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来歴・人物
2
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2.1
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3
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水村美苗
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
水
村
美
苗
︵
み
ず
む
ら
み
な
え
、
1
9
5
1
年
[
1
]
-
︶
は
、
日
本
の
小
説
家
、
評
論
家
。
夫
は
東
京
大
学
経
済
学
部
名
誉
教
授
の
岩
井
克
人
。
米
国
に
長
く
滞
在
。
夏
目
漱
石
﹃
明
暗
﹄
の
続
編
と
し
て
﹃
続
明
暗
﹄
(
1
9
9
0
年
)
を
創
作
し
話
題
に
。
評
論
﹃
日
本
語
が
亡
び
る
と
き
英
語
の
世
紀
の
中
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﹄
(
2
0
0
8
年
)
も
高
く
評
価
さ
れ
た
。
ほ
か
に
﹃
本
格
小
説
﹄
(
2
0
0
2
年
)
な
ど
。
来
歴
・
人
物
[
編
集
]
東
京
都
生
ま
れ
。
母
は
八
木
義
徳
に
師
事
し
て
、
78
歳
で
初
の
自
伝
的
小
説
﹃
高
台
に
あ
る
家
﹄
を
上
梓
し
た
水
村
節
子
︵
1
9
2
2
-
2
0
0
8
︶
。
父
親
の
仕
事
の
関
係
で
12
歳
の
時
に
渡
米
。
ボ
ス
ト
ン
美
術
学
校
︵
英
語
版
︶
、
イ
ェ
ー
ル
大
学
フ
ラ
ン
ス
文
学
専
攻
、
イ
ェ
ー
ル
大
学
大
学
院
仏
文
科
博
士
課
程
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在
籍
、
ポ
ー
ル
・
ド
・
マ
ン
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教
え
を
受
け
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。
プ
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ン
ス
ト
ン
大
学
講
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、
ミ
シ
ガ
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大
学
客
員
助
教
授
、
ス
タ
ン
フ
ォ
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ド
大
学
客
員
教
授
と
し
て
、
日
本
近
代
文
学
を
教
え
る
。
プ
リ
ン
ス
ト
ン
大
学
で
教
鞭
を
執
る
傍
ら
日
本
語
で
小
説
を
書
き
始
め
る
。
夏
目
漱
石
の
未
完
に
終
わ
っ
た
﹃
明
暗
﹄
の
続
き
を
書
い
た
﹃
續
明
暗
﹄
で
、
1
9
9
0
年
芸
術
選
奨
新
人
賞
を
受
賞
。
欧
文
が
部
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横
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き
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﹃
私
小
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m
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﹄
で
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9
9
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年
野
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文
芸
新
人
賞
を
受
賞
。
エ
ミ
リ
ー
・
ブ
ロ
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テ
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﹃
嵐
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丘
﹄
を
戦
後
日
本
を
舞
台
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書
き
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え
た
﹃
本
格
小
説
︵
英
語
版
︶
﹄
で
、
2
0
0
3
年
読
売
文
学
賞
を
受
賞
。
2
0
0
9
年
に
は
﹃
日
本
語
が
亡
び
る
と
き
﹄
で
小
林
秀
雄
賞
を
受
賞
し
、
同
賞
を
夫
婦
で
も
の
に
し
た
こ
と
に
な
る
。
そ
の
時
点
で
す
べ
て
の
単
著
が
賞
を
と
っ
て
い
る
。
2
0
1
2
年
、
﹃
新
聞
小
説
母
の
遺
産
﹄
で
大
佛
次
郎
賞
を
受
賞
。
著
書
[
編
集
]
●
﹃
續
明
暗
﹄
筑
摩
書
房
1
9
9
0
年
の
ち
新
潮
文
庫
。
ち
く
ま
文
庫
2
0
0
9
年
I
S
B
N
4
4
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4
2
6
0
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小
説
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m
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新
潮
社
1
9
9
5
年
の
ち
新
潮
文
庫
。
ち
く
ま
文
庫
2
0
0
9
年
I
S
B
N
4
4
8
0
4
2
5
8
5
3
●
﹃
本
格
小
説
﹄
新
潮
社
2
0
0
2
年
。
新
潮
文
庫
2
0
0
5
年
上
I
S
B
N
4
1
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1
3
3
8
1
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2
/
下
I
S
B
N
4
1
0
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3
3
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1
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●
﹃
日
本
語
が
亡
