版籍奉還(読み)ハンセキホウカン

デジタル大辞泉 「版籍奉還」の意味・読み・例文・類語

はんせき‐ほうかん〔‐ホウクワン〕【版籍奉還】

明治2年(1869)全国の各藩主がその土地(版)と人民(籍)とを朝廷に返還したこと。明治政府による中央集権強化のための改革で、廃藩置県の前提となった。

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精選版 日本国語大辞典 「版籍奉還」の意味・読み・例文・類語

はんせき‐ほうかん‥ホウクヮン【版籍奉還】

 

(一)   
(一)[](1871)
 

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改訂新版 世界大百科事典 「版籍奉還」の意味・わかりやすい解説

版籍奉還 (はんせきほうかん)


186926︿691204調︿

 12435101102977869617︿4714625262274190460009261000187082

 

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百科事典マイペディア 「版籍奉還」の意味・わかりやすい解説

版籍奉還【はんせきほうかん】

 
18694
 

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「版籍奉還」の意味・わかりやすい解説

版籍奉還
はんせきほうかん


186926()()()()()()()()退()691()()61725()()1017()()

 

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「版籍奉還」の意味・わかりやすい解説

版籍奉還
はんせきほうかん

 
2 (1869)  ()  () 調12046  

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山川 日本史小辞典 改訂新版 「版籍奉還」の解説

版籍奉還
はんせきほうかん

幕藩体制解体の過程で実施された土地(版)・人民(籍)の朝廷(天皇)への返上政策。藩主が返還を願い出て,朝廷が聴許するというかたちがとられた。1868年(明治元)11月の姫路藩主の願いが最初。木戸孝允(たかよし)・大久保利通(としみち)らが推進役となり,翌年1月20日に薩長土肥の4藩主が連名で版籍奉還の上表文を朝廷に提出し,続いて他の藩主たちもこれにならった。上局会議や公議所の討議というかたちを整えたうえで6月17日から聴許,建白書未提出の14藩主には奉還を命じ,最終的には274の全藩主が奉還した。藩主はあらためて知藩事に任命され,地方長官として藩政を委任された。70年9月布告の藩制により藩の組織などを細部まで統一して各藩の藩政改革を促したが,71年7月に廃藩置県となった。

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旺文社日本史事典 三訂版 「版籍奉還」の解説

版籍奉還
はんせきほうかん

 
18692
退44  

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世界大百科事典(旧版)内の版籍奉還の言及

【藩政改革】より




 1868314︿69617625

※「版籍奉還」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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