カプサイシン

デジタル大辞泉 「カプサイシン」の意味・読み・例文・類語

カプサイシン(capsaicin)

トウガラシの果実に含まれる辛味成分。皮膚刺激作用があり、皮膚に塗るとその部分血管が拡張し発赤・充血を生じる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

食の医学館 「カプサイシン」の解説

カプサイシン

 
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 使
 使()
   
 

 
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 ()()351035
 使使
 調使  

出典 小学館食の医学館について 情報

化学辞典 第2版 「カプサイシン」の解説

カプサイシン
カプサイシン
capsaicin


(E)-N-(4-hydroxy-3-methoxybenzyl)-8-methyl-6-nonenamideC18H27NO3(305.40)Capsaicum65210220 (1Pa)λmax 277281 nm(log ε 72.5)[CAS 404-86-4]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カプサイシン」の意味・わかりやすい解説

カプサイシン
capsaicine

化学式 C18H27NO3 。トウガラシの果皮に存在する辛味成分で,2種の立体異性体がある。どちらも無色結晶で,融点は 65.9~66.3℃と 65.6~65.8℃。香辛料,刺激剤に用いられる。

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栄養・生化学辞典 「カプサイシン」の解説

カプサイシン

 C18H27NO3 (mw305.42).

 トウガラシの辛味の主成分.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

毛髪用語集 「カプサイシン」の解説

カプサイシン

唐辛子の種の付近に含まれる辛味成分。体内に入ると中枢神経を刺激してホルモンの分泌を促し、毛母細胞を増加させる働きがある。結果的にヘアサイクルを促進させる。

出典 抜け毛・薄毛対策サイト「ふさふさネット」毛髪用語集について 情報

世界大百科事典(旧版)内のカプサイシンの言及

【トウガラシ(唐辛子)】より

…果色はカプサンチン,β‐カロチン,ビオラキサンチン,クリプトキサンチンおよびカプソルビンなどのカロチノイド系色素による。辛味成分はカプサイシンほか数種の近縁化合物の混合体で,種子,果皮および胎座部や茎葉に含まれている。 トウガラシについては,古く江戸時代から種々の品種が記載されている。…

※「カプサイシン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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