牛ノ谷駅
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牛ノ谷駅 | |
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![]() 駅舎(2020年7月) | |
うしのや Ushinoya | |
◄細呂木 (3.1 km) (5.7 km) 大聖寺► | |
![]() | |
所在地 |
福井県あわら市牛ノ谷36-11 北緯36度15分31.5秒 東経136度16分53.5秒 / 北緯36.258750度 東経136.281528度座標: 北緯36度15分31.5秒 東経136度16分53.5秒 / 北緯36.258750度 東経136.281528度 |
所属事業者 | ハピラインふくい |
所属路線 | ■ハピラインふくい線 |
キロ程 |
78.6 km(敦賀起点) 米原から124.5 km |
電報略号 | ノヤ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
22人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1921年(大正10年)4月15日[1][2] |
備考 | 無人駅 |
牛ノ谷駅︵うしのやえき︶は、福井県あわら市牛ノ谷にある[2]、ハピラインふくい・ハピラインふくい線の駅である。
歴史[編集]
●1918年︵大正7年︶11月15日‥国有鉄道北陸本線の細呂木駅 - 大聖寺駅間に、熊坂信号所として開設。 ●1921年︵大正10年︶4月15日‥駅に昇格、牛ノ谷駅︵一般駅︶開業[1][2]。 ●1948年︵昭和23年︶ ●6月28日‥福井地震により駅舎傾斜[3]。 ●9月21日‥本屋(駅舎)その他復旧工事着工[3]。 ●12月19日‥本屋その他復旧工事竣工[3]。 ●1961年︵昭和36年︶10月1日‥貨物の取扱を廃止︵旅客駅となる︶[4]。 ●1971年︵昭和46年︶3月25日‥荷物の取扱を廃止[5]。駅員無配置駅となる[6]。 ●1987年︵昭和62年︶4月1日‥国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道︵JR西日本︶の駅となる[4]。 ●2018年︵平成30年︶9月15日‥ICカード﹁ICOCA﹂の利用が可能となる︵チャージ不可︶[7][8][9][10][11]。 ●2024年︵令和6年︶3月16日‥北陸新幹線の金沢駅 - 敦賀駅間開業に伴い、ハピラインふくいの駅となる[12][13][14]。駅構造[編集]
島式ホーム1面2線を有する地上駅[1][2]。ホーム南側に保線用の側線があるものの[15]、絶対信号機がない停留所となっている。ホームはカーブにより大きく曲がっており、下り側が上り側よりも高くなっている[1]。線路東側に駅舎があり、ホームとは構内踏切で連絡している。 北陸新幹線敦賀延伸までは、JR西日本金沢支社の福井地域鉄道部管理の無人駅[2]であり、自動券売機は設置されていない。ICカード専用型の簡易改札機が設置されている[7]。トイレあり。 福井県最北端の駅で、駅より約0.5kmほど北にある熊坂トンネルを入るとすぐ石川県に入る。石川県側の大聖寺駅はIRいしかわ鉄道の管理駅のため、当駅がハピラインふくいが管理する最北端の駅となる[14]。JR時代は当駅まで福井地域鉄道部管理で、大聖寺駅から金沢寄りは金沢支社直轄︵駅は小松管理駅︶であった。のりば[編集]
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■ハピラインふくい線 | 上り | 福井・敦賀方面 |
2 | 下り | 金沢方面 |
●長らくのりば番号が設定されていなかったが、ICOCA導入までに設定された。駅舎側︵上り︶が1番のりばである。
●接近警告機から鳴るメロディは、下りホームが﹁村の鍛冶屋﹂、上りホームが﹁エリーゼのために﹂である。
ホーム(2009年3月)
利用状況[編集]
「福井県統計年鑑[16]」によると、2019年(令和元年)度の1日平均乗車人員は22人である[17]。
近年の1日平均乗車人員は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1997年 | 94 |
1998年 | 99 |
1999年 | 96 |
2000年 | 90 |
2001年 | 84 |
2002年 | 74 |
2003年 | 73 |
2004年 | 70 |
2005年 | 64 |
2006年 | 53 |
2007年 | 45 |
2008年 | 52 |
2009年 | 48 |
2010年 | 29 |
2011年 | 24 |
2012年 | 23 |
2013年 | 27 |
2014年 | 24 |
2015年 | 22 |
2016年 | 18 |
2017年 | 21 |
2018年 | 23 |
2019年 | 22 |
駅周辺[編集]
駅舎のほぼ目の前を北陸自動車道が通っており、北陸本線は熊坂トンネルに入る前でアンダークロスしている。
- 福井県道124号牛ノ谷停車場線
- 牛ノ谷峠(国道8号) - 駅名の由来となっている峠[1]。
隣の駅[編集]
脚注[編集]
(一)^ abcde川島 2010, p. 58.
