改訂新版 世界大百科事典 「アウソニウス」の意味・わかりやすい解説
アウソニウス
Decimus Magnus Ausonius
生没年:310ころ-394ころ
![](/image/dictionary/sekaidaihyakka/gaiji/303E.png)
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…ガリアの元老院貴族層の出身。同階層の年長の詩人アウソニウスの指導と親交を得,イタリアのカンパニア州総督となる(381)。384年ガリアに帰還,スペイン出身の富裕な婦人テラシアと結婚したが,家族の悲劇などから389年キリスト教の洗礼を受けてスペインに行き,さらに395年テラシアとともにカンパニアのノラNolaに移り,その地の殉教者聖フェリクスの祠を守る修道士となり,テラシアの死後,409年ノラの司教に叙任された。…
…ガリアのブルディガラ(現,ボルドー)の貴族。アウソニウスの孫。富裕のうちに教養を身につけた少青年期のあと,ガリアに侵入したバンダル,西ゴート,アラン諸部族のなかにあって苦労し,財産を失い,ギリシア(マケドニアのペラPella)に逃れた。…
… 世俗文学も,往年の光輝はないけれども,4世紀後半から5世紀前半にかけて再生し,タキトゥス以後の歴史を執筆したアンミアヌス・マルケリヌス,ローマ史の概要を書いたエウトロピウスEutropius,皇帝伝のアウレリウス・ウィクトルAurelius Victorなどの歴史家が出た。しかし世界史概要を著したオロシウスはアウグスティヌスの影響を受け,叙事詩の韻律で《モーゼル川》を書いた詩人・修辞学者アウソニウスは,キリスト教徒であって,キリスト教徒による世俗文学の開祖とされるように,世俗文学の側からもキリスト教との握手が始まっている。古代ローマ精神の復活を図る世俗作家たちの代表格だった雄弁家シンマクスは,キリスト教に反対してアンブロシウスと論争し,また古典を学んでローマをたたえた詩人ルティリウス・ナマティアヌスも反キリスト教的であったが,しかし異教最後のラテン詩人クラウディアヌスには,もうそのような反抗はみられない。…
※「アウソニウス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
タコノキ科の常緑高木。小笠原諸島に特産する。幹は直立して太い枝をまばらに斜上し,下部には多数の太い気根がある。葉は幹の頂上に密生し,長さ1〜2m,幅約7cmで,先は細くとがり,縁には鋭い鋸歯(きょし)...
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