配置販売業
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配置販売業︵はいちはんばいぎょう︶は、医薬品の販売業の業態のひとつである。富山の置き薬︵富山の売薬︶がその典型である。日本独自の医薬品販売の形態で、医薬品医療機器等法第25条第2号、第30条〜第33条に規定されている。
販売員︵配置員︶が消費者の家庭や企業を訪問し、医薬品の入った箱︵配置箱、預箱︵あずけばこ︶︶を配置し、次回の訪問時に使用した分の代金を精算し、集金する仕組み︵﹁先用後利︵せんようこうり︶﹂という。︶である。配置員が配置した薬は、一般に﹁置き薬﹂︵おきぐすり︶と呼ばれる。