(二)^ abcde朝日 2012, p. 22.
(三)^ abc﹃福井震災誌﹄︵名古屋鉄道局、1950年︶[要ページ番号]
(四)^ ab石野哲︵編︶﹃停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ﹄JTB、1998年、135頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
(五)^ “日本国有鉄道公示第118号”. 官報. (1971年3月24日)
(六)^ ﹁通報 ●北陸本線田村駅ほか7駅の駅員無配置について︵旅客局︶﹂﹃鉄道公報﹄日本国有鉄道総裁室文書課、1971年3月24日、4面。
(七)^ ab﹃9月15日﹁ICOCA﹂を福井県内のJR北陸本線︵新疋田駅〜牛ノ谷駅︶に導入します!〜北陸と近畿がICOCAでつながる〜﹄︵PDF︶︵プレスリリース︶西日本旅客鉄道金沢支社、2018年5月30日。 オリジナルの2019年5月28日時点におけるアーカイブ。2020年9月13日閲覧。
(八)^ “イコカ福井県内導入は9月15日 福井駅と敦賀駅は先行で自動改札”. 福井新聞 (2018年5月31日). 2018年6月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年6月4日閲覧。
(九)^ “JR西、福井でイコカ導入9月15日から北陸線19駅”. 日本経済新聞. (2018年5月31日) 2021年9月3日閲覧。
(十)^ “JR西日本﹁ICOCA﹂福井県でサービス拡大記念プレゼント - 9/15から”. マイナビニュース (2018年9月10日). 2021年9月3日閲覧。
(11)^ “福井県内のJR線でICカード切符﹁ICOCA﹂運用開始 早朝購入組の姿も”. 福井経済新聞 (2018年9月15日). 2021年9月23日閲覧。
(12)^ “新社名﹁ハピラインふくい﹂ 並行在来線三セク会社 福井の60代男性考案”. 中日新聞Web. (2022年3月29日). オリジナルの2022年3月29日時点におけるアーカイブ。 2022年4月10日閲覧。
(13)^ “並行在来線運営会社は﹁ハピラインふくい﹂ 知事らが記者会見”. 朝日新聞デジタル. (2022年3月29日). オリジナルの2022年3月29日時点におけるアーカイブ。 2022年4月10日閲覧。
(14)^ ab“並行在来線の役割転換、特急中心から﹁県民の足﹂へ…﹁パターンダイヤ﹂も検討”. 読売新聞オンライン. (2022年4月9日). オリジナルの2022年4月9日時点におけるアーカイブ。 2022年4月10日閲覧。
(15)^ 川島 2010, p. 31.
(16)^ 福井県統計年鑑
(17)^ “8.駅別JR貨客輸送状況︵1日平均︶” (XIS). 福井県. 2021年3月29日閲覧。
参考文献[編集]
●川島令三﹃︻図説︼日本の鉄道中部ライン全線・全駅・全配線 第5巻 米原駅 - 加賀温泉駅﹄講談社、2010年8月20日。ISBN 978-4-06-270065-8。 ●﹃週刊JR全駅・全車両基地18北陸本線②︵森本~米原︶ 越美北線﹄朝日新聞出版、2012年12月9日。関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 牛ノ谷駅 - ハピラインふくい