別家(読み)ベッケ

デジタル大辞泉 「別家」の意味・読み・例文・類語

べっ‐け【別家】

 
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精選版 日本国語大辞典 「別家」の意味・読み・例文・類語

べっ‐け【別家】

 

(一)  
(二) 
(一)[]Becqe() ︿(160304)
(三) (  ) 
(一)[](1275)
(四) (  ) 
(一)[]()(西1694)
(五) 
(一)[]()(1711)
 

べっ‐か【別家】

  1. 〘 名詞 〙べっけ(別家)〔運歩色葉(1548)〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「別家」の意味・わかりやすい解説

別家
べっけ

 
使(1) (2)  () 2  

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山川 日本史小辞典 改訂新版 「別家」の解説

別家
べっけ

分家の別称でもあるが,術語としては,もっぱら商家同族団において,主人家族員の暖簾(のれん)分けを分家と称し,番頭を勤めあげた非血縁家成員の暖簾分けを別家と区別する。日本の分家慣行を考察する場合,親族的な系譜関係で結ばれておらず,暖簾という家の象徴と家産の分割によって成立する分家の一形態である別家(奉公人分家)を視野にいれることは,その特殊な性格を知るうえで重要視される。

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の別家の言及

【家】より

…また傍系血族が多く同居して,大家族などと呼ばれる状態を示した地方もあるが,多くは耕地の狭小や交通の隔絶地で分家が不可能になった所である。 町方に住む商工業者も多くは単婚小家族であったが,大商人などには手代・丁稚などが多数いて,手代が別家することも多かったが,その別家は主家に対して主従関係に近い状態を保っていた。庶民の中にも,その家の存続のために家訓を定めたり,分家の制限をしたこともある。…

【親分・子分】より


()()()()婿()

【手代】より


 宿退

【同族】より


()dozokuclansib()(西)︿︿︿

【のれん分け(暖簾分け)】より

…商家などで奉公人に別家を許すこと。17世紀以降,商人や職人の家屋の軒先に屋号,商品,商標などをデザイン化した暖簾を出すのが一般的になった。…

【番頭】より


12

【分家】より

…一般にある家族に属する家族員が分離して新たな家族を創設する分家行為によって形成された家族をいう。しかしながら日本では家族員の分離のすべてを分家と呼んできたわけではないし,分家行為によらない分家の例もしばしばみられた。分家はまず単なる家族員の分離ではなく,新たな家族の形成が社会的に承認されなければならない。村落社会においてはとくにこれが重要であって,社会的承認を得るための村への挨拶など数々の手続がみられた。…

【屋号】より


 

 

※「別家」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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