デジタル大辞泉 「懇意」の意味・読み・例文・類語 こん‐い【懇意】 ﹇名・形動﹈ 1 親しく交際していること。仲よくつきあうこと。また、そのさま。﹁一〇年来懇意にしている﹂﹁懇意な間柄の人﹂ 2 親切な心。 ﹁御―の段忝存まする﹂︿伎・幼稚子敵討﹀ [類語]近い・緊密・接近・密接・親近・近接・不可分・濃い・切っても切れない・水いらず・親しい・近しい・心安い・気安い・睦(むつ)まじい・親密・昵(じっ)懇(こん)・懇親・別懇・懇(ねんご)ろ・親愛・和気藹(あい)藹(あい)・仲良し・気が置けない・人なつこい・取っ付きやすい・懐こい・如才ない・調子がいい・なれなれしい・馴染み深い・つうつう・つうかあ・息が合う・反りが合う・反り・馬が合う・気が合う・肌が合う・琴(きん)瑟(しつ)相和す・打てば響く・意気投合・心を通わす・心が通う・胸襟を開く・腹を割る・心を開く・心を許す・気を許す・肝胆相照らす・心を交わす・心を以て心に伝う・ファミリア・フレンドリー・アットホーム・ドメスティック・家庭的・打ち解ける・解け合う・馴染む・親しむ・友情・友愛・友誼・親睦・深交・交際・付き合い・交わり・人付き合い・触れ合い・社交・交友・交遊・友好・親交・交歓・交情・厚誼・高誼・好誼・よしみ 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「懇意」の意味・読み・例文・類語 こん‐い【懇意】 (一)〘 名詞 〙 (二)① 親切な心。心のこもった接し方をしようとする心。また、周到な心。︹日葡辞書︵1603‐04︶︺ (三)② ( 形動 ) 仲の良いこと。親しいこと。また、そのさま。昵懇(じっこん)。懇親。 (一)[初出の実例]﹁嶋田の宿は懇意之者共故、馬・川越随分念入﹂(出典‥杉風宛芭蕉書簡‐元祿七年︵1694︶閏五月二一日) (二)﹁始終顔を合せますので何時か懇意(コンイ)になり﹂(出典‥女難︵1903︶︿国木田独歩﹀五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例