜しぐれ 3.あなたは夕陽 4.夕暮れヨコハマ 5.あなたは夕陽(オリジナルカラオケ)
出典[編集]
(一)^ “沿革”. 東京音楽センター︵TMC︶. 2024年2月3日閲覧。
(二)^ “︻訃報︼弊社取締役会長 東 暉久”. 東京音楽センター (2019年3月7日). 2024年2月3日閲覧。
(三)^ “東てるひこ”. かんき出版. 2024年2月3日閲覧。
(四)^ “﹁いいことが起こる法則﹂かんき出版”. 紀伊国屋書店. 2024年2月3日閲覧。
(五)^ “東てるひこ作品”. タワーレコード. 2024年2月3日閲覧。