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人物年表[編集]
●1929年︵4歳︶仕舞﹁猩々﹂で初舞台
●1932年︵7歳︶初シテで﹁経正﹂を舞う
●1940年︵15歳︶慶應義塾普通部中退、﹁巴﹂で初めて能面をつけて舞う
●1942年︵17歳︶横道萬里雄と知る
●1944年︵19歳︶清寿と名乗る。﹁道成寺﹂を演能。
●1946年︵21歳︶第一回銕仙会研究会
●1949年︵24歳︶﹁伝統芸術の会﹂発足、寿夫に名を戻す
●1950年︵25歳︶﹁能楽ルネッサンスの会﹂に参加
●1953年︵28歳︶栄夫、静夫と﹁華の会﹂を作る。布施浩子と結婚︵1958年離婚︶
●1954年︵29歳︶ヴェネツィアの国際演劇祭に能が初参加
●1955年︵30歳︶武智鉄二の演出でシェーンベルクのマイム﹁月に憑かれたピエロ﹂に出演
●1956年︵31歳︶青山の﹁銕仙会舞台﹂落成、舞台披き公演を行う
●1959年︵34歳︶観世華雪死去
●1960年︵35歳︶草月アートシアターにて草月コンテンポラリーを作舞・出演
●1962年︵37歳︶フランス政府招聘留学生として渡仏、ジャン=ルイ・バローに学ぶ
●1964年︵39歳︶福島愛子と結婚︵1968年離婚︶
●1969年︵44歳︶女優の関弘子と結婚
●1970年︵45歳︶現代劇との交流を実践する﹁冥の会﹂結成、代表となる
●1971年︵46歳︶冥の会第一回公演、観世栄夫演出﹁オイディプース王﹂で主演
●1972年︵47歳︶冥の会、渡邊守章訳・演出﹁アガメムノーン﹂に出演、世界演劇祭﹁国際演劇会議﹂に出席。ヨーロッパ各地で演能。
●1973年︵48歳︶冥の会、サミュエル・ベケット作﹁ゴドーを待ちながら﹂に出演。
●1974年︵49歳︶冥の会、鈴木忠志演出﹁トロイアの女﹂に出演、芸術祭優秀賞受賞。
●1976年︵51歳︶ヨーロッパ各地で演能。モービル音楽賞︵邦楽部門︶受賞。
●1977年︵52歳︶日仏演劇協会主催のシンポジウム﹁演劇の作業の根拠﹂で、来日したジャン=ルイ・バローと演技論を交した。
関連文献[編集]
●﹁心より心に伝ふる花﹂︵白水社、1979、白水Uブックス、1991、角川ソフィア文庫、2008︶
●﹁観世寿夫著作集﹂︵平凡社︵全4巻︶、1980-81︶
●1.世阿弥の世界、2.仮面の演技、3.伝統と現代、4.能役者の周辺
●﹁観世寿夫 世阿弥を読む﹂︵荻原達子編、平凡社ライブラリー、2001︶
追悼出版ほか[編集]
●﹁観世寿夫 至花の風姿﹂︵銕仙会編、平凡社、1979︶
●﹁幽玄 観世寿夫の世界﹂︵渡邊守章編、リブロポート、1980︶
●写真集﹁花は心 観世華雪 雅雪 寿夫﹂︵銕仙会編、白水社、1990︶
DVD[編集]
●能楽名演集 ﹁井筒﹂観世流 観世寿夫、宝生閑、NHKエンタープライズ
●能楽名演集 能﹃俊寛﹄ 能﹃猩々乱﹄/観世流 観世寿夫、NHKエンタープライズ
(一)^ abc﹃芸能﹄1月号、芸能学会、1979年、78頁。
(二)^ ﹃著作集4能役者の周辺﹄
(三)^ 1306夜﹃世阿弥を読む﹄観世寿夫|松岡正剛の千夜千冊
関連項目[編集]
●観世寿夫記念法政大学能楽賞・催花賞
●井筒 (能)
外部リンク[編集]
●観世文庫
●銕仙会