分家(読み)ブンケ

デジタル大辞泉 「分家」の意味・読み・例文・類語

ぶん‐け【分家】

 
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精選版 日本国語大辞典 「分家」の意味・読み・例文・類語

ぶん‐け【分家】

 

(一)  
(二) 
(一)[](1794)
(三) 
(一)[](1898)
 

わけ‐や【分家】

  1. 〘 名詞 〙 分家(ぶんけ)のこと。

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改訂新版 世界大百科事典 「分家」の意味・わかりやすい解説

分家 (ぶんけ)




 調調

 123婿婿4

 西

 西


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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「分家」の意味・わかりやすい解説

分家
ぶんけ

 
42322323 ( ) 3婿婿4 ( ) 23  

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山川 日本史小辞典 改訂新版 「分家」の解説

分家
ぶんけ

家成員が分離して新たな家族を創設した場合,本家からみて,そうした分出行為で成立した家や,その後も本家・分家関係が維持されている場合には,かつて分出した家も分家と称される。各地の分家の形態はきわめて多様である。西日本では分出後数代たつと,本家・分家関係がとくに意識されず,系譜関係が忘却されていく傾向にある。同族結合の強固な東北日本では,系譜関係が超世代的に意識され,分家に対する本家の地位が高く多様な役割もともなう。奉公人分家といった非血縁の家成員の分家も存在し,孫分家も含めた本家・分家のまとまりが同族団を形成し,家屋敷や田畑の家産分与の有無で,従属分家と独立分家を明確に区分したりする。

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百科事典マイペディア 「分家」の意味・わかりやすい解説

分家【ぶんけ】

本家・分家

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「分家」の意味・わかりやすい解説

分家
ぶんけ

本家・分家

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世界大百科事典(旧版)内の分家の言及

【家】より

…生活保障のため血縁の擬制,拡大が行われるのである。血縁の拡大は,個々の家内部はもとより,家と家の連合,たとえば本家・分家の同族団の強化にも機能した。草鞋(わらじ)脱ぎ分家,雇人分家などがそうである。…

【おじ・おば(伯父・伯母∥叔父・叔母)】より

…中部地方などでも相続人以外の男子や女子は壮年になっても独立の家の主人・主婦とはなりえず,オジ・オバと呼ばれて終生生家に残留することも見られた。これらの地方では条件が整えば分家して本家との間に本分家の系譜関係にもとづく同族を形成し,本家のいわゆる権威的統制の強い生活組織をつくり出す例がしばしば見られたが,これは家族における兄弟姉妹序列の原理が家々の関係へと拡大されたものにほかならなかった。とりわけこのような兄弟間の序列が厳しい社会では,やがて相続人となるべき長子とそのほかの子どもとでは養育の仕方に差があり,長子は将来の家の相続者として,自他ともにその意識をもち家族内の位置にもそれにふさわしいものがあった。…

【親分・子分】より


()()()()婿()

【家族主義】より

…非血縁者を親族として養取することが多かっただけでなく,この種の雇人としての養取も,家の傍系(非嫡系)成員の一種とされた。彼ら住込み奉公人が主家で成人し,生家からではなく主家から分家(奉公人分家)させてもらって,傍系の親族成員(家族員)だった者の分家(親族分家)とともに,主家だった本家の分家として同族を構成した。住込み奉公人は住込み奉公中に能力により淘汰選抜されたから,奉公人分家を同族に含むことは,中国の宗族とは違って,実力主義の能力ある非血縁分家の起用を可能とした。…

【近世社会】より



【祖先崇拝】より

…非血縁者であってもその社会で認められた方法で養子となれば,養取者との間に正規の親子関係を成立させたことになり,養取者を通して養取者の〈先祖〉と〈先祖〉―〈子孫〉関係をもつことができる。非血縁者を分家とした場合も同様に,この擬制的親子関係を通じて,分家は集団の〈先祖〉の〈子孫〉となるのである。いずれの場合にせよ,父系(的)社会における〈先祖〉と〈子孫〉の原型的関係は父と子の関係である。…

【同族】より


()

【分知】より

…所領の一部を親族に分与することを指し,分地とも書く。ことに,江戸時代の武士は上級領主(将軍または大名)より所領を宛行(あてが)われたが,500石位以上の所領を有する武士は家名永続のため分家を創出するのが一般的であった。その際自己の所領の一部を分与し,独立した武士として幕府や藩に仕えさせるが,この分家を分知配当による分家という。…

【村入り】より

…他所から移住してきた家や村内で新たに分家した家がムラ(村)の成員となるために行う儀礼や手続。またムラにすでに存在する家へ婿養子に来たり,嫁入りしてきた者がムラの成員となる披露の儀礼もいう。…

※「分家」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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