摩擦電気(読み)マサツデンキ

デジタル大辞泉 「摩擦電気」の意味・読み・例文・類語

まさつ‐でんき【摩擦電気】

異なる二つ物質摩擦すると生じる正・負の電気エボナイト毛皮とを摩擦したときに、エボナイトには負の、毛皮には正の電気を生じるなど。

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精選版 日本国語大辞典 「摩擦電気」の意味・読み・例文・類語

まさつ‐でんき【摩擦電気】

  1. 〘 名詞 〙 異種の二つの物体を互いにこすり合わせたとき発生する電気。二つの物体にはそれぞれ正と負の電気が起こる。〔電気訳語集(1893)〕

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「摩擦電気」の意味・わかりやすい解説

摩擦電気
まさつでんき


湿elekton


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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「摩擦電気」の意味・わかりやすい解説

摩擦電気
まさつでんき
triboelectricity

 
22400V湿 30%12V  

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百科事典マイペディア 「摩擦電気」の意味・わかりやすい解説

摩擦電気【まさつでんき】

異なる物体を摩擦したとき生じる電気現象。毛皮−フランネル−象牙(ぞうげ)−羽毛−水晶−ガラス−綿−麻−絹−手−木材−シェラック−金属−硫黄−エボナイト(この配列を帯電列という)のうち二つを摩擦すれば前のものは正,あとのものは負に帯電する。

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改訂新版 世界大百科事典 「摩擦電気」の意味・わかりやすい解説

摩擦電気 (まさつでんき)

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世界大百科事典(旧版)内の摩擦電気の言及

【電気】より



※「摩擦電気」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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