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BURAI (ゲーム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
BURAI(ブライ)
ジャンル RPG
ゲーム:ブライ 上巻
ゲームジャンル RPG
対応機種 PC-8801mkIISR以降 (PC88)
PC-9801 (PC98)
MSX2/2+/turbo-R(MSX)
FM TOWNS(TOWNS)
開発元 リバーヒルソフト
発売元 リバーヒルソフト
メディア PC88・PC98・MSX:フロッピーディスク
TOWNS:CD-ROM
プレイ人数 1人
発売日 PC88:1989年11月
PC98:1989年12月
MSX:1990年4月
TOWNS:1990年4月
その他 シナリオ・ゲームデザイン:飯島健男
キャラクターデザイン・原画:
荒木伸吾姫野美智
音楽原案:SHOW-YA
サウンドコンポーザー:藤岡千尋
ゲーム:ブライ 下巻完結編
ゲームジャンル RPG
対応機種 PC-9801VM/UV以降(PC98)
FM TOWNS(TOWNS)
MSX2/2+/turbo-R(MSX)
開発元 リバーヒルソフト
発売元 PC98・TOWNS:リバーヒルソフト
MSX:ブラザー工業
メディア PC98・MSX:フロッピーディスク
TOWNS:CD-ROM
プレイ人数 1人
発売日 PC98:1990年12月
TOWNS:1991年5月
MSX:1992年11月
その他 飯島健男はシナリオのみの参加。
音楽は元クリスタルキング
今給黎博美が担当。
MSXはパッケージ版とベンダー版
発売された。
ゲーム:ブライ 八玉の勇士伝説
ゲームジャンル RPG
対応機種 PCエンジンCD-ROM²(PCE)
メガドライブ(MD)
スーパーファミコン(SFC)
開発元 PCE:リバーヒルソフト
MD:セガ・エンタープライゼス
SFC:IGS
発売元 PCE:リバーヒルソフト
MD:セガ・エンタープライゼス
SFC:IGS
メディア PCE:CD-ROM(CD-ROM²)
MD:CD-ROM(メガCD)
SFC:ロムカセット
プレイ人数 1人
発売日 PCE:1991年8月9日
MD:1992年9月10日
SFC:1993年1月14日
その他 PC版の「ブライ上巻」にあたる。
SFC版は原作者が一切参加していない。
ゲーム:ブライ2 闇皇帝の逆襲
ゲームジャンル RPG
対応機種 PCエンジンSUPER CD-ROM2
開発元 リバーヒルソフト
発売元 リバーヒルソフト
メディア CD-ROM(SUPER CD-ROM2)
プレイ人数 1人
発売日 1992年12月18日
その他 PC版の「ブライ下巻完結編」にあたる。
小説:覇竜の神座 BURAI外伝
著者 飯島健男
イラスト 荒木伸吾・姫野美智
出版社 小学館
掲載誌 月刊PCエンジン
1992年1月号〜1993年4月号
レーベル スーパークエスト文庫
巻数 全2巻
その他 PCE版発売に伴うタイアップ企画。
小説:BURAI
著者 飯島健男
イラスト 荒木伸吾・姫野美智
出版社 小学館
レーベル スーパークエスト文庫
発売日 1992年10月〜1994年9月
巻数 全10巻
テンプレート - ノート

BURAI』(ブライ)は、1989年11月にリバーヒルソフトから発売されたロールプレイングゲームおよび飯島健男小説である。

ゲーム

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概要

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1989SHOW-YAJ.B.!!

12PC

構成・章立て

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パソコン版は以下のどの章からも自由にスタート可能。括弧内はスタート地点。コンシューマ版はパソコン版とは異なり、全機種とも第1部のシナリオ進行が固定されており、任意の章からスタートすることができなくなっている。

上巻

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  • BURAI オープニング
  • 第1部
    • ザン・ハヤテの章(ギバ島)
    • プロット兄妹(ゴンザ&マイマイ)の章(ヒューイ島)
    • 幻 左京の章(カムイ島)
    • ロー・タム一家の章(モード島)
    • アレック・ヘストンの章(ソレス島)
    • リリアン・ランスロットの章(アラメンテ島)
    • ロマール・セバスチャン7世の章(ベルンバ島)
  • 第2部
    • 第2部オープニング
    • 八玉の章(ザイアス大陸)
  • 上巻 エンディング

下巻 完結編

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  • 下巻 オープニング
  • 第1部
    • アレック&クークの章(アラメンテ島)
    • ゴンザ&マイマイの章(ザイアス大陸)
    • 左京&ナインテールの章(カムイ島)
    • ハヤテ&リリアンの章(ソルテガ南島)
    • ロマール&バージルの章(ベルンバ島)
  • 第2部
    • いにしえの章(ザイアス大陸)
  • BURAI エンディング

システム

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ブライ上巻(パソコン版)

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戦闘はフロントビュー。能力値は数字ではなく光る玉で表現され、ダメージを受けると輝きがなくなりひびが入って割れていく。装備には何段階かの相性があり、相性が良ければ性能が上がり悪ければ性能が下がり、相性が最悪だと装備できない。移動中は修行が可能で、設定した能力値が上がっていく。また、キャラに対応した本があれば修行の代わりに本を読み、読了時には新しい技を覚える。

ブライ下巻完結編(パソコン版)

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パソコン機種による違い・変更点
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PC-8801

