ラテーヌ文化(読み)ラテーヌぶんか

精選版 日本国語大辞典 「ラテーヌ文化」の意味・読み・例文・類語

ラテーヌ‐ぶんか‥ブンクヮ【ラテーヌ文化】

 

(一)   ( La Tène ) 
 

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改訂新版 世界大百科事典 「ラテーヌ文化」の意味・わかりやすい解説

ラ・テーヌ文化 (ラテーヌぶんか)


5西11857La Tène

 oppidum4238haManching殿

 32退

 1西


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百科事典マイペディア 「ラテーヌ文化」の意味・わかりやすい解説

ラ・テーヌ文化【ラテーヌぶんか】

 
41550420西242030033001204120
 

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ラテーヌ文化」の意味・わかりやすい解説

ラ・テーヌ文化
らてーぬぶんか
La Tène

紀元前5~前1世紀にわたって中部ヨーロッパを中心に発達した鉄器時代の文化。その最盛期には、イングランドやピレネー山脈にも及んでいる。文化の名称は、スイスのヌーシャテル湖岸にあるラ・テーヌ遺跡からとったもので、この遺跡は、1907~17年にわたって組織的な発掘調査がなされた。その際、杭や丸太を渡した道路遺構や多数の木器、鉄器、青銅器類を出土したが、とくに鉄製の武器類が3分の1以上を占めていた。同文化の後半に営まれた祭祀(さいし)的な奉納地とみる説が強い。同文化の分布圏がケルト人の分布と重なるため、彼らの残したものとされ、剣の柄頭(つかがしら)や留針(とめばり)にある独特の曲線文は同文化を象徴している。

[前田 潮]

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世界大百科事典(旧版)内のラテーヌ文化の言及

【ケルト美術】より

…ケルト美術は,ヨーロッパの第二鉄器時代に当たるラ・テーヌ期(前5~後1世紀)の美術を指し(ラ・テーヌ文化),地域によっては(アイルランド,グレート・ブリテン島など),その伝統がさらに8世紀あまり続いた。従来はケルト美術を中部ヨーロッパの第一鉄器文化(いわゆるハルシュタット文化,前12世紀~前6世紀)にまでさかのぼらせていたが,近年はハルシュタット美術とラ・テーヌ美術はごく限定された影響関係(技法,動物主題,陶器などについて)をもつにすぎないとされるようになった。…

※「ラテーヌ文化」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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