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飛騨索道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

飛騨索道(ひださくどう)とは、現在の岐阜県中津川市下呂市を結んでいた索道である。飛騨索道運輸株式会社が運営していた。

元々は益田郡下呂村三原(現下呂市三原)に発電所を建設する際、建設資材運搬用に建設された索道であったが、住民からの要望により、生活物質の運搬を行なっていた。貨物用索道のため、旅客運搬は行なわれていなかったという。

開業の経緯

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40km

保有路線

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  • 路線:坂下索道駅 - 三原索道駅
    • 途中駅・中継所:上鐘、上川原、田瀬、大門、万賀 、小和知、宮地  
    • 大門、宮地にはモーターを設置 
    • ワイヤーには約50mおきにフックが取り付けられ、そこに物資を取り付け運搬していたという。

歴史

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  • 1921年(大正10年)12月:飛騨索道運輸株式会社設立(資本金50万円 社長池尾芳蔵日本電力社長、常務に武藤嘉門)[1]
  • 1922年大正11年):飛騨索道開業。
  • 1924年(大正13年)3月:日本電力瀬戸発電所(第一)落成。
  • 1931年(昭和6年):廃止。会社解散。

接続路線

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その他

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脚注

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  1. ^ 『日本全国諸会社役員録. 第30回』(国立国会図書館デジタルコレクション)

参考文献

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