外呼吸(読み)ガイコキュウ

デジタル大辞泉 「外呼吸」の意味・読み・例文・類語

がい‐こきゅう〔グワイコキフ〕【外呼吸】

 
 

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精選版 日本国語大辞典 「外呼吸」の意味・読み・例文・類語

がい‐こきゅうグヮイコキフ【外呼吸】

  1. 〘 名詞 〙 呼吸器によって、空気または水から酸素をとり入れ、炭酸ガスを出す作用皮膚呼吸、肺呼吸、鰓(えら)呼吸などがある。⇔内呼吸

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「外呼吸」の意味・わかりやすい解説

外呼吸
がいこきゅう





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栄養・生化学辞典 「外呼吸」の解説

外呼吸

 肺胞での赤血球のガス交換.これに対して,体内の各組織における赤血球のガス交換を細胞呼吸(内呼吸)という.

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世界大百科事典(旧版)内の外呼吸の言及

【呼吸】より

…こうして,プネウマ説にはじまり,肺での空気の出入りを意味していた〈呼吸〉は,現代生物学の用語では,細胞での基質からの水素原子の取出しと,その水素を酸素と化合させる際のエネルギーを用いてのATP生成(酸化的リン酸化)を意味するに至っている。【長野 敬】
【呼吸の生化学】
 以上のような歴史的経過から,呼吸は古くは動物の呼吸運動をさす言葉であったものが,動物の外界とのガス交換(これを外呼吸という),さらに体液と細胞のガス交換(これを内呼吸という)をも含める言葉となった。そして,現在,生化学的には呼吸は次のように定義されている。…

【人工呼吸】より

呼吸の目的は,空気中の酸素を肺に吸い込み,肺では酸素を血液に与え,炭酸ガスを血液から取り除くことである。この過程は外呼吸とよばれる。肺で酸素をもらった血液は,からだ全体に流れていき,細胞や組織に酸素を放出し,炭酸ガスを取り込んで肺に戻ってくる。…

※「外呼吸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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