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る
と
き
英
語
の
世
紀
の
中
で
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筑
摩
書
房
2
0
0
8
年
。
増
補
・
ち
く
ま
文
庫
2
0
1
5
年
I
S
B
N
4
4
8
0
4
3
2
6
6
3
●
﹃
日
本
語
で
読
む
と
い
う
こ
と
﹄
筑
摩
書
房
2
0
0
9
年
。
ち
く
ま
文
庫
2
0
2
2
年
I
S
B
N
4
4
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0
4
3
8
0
1
7
●
﹃
日
本
語
で
書
く
と
い
う
こ
と
﹄
筑
摩
書
房
2
0
0
9
年
。
ち
く
ま
文
庫
2
0
2
2
年
I
S
B
N
4
4
8
0
4
3
8
0
2
5
●
﹃
新
聞
小
説
母
の
遺
産
﹄
中
央
公
論
新
社
2
0
1
2
年
。
中
公
文
庫
2
0
1
5
年
上
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S
B
N
4
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2
2
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6
0
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8
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/
下
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S
B
N
4
1
2
2
0
6
0
8
9
3
共
著
●
辻
邦
生
と
の
往
復
書
簡
﹃
手
紙
、
栞
を
添
え
て
﹄
朝
日
新
聞
社
1
9
9
8
年
、
朝
日
文
庫
2
0
0
1
年
、
ち
く
ま
文
庫
2
0
0
9
年
英
訳
版
[
編
集
]
●
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T
r
u
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本
格
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説
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、
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2
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1
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参
考
[
編
集
]
●
コ
ト
バ
ン
ク
脚
注
[
編
集
]
(一)
^
コ
ト
バ
ン
ク
に
記
載
。
表
話
編
歴
第17回
野間文芸新人賞
野間文芸奨励賞
1941年-1946年
第1回
笹本寅
『会津士魂』
第2回
山岡荘八
『海底戦記』『潜艦同乗記』、
棟田博
『台児荘』、
山手樹一郎
『崋山と長英』、
浜田廣介
第3回
大林清
『庄内士族』
第4回
檀一雄
『天明』
第5回
北條誠
『寒菊』『一年』
野間文芸新人賞
1970年代
第1回
津島佑子
『光の領分』
1980年代
第2回
立松和平
『遠雷』
第3回
村上龍
『
コインロッカー・ベイビーズ
』、
宮内勝典
『金色の象』
第4回
村上春樹
『
羊をめぐる冒険
』
第5回
尾辻克彦
『雪野』
第6回
青野聰
『女からの声』、
島田雅彦
『夢遊王国のための音楽』
第7回
中沢けい
『水平線上にて』、
増田みず子
『自由時間』
第8回
岩阪恵子
『ミモザの林を』、
干刈あがた
『しずかにわたすこがねのゆびわ』
第9回
新井満
『ヴェクサシオン』
第10回
吉目木晴彦
『ルイジアナ杭打ち』
第11回
伊井直行
『さして重要でない一日』
1990年代
第12回
佐伯一麦
『ショート・サーキット』
第13回
笙野頼子
『なにもしてない』
第14回
リービ英雄
『星条旗の聞こえない部屋』
第15回
奥泉光
『ノヴァーリスの引用』、
保坂和志
『草の上の朝食』
第16回
竹野雅人
『私の自叙伝前篇』
第17回
佐藤洋二郎
『夏至祭』、
水村美苗
『私小説 from left to right』
第18回
角田光代
『まどろむ夜のUFO』、
柳美里
『フルハウス』
第19回
町田康
『くっすん大黒』
第20回
藤野千夜
『おしゃべり怪談』
第21回
阿部和重
『無情の世界』、
伊藤比呂美
『ラニーニャ』
2000年代
第22回
赤坂真理
『ミューズ』、
岡崎祥久
『楽天屋』
第23回
堂垣園江
『ベラクルス』、
清水博子
『処方箋』
第24回
佐川光晴
『縮んだ愛』、
若合春侑
『海馬の助走』
第25回
島本理生
『リトル・バイ・リトル』、
星野智幸
『ファンタジスタ』
第26回
中村航
『ぐるぐるまわるすべり台』、
中村文則
『遮光』
第27回
青木淳悟
『四十日と四十夜のメルヘン』、
平田俊子
『二人乗り』
第28回
中原昌也
『名もなき孤児たちの墓』
第29回
鹿島田真希
『ピカルディーの三度』、
西村賢太
『暗渠の宿』
第30回
津村記久子
『
ミュージック・ブレス・ユー!!
』
第31回
村田沙耶香
『ギンイロノウタ』
2010年代
第32回
円城塔
『烏有此譚』、
柴崎友香
『寝ても覚めても』
第33回
本谷有希子
『ぬるい毒』
第34回
日和聡子
『螺法四千年記』、
山下澄人
『緑のさる』
第35回
いとうせいこう
『想像ラジオ』
第36回
松波太郎
『LIFE』
第37回
滝口悠生
『愛と人生』、
古川日出男
『女たち三百人の裏切りの書』
第38回
戌井昭人
『のろい男―俳優・亀岡拓次』
第39回
今村夏子
『星の子』、
高橋弘希
『日曜日の人々(サンデー・ピープル)』
第40回
金子薫
『双子は驢馬に跨がって』、
乗代雄介
『本物の読書家』
第41回
古谷田奈月
『神前酔狂宴』、
千葉雅也
「デッドライン」
2020年代
第42回
李龍徳
『あなたが私を竹槍で突き殺す前に』
第43回
井戸川射子
『ここはとても速い川』
第44回
町屋良平
『ほんのこども』
第45回
朝比奈秋
『あなたの燃える左手で』、
九段理江
「しをかくうま」
典拠管理データベース
全般
FAST
ISNI
VIAF
WorldCat
国立図書館
フランス
BnF data
ドイツ
イスラエル
アメリカ
日本
チェコ
韓国
オランダ
ポーランド
学術データベース
CiNii Books
CiNii Research
その他
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21世紀日本の女性著作家
日本の女性小説家
20世紀日本の小説家
21世紀日本の小説家
20世紀日本の女性随筆家
21世紀日本の女性随筆家
日本の女性文芸評論家
読売文学賞受賞者
スタンフォード大学の教員
プリンストン大学の教員
イェール大学出身の人物
東京都出身の人物
在アメリカ合衆国日本人
1951年生
存命人物
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BNFdata識別子が指定されている記事
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