640x2008PC-8801

PC-9801

640x400168200PC-8801MSX

640x4001616200PC-9801PC



MSX

SCREEN7512x21216

ROMMSX-MUSICBGMROMMSX-MUSICROMFM-PAC

BGM

PACFM-PACSRAM

PC-9801FM TOWNS

MSX

MSX2

TAKERU

FM TOWNS

PC-9801MSXBGMBGMCD-DA

PC-98012011FM TOWNSWindowsEGGEGG

ブライ 八玉の勇士伝説(コンシューマ版)

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PCエンジン版
シナリオの再構成・ビジュアルシーンの描き直しと新規追加・キャラクターボイス及び新規BGMの追加が行われている。
MEGA-CD版
基本的にPCエンジン版「八玉の勇士伝説」と同内容だが、ビジュアルシーン以外のグラフィックが全面的に書き直され画面UIも見やすさを優先した調整がされている。
スーパーファミコン版
パソコン版やPCエンジン版・MEGA-CD版と異なり、ビジュアルシーンがほぼ全てドットキャラクターによる演出に置き換えられている。
PCエンジン版・MEGA-CD版で追加されたキャラクターボイスはカットされている。
その他のシステムは、PCエンジン版・MEGA-CD版と同内容になっている。

ブライ2 闇皇帝の逆襲(PCエンジン版)

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PCエンジン版『ブライ 八玉の勇士伝説』同様にシナリオの再構成・ビジュアルシーンの描き直しと新規追加・キャラクターボイス及び新規BGMの追加が行われている。また、システムはパソコン版下巻を踏襲しておらず、戦闘は従来通りのフロントビュー。前作から続投しているキャラクターの一部で声優が変更されている。

あらすじ

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上巻

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118()

1宿161600016

6000()


下巻

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八玉の勇士たちの活躍により平和を取り戻した惑星キプロス。勇士たちもある者は故郷に帰って日常生活に戻り、ある者は本来の目的を果たすべく旅を続けていた。

しかし野望を挫かれたものの難を逃れたビドーは、ハジャ・ゾルトバ・バルバラと共に異次元城に身を潜め、巻き返しの機会を伺っていた。一方、天界では部下から行方不明の妻子の消息を得た雷神・邪鬼丸が自らキプロスに赴くことを決意していた。

そうこうする内に、八玉の勇士たちは6000年前に行くことになり、聖戦に介入して闇神封印を阻止する歴史改変を行なった。歴史は変わり光神リスクも天界に帰りビドー誕生もなかったことになったが、異次元城にいたビドー達は影響を受けることなく異次元城で最後の決戦を行なう。1人また1人と七獣将との因縁の対決を任せて先に進む勇士たち、そしてビドーの元にたどりついたハヤテとリリアンはビドーを倒しキプロスに平和を取り戻すのだった。

登場人物 (ゲーム版)

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キプロスの種族

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光の種族

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人間族(ヒューマン族)
世界人口の7割を占める最も多い種族。
ウォッシュ族
男性は2メートル超のクマに似た・女性は1メートル程度のリスに似た、人間が顔だけ露出した着ぐるみをかぶったような姿をしている獣人。
リーザズ族
ベルンバ島以外にはほとんどいないトカゲ人間。見た目とは裏腹に気質は穏やかな者が多く、基本的には気品が高い紳士淑女といった感じに振る舞う。独自の文化を持つ。

闇の種族

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姿











56000

八玉の勇士

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21







  

?

1









20







15





19

使





9



7

34

10退

退使鹿





76

使

闇皇帝と七獣将

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姿

(1)(2)

禿





姿1





姿





使()

17姿辿






天界の神々

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姿




















三銃士

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(1)(2)



11()










その他の登場人物

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4





宿





婿1

(1)(2)







3



姿







1









3



















































1





62使







4







3



使姿

3姿

登場人物 (小説版)

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八玉の勇士

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4








その他

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1

















()


天界9部作

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1633

1IIΣ()29

BURAI4 BURAI45

天界十六神

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8168121









 



3127

1

 





 



31

使

 



31121313

(=)



2









 

使

 

使











調




評価

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ブライ 八玉の勇士伝説
レビュー結果
媒体結果
ファミ通(PCE)27/40[1]
(MCD)23/40[2]
(SFC)20/40[3]
マル勝メガドライブ280/400[4]
ブライ2 闇皇帝の逆襲
レビュー結果
媒体結果
ファミ通(PCE)26/40[5]

MCD657523[2][2]65607085280[4]PCMCDRPG[4]

CD

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サウンドトラックCDはパソコン版、コンシューマー版合わせて以下の3枚が発売された。

パソコン版

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 PROTOTYPE

1989925SHOW-YA

SHOW-YAEMISHOW-YA



19891125PC-88

3

コンシューマー版

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19911218EMIPC

使使CM

既刊一覧

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  • 1992年1月号から1993年4月号にかけて「月刊PCエンジン」に連載された外伝小説。単行本は小学館〈スーパークエスト文庫〉から全2巻が刊行された。

上記の全てを収録した合本の電子書籍として2016年2月12日に小学館から『電子特別合本 BURAI[ブライ] 全12巻セット』として配信された[6]

脚注

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出典

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参考文献

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  • MSX・FAN』12月号、p.8-11、140、1989年。
  • MSX・FAN編集部・編 『メイキング・オブ ブライ 上巻』徳間書店、1990年
  • 月刊PCエンジン編集部・編 『ブライ2 闇皇帝の逆襲公式ガイドブック』小学館、1993年
  • ログイン編集部・編 『ブライ上巻 八玉の勇士の旅立ち』ビジネス・アスキー、1990年
  • 飯島健男 「BURAIの生みの親、飯島健男が語るその後の八玉の勇士たち」 『MSX Magazine 1992年夏号』 1992年8月30日 株式会社アスキー pp.74-75

外部リンク

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