立雲峡
立雲峡︵りつうんきょう︶は兵庫県朝来市和田山町にある峡谷。円山川の川霧に覆われた幻想的な風情と雲海の美しさから名付けられたと云われる。
立雲峡から見た竹田城と雲海
立雲峡から望む 竹田城跡︵雲海ではない場合︶
立雲峡テラスから眺める竹田城跡
西の古城山の頂︵標高353メートル︶に天空の城と呼ばれる竹田城跡︵国の史跡︶、眼下には山間を縫うように流れる円山川と城下町竹田を望む、朝来山︵標高756.4メートル︶の中腹に位置する[1]。﹁おおなる池﹂、﹁竜神の滝﹂をはじめ、無数の奇岩・巨岩・滝が点在する景勝渓谷である[2]。同時に但馬吉野とも称される山陰随一の山桜の名所で、毎年桜の開花期にあわせて立雲峡桜祭りが開催される。 展望台は4か所[3]あり、いずれの展望台も竹田城跡を望むことができる。一帯は朝来群山県立自然公園に指定されている[4]。