デジタル大辞泉 「官能」の意味・読み・例文・類語 かん‐のう〔クワン‐〕【官能】 1 生物の諸器官、特に感覚器官の働き。「官能検査」2 肉体的快感、特に性的感覚を享受する働き。「官能をくすぐられる」「官能美」[類語]感覚・知覚・五感・体感・肉感・感触・感じ・感・センス・錯覚・幻覚 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「官能」の意味・読み・例文・類語 かん‐のうクヮン‥【官能】 (一)〘 名詞 〙 (二)① 動物の感覚器官の働き、または諸器官の働き。肺臓の呼吸作用、耳の聴力の類。 (一)[初出の実例]﹁其中より全身諸物の名及び官能の綱領を述べ﹂(出典‥医範提綱︵1805︶題言) (三)② 感覚を起こさせる感覚器の働き。理性の働きのまじらない心の作用。感能。︹哲学字彙︵1881︶︺ (四)③ 肉体的満足、特に性欲を享受、充足する働き。 (一)[初出の実例]﹁ここ過ぎて官能の愉楽のそのに﹂(出典‥邪宗門︵1909︶︿北原白秋﹀父上に献ぐ) (五)④ 機能。︹哲学字彙︵1881︶︺ 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例