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浜村美智子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
浜村 美智子
1957年
基本情報
出生名 浜村 美知子
生誕 (1937-10-03) 1937年10月3日(86歳)
出身地 鹿児島県鹿児島市
ジャンル ポップス歌謡ラテンシャンソン
職業 歌手
活動期間 1957年 - 現在
レーベル ビクターエンタテインメント
事務所 ミュージック・オフィス合田
公式サイト jvcmusic.co.jp

   1937103[1] - 鹿[1]

[]


195711830[2]

[3][ 1]8NHK

1960710

[4]

1963退1965TV()1972NHK[5]30[6]  1961[5]


音楽[編集]

自己名義[編集]

シングル (SP)[編集]

  • バナナ・ボート/恋のヴェネズエラ(1957年3月。日本ビクター A-5219。コーラスはブライト・リズム・ボーイズ)
  • ダーク・ムーン/カリプソ娘(1957年7月。日本ビクター A-5221。コーラスはブライト・リズム・ボーイズ)
  • 島の女/ママはブーブー(1957年7月。日本ビクター A-5222。B面のコーラスはブライト・リズム・ボーイズ)
  • パラダイス/これが恋かしら(1957年10月。日本ビクター S-320。アメリカ録音)
  • ジングル・ベル(1957年11月。日本ビクター A-5225)(B面は雪村いづみ「ブルー・クリスマス」)
  • 監獄ロック/悲しみよこんにちは(1958年2月。日本ビクター A-5226。バックはグラマシィ・ファイブ)
  • 素肌の女/明日は女の風が吹く(1958年5月。日本ビクター V-41805)
  • 東京の隅っこ/アリゾナ色の靴下(1958年8月。日本ビクター V-41826)
  • トンテンカン・ロック/駐車場の女(1958年11月。日本ビクター V-41875)
  • 三人吉三(1959年1月。日本ビクター V-41898。三浦洸一・フランク永井との共演。B面は野村雪子・神楽坂浮子「お若けえのお待ちなせえ」)

シングル (7インチ)[編集]

  • バナナ・ボート(作詞:L.Burgess・W,Attaway・井田誠一、作曲:L.Burgess・W,Attaway)/恋のヴェネズエラ(1957年3月。日本ビクター AS-6007。コーラスはブライト・リズム・ボーイズ)
  • ダーク・ムーン/カリプソ娘(1957年7月。日本ビクター AS-6008。コーラスはブライト・リズム・ボーイズ)
  • 島の女/ママはブーブー(1957年7月。日本ビクター AS-6009。コーラスはブライト・リズム・ボーイズ)
  • ジングル・ベル(1957年11月。日本ビクター AS-6010。コーラスはブライト・リズム・ボーイズ。B面は雪村いづみの「ブルー・クリスマス」)
  • 監獄ロック/悲しみよこんにちは(1958年2月。日本ビクター AS-6011。バックはグラマシィ・ファイブ)
  • パラダイス/これが恋かしら(1958年。日本ビクター SS-1044。アメリカ録音)
  • 東京の隅っこ/アリゾナ色の靴下(1958年8月。日本ビクター VS-120)
  • トンテンカン・ロック/駐車場の女(1958年11月。日本ビクター VS-154)
  • 三人吉三(1959年1月。日本ビクター VS-164。三浦洸一・フランク永井との共演。B面は野村雪子・神楽坂浮子「お若けえのお待ちなせえ」)
  • 恋しいスーちゃん/一、三リッター、四リッター(1959年10月。日本ビクター VS-257)
  • 恋の鳥(1959年11月。日本ビクター VS-265。B面は朝倉ユリ「恋の終り」)
  • 死ぬほど愛して(1960年10月。日本ビクター VS-404。B面は藤田功「テキサス平原児」)
  • アフリカの星のボレロ(1961年1月。日本ビクター VS-434。A面は朝比奈愛子「君へのブルース」)
  • 黄色いシャツ/スキャンダル(1972年3月。日本ビクター E-1048)
  • 男のためなら/たいくつなのさ~トランペットの子守唄(1972年10月。日本ビクター GAM-4)
  • バナナ・ボート/酒(1973年6月。日本ビクター SV-2342)*「バナナ・ボート」の再録

