サトウキビ(読み)さとうきび

日本大百科全書(ニッポニカ) 「サトウキビ」の意味・わかりやすい解説

サトウキビ
さとうきび / 砂糖黍
[学] Saccharum officinarum L.


APG36351020150110201015()

 23

 232723271890662016()1572016

 2019820

起源と伝播


150008000S. robustum Brandes et Jeswiet1Miscanthus floridulus (Labill.) Warb.5001000()

 20S. sinense Roxb.378沿1015沿西

 1494西1611717

 19

 2019820

文化史


18805S. sinensis Roxb. emend. jeswiet()()()1610153()()()()

 2019820

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改訂新版 世界大百科事典 「サトウキビ」の意味・わかりやすい解説

サトウキビ (砂糖黍)
sugar cane
Saccharum officinarum L.


24m4cm0.51m1.55cm5060cm124000311mm

 沿noble cane1609S.sinense Roxb.2鹿1/10270t

 20171835°37°12002000mm23111020%

 S.robustum Brandes  Jesw.ex Grassl.西S.spontaneum L.2noble cane2280140



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百科事典マイペディア 「サトウキビ」の意味・わかりやすい解説

サトウキビ

 
3.5m24cm242515002000mm
 

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サトウキビ」の意味・わかりやすい解説

サトウキビ(甘蔗)
サトウキビ
Saccharum officinarum; sugar cane

イネ科の多年草。東アジアの熱帯原産と推定される。砂糖の原料植物としてキューバ,オーストラリア,台湾をはじめ南方地域で大規模に栽培されている。日本でもかつて四国 (特に香川) や熊本で栽培され,また南西諸島や小笠原諸島でも栽培されたが,現在はほとんどを輸入原糖に頼っている。茎は高さ2~4m,直径2~5cm,中実の円柱状で表面は緑色,黄緑色,紅紫色などで,さらに白色のろう物質でおおわれる。茎は 10~20%のショ糖を含み,そのまま噛んで甘い汁を吸うこともある。出穂直前の時期に茎を刈取り,圧縮してそのしぼり汁から原糖をとる。この原糖から煮沸,濃縮,結晶化を繰返して精製し,白砂糖をつくる。しぼり汁を発酵させた酒を糖酎といい,さらにこれを蒸留したものがラム酒で,西インド諸島で多く産する。

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栄養・生化学辞典 「サトウキビ」の解説

サトウキビ

 [Saccharum officinarum].カヤツリグサ目イネ科サトウキビ属の植物で,茎からショ糖(カンショ糖)をとる.

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世界大百科事典(旧版)内のサトウキビの言及

【砂糖】より




 

 ()()

【マデイラ[諸島]】より

…雨は冬に集中し夏は乾燥する。1420年ごろポルトガル人により発見され,数年後植民が行われてからサトウキビ,ブドウ,小麦の栽培が盛んとなり,砂糖が重要な貿易品となった。発見以来,南アメリカ,アフリカとポルトガルを結ぶ航路の中継港として重要な役割を果たした。…

※「サトウキビ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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