ナント(読み)なんと(英語表記)Nantes

翻訳|Nantes

デジタル大辞泉 「ナント」の意味・読み・例文・類語

ナント(Nantes)

フランス西部、ロアール川下流にある河港都市。食品機械・化学などの工業が発達。

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精選版 日本国語大辞典 「ナント」の意味・読み・例文・類語

ナント

 

(一)( Nantes ) 西西貿
 

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ナント」の意味・わかりやすい解説

ナント
なんと
Nantes


西27025119993033822015西383西5018西貿19貿


歴史


Anne de Bretagne14771514812152414()()15984()


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改訂新版 世界大百科事典 「ナント」の意味・わかりやすい解説

ナント
Nantes

フランス西部,ロアール・アトランティク県の県都。人口27万0474(1999)。ロアール河口のサン・ナゼール港の上流47kmにある。ブルトン語ではナオネド。その名はガリア人のナムネテス族の居住地であったことに由来する。939年にブルターニュ公国の主都。1598年アンリ4世がナントの王令を発した地として知られる。16~18世紀にはギニアで買った黒人奴隷をアンティル諸島に運んでサトウキビと換え,ナントで製糖するという三角貿易によって,フランス第1の港となった。大革命では王党派にくみし,革命派が王党派を大量に溺死刑に処した。19世紀に外港としてサン・ナゼールを開き,運河で結んだことにより,喫水8.25mの船舶まで入港可能になると共に,川中島のボーリューを中心に重化学工業が発展した。公の居城や大聖堂など15世紀以来の歴史的建造物や,18~19世紀そのままの旧街区と共に,第2次大戦後にル・コルビュジエが設計した南岸の近代的街区も有名である。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ナント」の意味・わかりやすい解説

ナント
Nantes

フランス西部,ロアールアトランティク県の県都。ロアール川下流,エルドル川 (ナント=ブレスト運河に続く) およびセーブルナンテーズ川との合流点にのぞむ河港・商工業都市。ローマの属州時代から商業,行政の一中心として栄えた。ブルターニュ公領時代にはその首都。 14世紀には亜麻布,塩などの輸出港となり,16世紀にはイングランド,スペイン,バルト海沿岸諸港とも交易。 18世紀には,アフリカ,アメリカ大陸との奴隷を仲介とした三角貿易の基地ともなり,フランスの貿易の中心となった。現在は,機械類,小麦粉などを輸出し,石炭,石油,鉄鉱などを輸入する。商業中心地でもあり,家畜,穀類,野菜,ワインを集散。工業も特に盛んで,18世紀からの伝統をもつ食品加工 (チョコレート,ビスケットなど) をはじめ,造船,金属,機械,化学などの諸工業が立地。ブルターニュ公の城 (15世紀) ,聖ピエール大聖堂 (15世紀) ,考古学博物館,美術館,大学がある。ロアール河口のサンナゼールとナント・サンナゼール都市圏計画が進行中。ナントの勅令 (1598) の発布地。作家ジュール=ベルヌの生地。人口 28万3288(2008)。

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百科事典マイペディア 「ナント」の意味・わかりやすい解説

ナント

 
西50km貿1514222828532006
 

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