天下り(読み)アマクダリ

デジタル大辞泉 「天下り」の意味・読み・例文・類語

あま‐くだり【天下り/天降り】

 
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1 
2 
3 退  

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改訂新版 世界大百科事典 「天下り」の意味・わかりやすい解説

天下り (あまくだり)


60退退50退︿︿2

 123103︿25︿19632調81601985︿

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「天下り」の意味・わかりやすい解説

天下り
あまくだり


退()40退退退

 200921退201120094

 



2009

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百科事典マイペディア 「天下り」の意味・わかりやすい解説

天下り【あまくだり】

 
25199891退退
 

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知恵蔵 「天下り」の解説

天下り

公務員が退職し、勤務した行政機関と関係の深い民間企業や政府関係機関、公益法人などの幹部職に就くこと。国家公務員法第103条は、「職員は、離職後2年間は、営利企業の地位で、その離職前5年間に在職していた人事院規則で定める国の機関、特定独立行政法人又は日本郵政公社と密接な関係にあるものに就くことを承諾し又は就いてはならない」と定めている。だが実際は、本省課長職以上にある者は、離職時に属していた機関からの申し入れにより、人事院が承認すれば民間企業の役職などに就任できる。課長補佐級以下の者には、人事院審査は不要。特殊法人などの政府関係機関や公益法人の役職への就任は、各府省の承認となっている。天下りは、公正な行政を妨げる恐れがあると批判されている。また天下った高級官僚が、次々と関係機関や民間企業を巨額の退職金を得ながら渡り歩くのも問題視されている。2004年度で人事院承認は89人。各府省承認は630人。

(新藤宗幸 千葉大学法経学部教授 / 2007年)


天下り

中央地方関係での天下りとは、いわゆるキャリア行政官が、「籍」を中央官庁に置きながら都道府県などに派遣されること。総務省からは、総務部長、財政課長、地方課長への派遣が多く、事業官庁の官僚は事業部課へ派遣されている。伝統的な理解では、中央はこれによって人事の面で地方政府をコントロールする。すなわち、中央官僚は、知事や議員が代表する地方政治を統制するために天下るとみる。しかしながら、異なる理解も可能である。これらの天下り官僚が、地方の側の行政能力を高め政治的資源となるとの見解である。しかし、この人事慣行には批判が強まっている。

(北山俊哉 関西学院大学教授 / 笠京子 明治大学大学院教授 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「天下り」の意味・わかりやすい解説

天下り
あまくだり
descent from heaven

 
退退25  

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世界大百科事典(旧版)内の天下りの言及

【国家公務員法】より


5︿使

※「天下り」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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