浅舞のケヤキ
浅舞のケヤキ︵あさまいのケヤキ︶は、秋田県横手市平鹿町にあるケヤキの巨木。槻の木︵つきのき︶とも呼ばれる。秋田県の天然記念物に指定されている。
概要[編集]
1968年︵昭和43年︶3月19日の指定当時で樹齢500年以上、地上3メートルの幹周りが約8.3メートル、樹高が約35メートルあり、枝張りは30メートルあったが現在は枝が伐採されている[1]。県内では、藤琴の大ケヤキに次ぐ大きさである。菅江真澄の著書である﹁雪の出羽路﹂内のスケッチでは、隣接する琵琶沼[2]を隠すほどの大きな大樹が2本描かれている[3]。木の由来については栽植か自然生のものか、また、いつ頃のものかもはっきりしていない。 江戸時代、この木の西側に御役屋が建てられ、 明治初期まで平鹿郡の司法、行政の中心であった[1]。この御役屋の門は現存し、浅舞感恩講保育園の門として現在も利用されている他、横手市の文化財に指定されている[4]。 毎年冬︵12月中旬から1月中旬︶にはイルミネーションイベント﹁槻の木光のファンタジー[5]﹂が琵琶沼周辺を会場として開催される。-
槻の木光のファンタジー(2020年1月撮影)
所在地[編集]
アクセス[編集]
脚注[編集]
(一)^ ab“施設案内 浅舞のケヤキ︵平鹿︶”. 横手市 (2021年9月28日). 2021年12月24日閲覧。
(二)^ “施設案内 琵琶沼︵平鹿︶”. 横手市 (2021年9月28日). 2021年12月24日閲覧。
(三)^ “浅舞のケヤキ”. 一般社団法人 横手市観光協会. 2021年12月24日閲覧。
(四)^ “施設案内 御役屋門︵平鹿︶”. 横手市 (2021年9月28日). 2021年12月24日閲覧。
(五)^ “イルミネーション特集”. 横手市 (2021年). 2021年12月24日閲覧。
外部リンク[編集]
- 施設案内 浅舞のケヤキ(平鹿) - 横手市
座標: 北緯39度15分46.7秒 東経140度29分15.6秒 / 北緯39.262972度 東経140.487667度