EP[編集]

  • ジャパンズ・ティーン・クイン(1957年10月。日本ビクター EP-1262。アメリカ録音。バックはデヴィッド・テリー楽団。パラダイス/ザッツ・ラヴ/これが恋かしら/ハッピネス)
  • Japan's Teen Queen(1957年。RCA Victor EPA-4095。Banana Boat Song~Calypso Joe~Dark Moon~Venezuela)
  • Japan's Teen Queen with a Beat(1958年。RCA Victor EPA-4190。アメリカ録音。Paradise~That's Love~What is This Thing Called Love~Happiness)

アルバム[編集]

  • Waray Waray(1958年?。香港Diamond LPS-1002)
  • 夜のラテン(1961年1月。日本ビクター LV-169)
  • バナナボート(1973年6月。日本ビクター SJX-128)
  • 帰って来た想い出/バナナボート(1974年7月。日本ビクター SJX-177)

オムニバス[編集]

アルバム[編集]

  • V.A. / 宮城秀雄作品集(1960年5月。日本ビクター LV-127)*「真っ赤な花」
  • V.A. / 花のステージ第6集(1960年7月。日本ビクター LV-141)*「東京タウン」
  • V.A. / 花のステージ第9集(1961年5月。日本ビクター LV-188)*「破れかぶれ」
  • V.A. / 魅惑のオールスターズ第7集(1963年1月。日本ビクター LV-302)*「サヨナラの口笛」
  • V.A. / 花のステージ第18集(1963年2月。日本ビクター LV-293)*「カーナバルの夜」
  • V.A. / 花のステージ第23集(1963年12月。日本ビクター LV-360)*「東京夜曲」

NHK紅白歌合戦出場歴[編集]

年度/放送回 曲目 対戦相手
1957年(昭和32年)/第8回 監獄ロック[注釈 2] 小坂一也
  • ラジオ中継の音声と歌唱している様子を撮影した写真[7]が現存する。

主な出演[編集]

映画[編集]

テレビ[編集]

歌番組[編集]

ドラマ[編集]

バラエティー[編集]

その他[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 中村とうようが音楽評論家に転職するきっかけが、浜村のキャラクターに依拠した日本のカリプソ解釈であった。中村は『ミュージック・ライフ』1957年5月号で論壇デビューしている。
  2. ^ 『バナナ・ボート』には全体的に男性コーラス(ブライト・リズム・ボーイズ)が使われており、当時はコーラスも含めて男女が厳格に分けられていたため披露できず、エルヴィス・プレスリーのカバーを披露した。

出典[編集]

  1. ^ a b 浜村美智子 - ミュージック・オフィス合田
  2. ^ 輪島, pp. 98–99.
  3. ^ 輪島, pp. 100–103.
  4. ^ 輪島, pp. 100, 103.
  5. ^ a b 中村俊夫 (2015年8月7日). “クール&ビューティーな魅力で日本人歌手の海外進出のパイオニアとなった元祖「カリプソ娘」浜村美智子。”. 大人のミュージックカレンダー. 2023年11月14日閲覧。
  6. ^ KOREAN CULTURE No.2 K-POP A New Force in Pop Music海外文化広報院英語版、2011年、53頁。
  7. ^ 『紅白歌合戦アルバム NHK20回放送のあゆみ』(デイリースポーツ社、1970年)

参考文献[編集]

  • 輪島裕介『踊る昭和歌謡 リズムからみる大衆音楽』NHK出版新書、2015年2月10日。ISBN 978-4-14-088454-6 

外部リンク[編集]