グレーブズ(読み)ぐれーぶず(英語表記)Robert Ranke Graves

日本大百科全書(ニッポニカ) 「グレーブズ」の意味・わかりやすい解説

グレーブズ
ぐれーぶず
Robert Ranke Graves
(1895―1985)


724()1917姿1921Laura Riding19011991()使1948

 1927使19341934193819551929196141985127

 

寿10 195935 1959

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「グレーブズ」の意味・わかりやすい解説

グレーブズ
Graves, Michael

 
[]1934.7.9. 
[]2015.3.12. 
195819591960 1960621962401982調1985199091199920012014  
 


Graves Robert Ranke

 
[]1895.7.24. 
[]1985.12.7. 
1 Good-Bye to All That (1929)  1929姿 The Pier Glass (21)  Collected Poems (59) IClaudius (34)  Claudius the God (34)  The Golden Fleece (44) 調 The White Goddess (48) 綿 King Jesus (46)  The Greek Myths (55)  (67) 6166  
 


Graves Morris (Cole)

 
[]1910.8.28. 
[]2001.5.5. 
1936 (1940)  (55)   
 


Graves Thomas1st Baron Graves

 
[]1725
[]1802
 1781795  

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

改訂新版 世界大百科事典 「グレーブズ」の意味・わかりやすい解説

グレーブズ
Robert Graves
生没年:1895-1985

イギリスの詩人,小説家,批評家。第1次大戦の経験を歌った《詩集1914-1926》によって戦争詩人として注目され,自伝《古いものよ,さようなら》(1929)によって古い価値観念を鋭く批判した。アメリカの女流詩人ローラ・ライディングと共著で《モダニズム詩の展望》(1927)を発表。ローマ時代に題材を取った二部作《われ,クローディアス》《神クローディアス》(ともに1934)など,歴史小説に独特な境地をひらいた。第2次大戦後は,イギリス文壇から離れて,スペインのマリョルカ島に住み,男性的雄勁さと神話的奥行きをもった恋愛詩を多く書いた。〈詩的神話の歴史的文法〉という副題のある詩論《白い女神》(1948,増補版1966)は,文化人類学的発想によって詩的想像力の構造を解明しようとした試みである。《ギリシア神話》(1955)にも,同様な関心がうかがわれる。アプレイウスなどの古典の英訳も多い。1961年から66年までオックスフォード大学詩学教授を務めた。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

百科事典マイペディア 「グレーブズ」の意味・わかりやすい解説

グレーブズ

英国の詩人,小説家。父はアイルランドの詩人。第1次大戦に参加後,自伝《さらば古きものよ》(1929年)で伝統を批判。歴史小説《われクローディアス》(1934年),《詩集》,詩論《白い女神》(1948年)などが代表作。《ギリシア神話》(1955年)もある。オックスフォード大学詩学教授(1961年―1966年)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android