田中晃
田中 晃︵たなか あきら、1954年9月12日 - ︶は、日本のテレビプロデューサー、実業家。WOWOW代表取締役社長。長野県松本市出身。
来歴・人物[編集]
長野県松本深志高等学校を経て[1]早稲田大学第一文学部卒業後、1979年4月、日本テレビ放送網︵現日本テレビホールディングス︶入社。 日本テレビ入社後、プロ野球巨人戦や高校サッカー、トヨタカップなどスポーツ中継に携わる。 1987年、日本テレビが箱根駅伝の生中継︵﹁新春スポーツスペシャル箱根駅伝﹂︶を始めるにあたって、プロデューサーの坂田信久からディレクターとして指名、制作と技術の橋渡しを務め、中継を成功に導いた[2]。 1997年6月に編成局編成部編成戦略担当副部長、1999年6月に編成局編成部次長。2000年6月にはコンテンツ推進部長、2003年6月には編成部長、2004年12月にはメディア戦略局次長に就任。 2005年6月、スカイパーフェクト・コミュニケーションズ︵現スカパーJSAT︶に転じて同社執行役員常務・プラットフォーム事業部門放送事業担当。2007年6月には執行役員専務・編成調整本部長兼放送業務本部長に昇進するとともに、ペイ・パー・ビュー・ジャパン︵現スカパー・ブロードキャスティング︶代表取締役社長。2010年8月、スカパー・エンターテイメント代表取締役社長。2013年6月にはスカパーJSATホールディングス、スカパーJSATの取締役に就任[3]。 スカパー!では、2008年より車椅子バスケットボールの中継を行い、2014年のソチパラリンピックでは期間中専門チャンネルを設けるなど、スポーツ競技としての障害者スポーツの中継に力を入れた[4]。 2015年5月末をもって、スカパーJSATグループのすべての役職から退き[5]、同年6月、WOWOW代表取締役社長に就任[6]。脚注[編集]
(一)^ ﹃﹁同級生交歓﹂松本深志編﹄︵﹃文藝春秋﹄2008年5月号︶
(二)^ “箱根駅伝生中継を担う、TVマンが繋げる“熱い襷”。~日テレに受け継がれる3つの教え~。”. Number Web. 文藝春秋 (2015年1月25日). 2015年5月29日閲覧。
(三)^ “役員人事のお知らせ” (PDF). スカパーJSATホールディングス (2013年5月8日). 2015年5月29日閲覧。
(四)^ “二宮清純の視点 第1回 障害者スポーツの魅力を伝えたい!~スカパー!の挑戦~︵1/5︶”. 挑戦者たち[CHALLENGERS.TV]. NPO法人STAND (2010年12月2日). 2015年5月29日閲覧。
(五)^ “当社及び子会社の役員人事並びに子会社の組織変更のお知らせ” (PDF). スカパーJSATホールディングス (2015年5月13日). 2015年5月29日閲覧。
(六)^ “代表取締役の異動に関するお知らせ”. WOWOW. PR TIMES (2015年5月15日). 2015年5月29日閲覧。
外部リンク[編集]
- スカ魂 - 田中は対談を担当
- 田中晃 (@akiratic) - X(旧Twitter)
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