家禄(読み)カロク

デジタル大辞泉 「家禄」の意味・読み・例文・類語

か‐ろく【家×禄】

 
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2 91876  

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改訂新版 世界大百科事典 「家禄」の意味・わかりやすい解説

家禄 (かろく)


1876

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百科事典マイペディア 「家禄」の意味・わかりやすい解説

家禄【かろく】

 
1876
 

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「家禄」の意味・わかりやすい解説

家禄
かろく

 
321876 ( )  

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山川 日本史小辞典 改訂新版 「家禄」の解説

家禄
かろく

明治初年に旧来の俸禄に代わり政府が給与した禄米。1869年(明治2)の版籍奉還を契機に公家・武士を華族・士族・卒として家禄を定めた。武士の場合,旧藩主は現石の10%,藩士は元の禄高に応じて減額。廃藩置県後も継承し,72年の卒の廃止で平民になった者にも一代限りの終身禄を与えた。73年に財政負担軽減のため家禄奉還・家禄税導入,75年に石代相場で換算した現金支給としたうえで,76年に金禄公債発行による廃止を決定した。

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旺文社日本史事典 三訂版 「家禄」の解説

家禄
かろく

封建社会において,武士が主人よりうけた給与
その家に固着した俸禄で,世襲が原則。封建制成立期に発生し,太閤検地を経て江戸時代に完備。高禄者は知行取(領地給与),中・下級武士は蔵米取(米穀支給)であった。1876年廃止。

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普及版 字通 「家禄」の読み・字形・画数・意味

【家禄】かろく

世襲の禄。

字通「家」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の家禄の言及

【知行】より


 1867(3)69(2)7175() 

※「家禄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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