大庄屋(読み)オオジョウヤ

デジタル大辞泉 「大庄屋」の意味・読み・例文・類語

おお‐じょうや〔おほジヤウや〕【大×庄屋】

 
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精選版 日本国語大辞典 「大庄屋」の意味・読み・例文・類語

おお‐しょうやおほシャウや【大庄屋】

 

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改訂新版 世界大百科事典 「大庄屋」の意味・わかりやすい解説

大庄屋 (おおじょうや)


1713313112

 182030101164521518

 

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「大庄屋」の意味・わかりやすい解説

大庄屋
おおじょうや


700080001400015000()()()()()()()()()()()調()171116


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百科事典マイペディア 「大庄屋」の意味・わかりやすい解説

大庄屋【おおじょうや】

 
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山川 日本史小辞典 改訂新版 「大庄屋」の解説

大庄屋
おおじょうや

大肝煎(きもいり)・大名主(なぬし)・割元(わりもと)とも。近世の幕領や藩領で村をこえた広い領域におかれた地方(じかた)役人。熊本藩では惣庄屋,金沢藩では十村(とむら)という。管轄地域を組・郷・触・領・手永(てなが)・通(とおり)などとよぶ。幕府や藩から管下の村々への布達・伝達,村が提出する文書への奥書,普請場所の検分や村々の人別帳・明細帳の集中管理などが職務。円滑な地域行政遂行のためには有効だったが,世襲制による弊害も生じた。17世紀後半以降,藩によっては世襲制を廃止し,村役人のなかから能力に応じて抜擢するようになり,地方支配を代行する中間的官僚の性格が強くなった。幕領では,1713年(正徳3)不正を理由に廃止され,原則として復活されなかった。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大庄屋」の意味・わかりやすい解説

大庄屋
おおじょうや

 
 () 調 ( ,  )  

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旺文社日本史事典 三訂版 「大庄屋」の解説

大庄屋
おおじょうや

江戸時代,村役人の最上位の職
惣庄屋・与頭庄屋・割元 (わりもと) ・検断・十村 (とむら) ・郷頭などともいう。代官あるいは郡奉行の下に数か村ごとに置かれ,各村の庄屋・名主 (なぬし) を統率支配し,法令の伝達,願書・訴状の奥書,年貢・夫役の割付けなど農政を担当した。

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世界大百科事典(旧版)内の大庄屋の言及

【郡中惣代】より

…各地の幕領により,人数(1,2~十数名),名称,機能,性格に若干の違いがある。郡中惣代は1713年(正徳3)幕領に対して出されたいわゆる〈大庄屋廃止令〉以後,大庄屋の代りに置かれたものとされたり,藩領の大庄屋,大肝煎などと同質視されたりするが,別系統のものである。大庄屋が武士的身分を有し,支配機関としての性格が強いのに対し,郡中惣代は身分上,経済上の特権がない場合が多く,郡中各村の庄屋(名主)との間の書簡往復,寄合(〈郡中寄合〉)開催などの恒常的な連絡ルートによって全庄屋(名主)の総意を代表しうるなど,郡中村役人の代表=〈惣代〉としての性格を強くもつことが重要である。…

【十村】より

…加賀藩の農政機関の名称で,他領の大庄屋に相当し,農政実務の上で重要な役割を果たした。通説では1604年(慶長9)郡奉行の下に設置。…

※「大庄屋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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